2010年06月10日
2010年【春】遠征 vol.2 狙え!メーターオーバー!
実釣初日、昨年最終日に訪れた半島へ渡船で向かった。
1投目のルアーは最近パイロットルアーとして使っているZANMAI FAT8.5cmTypeⅠオレンジゴールド。昨年のシーズン終了間際からFATを多用しているが、初めての場所はTypeⅠで様子を見て、状況に応じてTypeⅡに移行する場合が多く、この日もTypeⅠで反応が無かったためTypeⅡにチェンジ、カラーは水質がやや濁り気味なのでFAT8.5cmのピンクバックゴールドヤマメ(アワビ)を選んだ。
↓無風の湖面は厳しい状況に思えたが...。

丁寧に丁寧に...ロッドから伝わるルアーの動きを確認しながら時々小さなアクションを与える程度のタダ巻き。まぁ、昨年は釣れなかった幻のイトウなので、今年も色々と試して挑戦みようと思っていた時でした。
それはあまりに突然の出来事。
今まで味わった事のない重量感がある「ドン!」というアタリと共にグイグイとトルクのある引きにZANMAI Revel trouts 7.6MTがバットから曲がるが、パワーのあるバットは魚に主導権を与えない。
そしてヤツが水面に顔を出した瞬間、ウォ~!イトウだ!体中に緊張が走る。
こだいらさんがネットを持って駆け寄ってくる。自分が今まで苦労していた事を知っているから無事にネットインしなきゃという緊張していたそうだが、しっかりとキャッチ!同行したメンバーも含め自分の事の様に喜んでくれた。ありがとう。
↓人生初のネイティブイトウ...74cm。少し赤みが残るメモリアルワン。

イトウをキャッチした場合は調査したい事があるらしく、漁協のN氏に連絡すると調査員らしき人と一緒に駆けつけてくれた。イトウに麻酔を掛けて各部の寸法を計測し、ウロコ、ヒレのサンプルを採取し、口の中の何かを調べていた。
麻酔が効いている内にタックルと記念撮影(笑)、麻酔が覚めるまで待ってからゆっくりとリリース。漁協N氏からリリースしてやって下さいとイトウを手渡された時、初めてイトウを釣ったんだという実感が湧いて来た。リリースする時にこれほど感傷的になったのは初めてでした。

しばらくすると、湖中に響き渡る大きな「キター!」の声。かなり遠くまでポイント探しに歩いていったザザギさんだ。あんたは織田裕二か?と突っ込みを入れたくなったが、あのザザギさんがそんな大きな声で喜びを表すくらい嬉しかったんだろうなぁ~(笑)
↓ザザギさん、雄叫びの1尾

午後になり風も少し出て来たので、メーターオーバーを狙うなら大きいルアーだろ~と、ZANMAI FAT 12cm のピンクバックゴールド純銀箔(リバーオールド特注イエローゴールド)を選択。
ルアーに動と静のメリハリを付けてアクションさせると...。
ドン!とアタリが。やった!またイトウだ!狙い通りにヒットさせたイトウ。1尾目より小さいがこれは嬉しかったなぁ。
↓2尾目の72cmとヒットルアー達

今度は近くで釣りをしていた、すぎさんのロッドが曲がっているじゃないですか。近づくと...ん?デカいぞ!すぎさん、みんなの声援を受けて慎重にやり取りして無事にキャッチ!85cmのグッドサイズなイトウ。すぎさん、やったね!
↓すぎさん、85cmのナイスワン!

夕刻、まだ夕マズメのチャンスタイムなので夕飯準備の間、浜で釣りをするけんぢさんにも待望のイトウがヒットしたらしいが、ネットイン前に逃走したとの事。
でも、まだ初日。まだまだ物語はこれからですよねっ!
1投目のルアーは最近パイロットルアーとして使っているZANMAI FAT8.5cmTypeⅠオレンジゴールド。昨年のシーズン終了間際からFATを多用しているが、初めての場所はTypeⅠで様子を見て、状況に応じてTypeⅡに移行する場合が多く、この日もTypeⅠで反応が無かったためTypeⅡにチェンジ、カラーは水質がやや濁り気味なのでFAT8.5cmのピンクバックゴールドヤマメ(アワビ)を選んだ。
↓無風の湖面は厳しい状況に思えたが...。

丁寧に丁寧に...ロッドから伝わるルアーの動きを確認しながら時々小さなアクションを与える程度のタダ巻き。まぁ、昨年は釣れなかった幻のイトウなので、今年も色々と試して挑戦みようと思っていた時でした。
それはあまりに突然の出来事。
今まで味わった事のない重量感がある「ドン!」というアタリと共にグイグイとトルクのある引きにZANMAI Revel trouts 7.6MTがバットから曲がるが、パワーのあるバットは魚に主導権を与えない。
そしてヤツが水面に顔を出した瞬間、ウォ~!イトウだ!体中に緊張が走る。
こだいらさんがネットを持って駆け寄ってくる。自分が今まで苦労していた事を知っているから無事にネットインしなきゃという緊張していたそうだが、しっかりとキャッチ!同行したメンバーも含め自分の事の様に喜んでくれた。ありがとう。
↓人生初のネイティブイトウ...74cm。少し赤みが残るメモリアルワン。


イトウをキャッチした場合は調査したい事があるらしく、漁協のN氏に連絡すると調査員らしき人と一緒に駆けつけてくれた。イトウに麻酔を掛けて各部の寸法を計測し、ウロコ、ヒレのサンプルを採取し、口の中の何かを調べていた。
麻酔が効いている内にタックルと記念撮影(笑)、麻酔が覚めるまで待ってからゆっくりとリリース。漁協N氏からリリースしてやって下さいとイトウを手渡された時、初めてイトウを釣ったんだという実感が湧いて来た。リリースする時にこれほど感傷的になったのは初めてでした。
しばらくすると、湖中に響き渡る大きな「キター!」の声。かなり遠くまでポイント探しに歩いていったザザギさんだ。あんたは織田裕二か?と突っ込みを入れたくなったが、あのザザギさんがそんな大きな声で喜びを表すくらい嬉しかったんだろうなぁ~(笑)
↓ザザギさん、雄叫びの1尾


午後になり風も少し出て来たので、メーターオーバーを狙うなら大きいルアーだろ~と、ZANMAI FAT 12cm のピンクバックゴールド純銀箔(リバーオールド特注イエローゴールド)を選択。
ルアーに動と静のメリハリを付けてアクションさせると...。
ドン!とアタリが。やった!またイトウだ!狙い通りにヒットさせたイトウ。1尾目より小さいがこれは嬉しかったなぁ。
↓2尾目の72cmとヒットルアー達

今度は近くで釣りをしていた、すぎさんのロッドが曲がっているじゃないですか。近づくと...ん?デカいぞ!すぎさん、みんなの声援を受けて慎重にやり取りして無事にキャッチ!85cmのグッドサイズなイトウ。すぎさん、やったね!
↓すぎさん、85cmのナイスワン!


夕刻、まだ夕マズメのチャンスタイムなので夕飯準備の間、浜で釣りをするけんぢさんにも待望のイトウがヒットしたらしいが、ネットイン前に逃走したとの事。
でも、まだ初日。まだまだ物語はこれからですよねっ!
2010年06月08日
2010年【春】遠征 vol.1 狙え!メーターオーバー!
ここは北の果てにあるイトウが棲むダム湖。
幻と云われるイトウが漁協や地元有志の手によって守られており、
決して簡単ではないが条件が合えば誰もがイトウを狙える湖だ。
この湖の素晴しさはイトウと出会えるチャンスがあるばかりではない。
北欧かと思わせる景色も自分は好きだ。
釣りをしない時は、のんびりと湖畔を散策して景色を楽しんだり、
焚き火を囲んで仲間と杯を傾ける最高のひと時が楽しめる。
そんな湖に今年も仕事や各自の都合をやり繰りして、
メーターオーバーに挑戦する5人が集まった。
こだいらさん、けんぢさんと約19時間の船旅を終え、
ザザギさん、すぎさんの待つ新千歳空港へ。
千歳駅周辺で買い物を済ませた後、道央道を北上し、
夕焼けに染まるダム湖に到着すると相変わらず素晴らしい景色が広がっていた。
幻と云われるイトウが漁協や地元有志の手によって守られており、
決して簡単ではないが条件が合えば誰もがイトウを狙える湖だ。
この湖の素晴しさはイトウと出会えるチャンスがあるばかりではない。
北欧かと思わせる景色も自分は好きだ。
釣りをしない時は、のんびりと湖畔を散策して景色を楽しんだり、
焚き火を囲んで仲間と杯を傾ける最高のひと時が楽しめる。
そんな湖に今年も仕事や各自の都合をやり繰りして、
メーターオーバーに挑戦する5人が集まった。
こだいらさん、けんぢさんと約19時間の船旅を終え、
ザザギさん、すぎさんの待つ新千歳空港へ。
千歳駅周辺で買い物を済ませた後、道央道を北上し、
夕焼けに染まるダム湖に到着すると相変わらず素晴らしい景色が広がっていた。
2010年05月27日
狙え!メーターオーバー!
忙しかった4~5月の仕事も残すところあと僅か。
肉体的にも精神的にも疲れちゃって負けそうだったけど、一緒に頑張っている協力会社の監督さんや、一流の職人さんに支えられて何とか終了~♪と思ったら、工程が延びてしまい終わりが6月になってしまった。(; ̄□ ̄) マズイ!28日からの北海道遠征参加に暗雲が。
でも、北海道行きは仕事の予定より先に決まっていたから...。
何とか仲間に代行をお願いしてOK!を頂いた。ありがと~( v^-゚)ぶぃ♪
土産を買ってくるからねっ。(何回も言うけどイクラは秋ですから...(^◇^;ゞ )
今年の北海道遠征(春)は、車で行くことにしたので大洗~苫小牧間をフェリーを使用する。飛行機代より高いが愛車と北海道の大地を走れるので楽しみ♪
メンバーは昨年同様、こだいらさん、すぎさん、そして新たにザザギさんとけんぢさんを加えた5名となり、日程も5月28日の午後に出発し、6月5日の夕方に帰宅する8泊9日の少し長い釣行だ。
合言葉は「狙え!メーターオーバー!」
肉体的にも精神的にも疲れちゃって負けそうだったけど、一緒に頑張っている協力会社の監督さんや、一流の職人さんに支えられて何とか終了~♪と思ったら、工程が延びてしまい終わりが6月になってしまった。(; ̄□ ̄) マズイ!28日からの北海道遠征参加に暗雲が。
でも、北海道行きは仕事の予定より先に決まっていたから...。
何とか仲間に代行をお願いしてOK!を頂いた。ありがと~( v^-゚)ぶぃ♪
土産を買ってくるからねっ。(何回も言うけどイクラは秋ですから...(^◇^;ゞ )
今年の北海道遠征(春)は、車で行くことにしたので大洗~苫小牧間をフェリーを使用する。飛行機代より高いが愛車と北海道の大地を走れるので楽しみ♪
メンバーは昨年同様、こだいらさん、すぎさん、そして新たにザザギさんとけんぢさんを加えた5名となり、日程も5月28日の午後に出発し、6月5日の夕方に帰宅する8泊9日の少し長い釣行だ。
合言葉は「狙え!メーターオーバー!」
2009年09月09日
知床でカラフトマス
ランカーズのメンバーと合流し総勢15名となった一行は、まだ薄暗い相泊港を出港し今日の目的地であるペキンノ鼻へ向かうが、自分が乗った船は途中のモイレウシで降りる釣り人が居たために船を接岸させようとすると.....。
ヒグマだ!まだ薄暗くてよく見えないが、モイレウシ川の河口から50mくらい上流の木陰に動くヒグマの姿が確認される。先行していた釣り人は気付いていないのかヒグマの方向へ歩いていくので、船頭さんが「お~い!ヒグマが居るぞ~!」と叫ぶが、釣りに夢中になっている釣り人は気付いていないのか?緊張が走る船上。
全員で「おーい、熊が後ろに居るぞ!」と叫ぶ。後から接岸しようとした船もヒグマに気付いて一度離れ様子を見ている。ヒグマが移動する様子もないので離れた場所に釣り人を降ろして船頭さん2名が見張りに付いていた。いきなり知床の歓迎を受けて大興奮。O(*≧□≦)o
皆から30分ほど遅れてペキンノ鼻にある番屋へ向かうと、こっちにもヒグマが居る。船頭さんがチェーンソーを持ってヒグマを釣り人に近付けない様に威嚇するが、遡上するカラフトマスを食べる事に夢中になっているヒグマは時折こちらを気にするもののお構いなしだ。
*写真は全てクリックで大きくなります。一部の写真は小平さんの一眼レフのを頂きました。

一定の距離を保ったまま接近しないヒグマですが、釣り人の安全確保のため船頭さんが常に見張ってくれているので釣りを開始する事にしたが、後方を気にしながらの釣りは妙な緊張感がありましたね。(^◇^;ゞ
*ずっとクマを見張ってくれていた。チェーンソーの使い方も教えてもらった。

事前に調査したカラフトマスをミノーで攻略する方法ですが、スローでただ巻きがいい、リフト&フォールが効くよ、リアクションで喰わせる等々、十人十色の意見があるので、まずはZANMAI12cmファットのピンクバックゴールドをキャストし、ただ巻きから軽いトゥイッチで誘ってみるが反応無し。それならサイズを8.5cmに落として、カラーはアワビピンクのオレンジバックをチョイス。こいつは芦ノ湖の大物?に一度切られた上にリップまで折られたけど回収出来た奇跡のルアーだ。
同じ様にスローのただ巻きから時々アクションを加えて誘っていると突然ガン!という衝撃と共にドラグが走った。追い合わせを入れて強烈な引きに耐えながらジワジワと寄せて来ると、後ろで見ていた五十嵐さんが「銀ピカだ」と言う。(この時は銀ピカの意味をよく理解していなかった)
何とか波打ち際まで寄せて写真を撮ろうとした僅かな隙を突いて逃げられた(涙。銀ピカ=美味い=キープという図式が頭になく、初めて大物を釣った不慣れな自分のツメが甘かったと後悔するも時既に遅し。
それでも、ミノーに反応する事が判り一安心。ZANMAIのBeat Up 130やJun110、TOMのグリグリ130といった、細長いルアーも試したのですが反応はイマイチで、ファット8.5cmもカラーを変えるとやはり反応が悪く、結局ずっとアワビピンクのみを使用、小平さんも赤金のみだったと思います。やはり、赤やピンクと言ったカラーが強いのでしょうね。
イクラや身を食べるにはメスがいいのですが、やはりカッコいいセッパリのオスが釣りたいなぁ~なんて思っていたら釣れましたよ!カッコいいなぁ~、凄い口しているなぁ~、セッパリの中には何が入っているのかなぁ~なんて見とれちゃいましたが、オスは要らないというので速やかにリリース。
*ZANMAIから来年リリース予定の湖、本流用ロッドのプロトをお借りしましたが、もの凄く軽く、パワーも大型に負けず、ミノーの操作性がバッチリでした。発売が楽しみなロッドですよ~!


しばらくカラフトマスの引きを楽しみましたが、いつもの悪いクセで簡単に釣れると飽きてきた。イクラの醤油漬け作りに挑戦したり、ペキンノ鼻へ登ってみたり、ヒグマが遡上するカラフトマスを食べる姿を観察したりと、知床は釣り以外にも色々と遊ばせてもらいました。残念なのは、ヒグマ出没のため、ペキン川でオショロコマ釣りが出来なかった事くらいかな。
*お借りした番屋とその内部。焚き火をすれば話は盛り上がる。イクラを美味しく食べるには手間が掛かるのだ。

*ペキンノ鼻へ登りました。

夕食は外で焚き火をしながら釣り談義と楽しみにしていましたが、ヒグマが出てきているので大小2棟ある番屋の内、大きい方を寝室用、小さい方を宴会用にする事に。ランカーズの五十嵐さんが準備してくれた、豚、牛以外にも鹿や羊、ヒグマといった北海道ならではの食材を使った焼肉で盛り上がる。ヒグマの意外な美味さにビックリ。野生動物でも下ごしらえを上手くやれば美味しく食べられるそうだ。
*左から...銀ピカはお持ち帰り。楽しい宴会。集合写真。ペキン川の流れ(この上流にオショロコマの楽園があるらしいのだが...)

美味い肉なので、本当はもっと飲みたかったが夜間のトイレに行きたくないので少々自粛気味。SKAGIT DESIGGNSの皆川さんと新宿サンスイの中村さんの掛け合いや、ssyレーベル清水さんの話しは本当に面白く、楽しい宴会はあっ!という間に終わってしまった。寝室用の番屋へ戻る時は辺りを見回し、ヒグマが居ない事を良く確認しないと危険だ。暗がりで相手が見えないとマジに恐い。(見えたらもっと恐いかな?)
寝室用番屋で戻っても皆川節が炸裂しなかなか眠れないが、早起きの疲れからか徐々に寝息を立てている人も居る。すると、同行した少年が用足しに外へ行ったと思ったらすぐに戻って来て「何か居る!!」
えっ?ヒグマが接近して来たか?ライトを持って外へ行くと波打ち際にキタキツネの姿が。(^◇^;ゞ あはは!キツネじゃん!と、思ったら、遠くに動く影が。
ヒグマだ!まだ喰ってるのか?ライトでヒグマを照らしてみると、近くにもう1頭いるぞ!昼間も交互に2頭のヒグマを確認したが、夜になって一緒に出てきたのか?遠くなので問題無いだろうと、みんな一安心して寝袋に入る。
ん?小平さんたち数人が居ない?まだ飲んでいるのか?本当に好きだなぁ~なんて、この時はあまり気にする事はありませんでしたが、この後小さい番屋に居たメンバーに恐怖が迫っていたのだ。
詳しくはこちら
翌朝もカラフトマスを狙うがあまりに釣り過ぎて少々飽きたため、写真を撮ったり付近を散策したりしてのんびり過した。帰り支度をしているメカバーは少し無口。祭りの後...寂しいな。ちょっとセンチな気分になってしまった。
*カラフトマスの遡上

*帰り船に乗船する時は少し寂しい。綺麗な景色、知床に乾杯!

銀ピカを送るために、宅急便の手続きをしている間、少しだけ羅臼川でロッドを出してみた。下流域なので昨日よりカラフトや鮭の姿が多くみられる。そいつらを避けながら、オショロコマを狙うがチェイスは無くダメかなぁ~と油断した時、カラフトを避けたアクションに別のヤツが口を使ってしまった。
ゲゲッ!ロッドを折ったら笑われるだろうし、ルアーも盗られたくないなぁ。慎重に流れの緩い場所まで誘導して何とかキャッチ。写真だけ1枚撮らせてもらい速やかにリリース。これにて知床の釣りは終了~。
*帰りの羅臼川でSolist 50MDⅡのオオツカオリカラにヒットしてしまったカラフトと、絶品イクラ丼

知床半島ペキンノ鼻。番屋に泊まってカラフトマスを釣ろう~。こんな経験はなかなか出来るモノでは無いと思う。ベテランアングラーの皆さん、北海道の釣りに精通しているランカーズ釧路の五十嵐さん、安全にそして楽しく遊ばせて頂き、未熟な自分を暖かく迎え入れてくれた皆さんには本当に感謝です。そして日本最後の秘境と呼ばれる知床も圧倒的な自然で迎えてくれたのでした。
今回の釣旅はこの釣りに精通しているアングラーの協力無しでは実現出来なかった。そして彼らの注意やアドバイスを守ったからこそ実現したと思う。ヒグマに関しては事前に習性や遭遇した時の対応を可能な限り調べていたが、実際にヒグマを前にして最初に見た時の緊張感が翌日には薄れている気がした。ヒグマも同じではないだろうか。人間に恐怖しなくなったヒグマは人間との距離が徐々に近くなり、いつか接触して事故が起きないだろうか?という危惧の念を抱いた。
知床半島は世界自然遺産に登録された。本来自然を守る(残す)ために登録されたはずでヒグマのテリトリーで人間が遊ばせてもらっているだけ。ここで事故が起きたら間違い無く、この釣りは出来なくなるだろう。それは自己責任では済まされることではなく、多くの関係者に迷惑を掛けるのだ。
いつまでも、こんな楽しい釣りが出来る環境を残すのは政治家ではなく、ひとりひとりのアングラーだと思う。
ヒグマだ!まだ薄暗くてよく見えないが、モイレウシ川の河口から50mくらい上流の木陰に動くヒグマの姿が確認される。先行していた釣り人は気付いていないのかヒグマの方向へ歩いていくので、船頭さんが「お~い!ヒグマが居るぞ~!」と叫ぶが、釣りに夢中になっている釣り人は気付いていないのか?緊張が走る船上。
全員で「おーい、熊が後ろに居るぞ!」と叫ぶ。後から接岸しようとした船もヒグマに気付いて一度離れ様子を見ている。ヒグマが移動する様子もないので離れた場所に釣り人を降ろして船頭さん2名が見張りに付いていた。いきなり知床の歓迎を受けて大興奮。O(*≧□≦)o
皆から30分ほど遅れてペキンノ鼻にある番屋へ向かうと、こっちにもヒグマが居る。船頭さんがチェーンソーを持ってヒグマを釣り人に近付けない様に威嚇するが、遡上するカラフトマスを食べる事に夢中になっているヒグマは時折こちらを気にするもののお構いなしだ。
*写真は全てクリックで大きくなります。一部の写真は小平さんの一眼レフのを頂きました。


一定の距離を保ったまま接近しないヒグマですが、釣り人の安全確保のため船頭さんが常に見張ってくれているので釣りを開始する事にしたが、後方を気にしながらの釣りは妙な緊張感がありましたね。(^◇^;ゞ
*ずっとクマを見張ってくれていた。チェーンソーの使い方も教えてもらった。
事前に調査したカラフトマスをミノーで攻略する方法ですが、スローでただ巻きがいい、リフト&フォールが効くよ、リアクションで喰わせる等々、十人十色の意見があるので、まずはZANMAI12cmファットのピンクバックゴールドをキャストし、ただ巻きから軽いトゥイッチで誘ってみるが反応無し。それならサイズを8.5cmに落として、カラーはアワビピンクのオレンジバックをチョイス。こいつは芦ノ湖の大物?に一度切られた上にリップまで折られたけど回収出来た奇跡のルアーだ。
同じ様にスローのただ巻きから時々アクションを加えて誘っていると突然ガン!という衝撃と共にドラグが走った。追い合わせを入れて強烈な引きに耐えながらジワジワと寄せて来ると、後ろで見ていた五十嵐さんが「銀ピカだ」と言う。(この時は銀ピカの意味をよく理解していなかった)
何とか波打ち際まで寄せて写真を撮ろうとした僅かな隙を突いて逃げられた(涙。銀ピカ=美味い=キープという図式が頭になく、初めて大物を釣った不慣れな自分のツメが甘かったと後悔するも時既に遅し。
それでも、ミノーに反応する事が判り一安心。ZANMAIのBeat Up 130やJun110、TOMのグリグリ130といった、細長いルアーも試したのですが反応はイマイチで、ファット8.5cmもカラーを変えるとやはり反応が悪く、結局ずっとアワビピンクのみを使用、小平さんも赤金のみだったと思います。やはり、赤やピンクと言ったカラーが強いのでしょうね。
イクラや身を食べるにはメスがいいのですが、やはりカッコいいセッパリのオスが釣りたいなぁ~なんて思っていたら釣れましたよ!カッコいいなぁ~、凄い口しているなぁ~、セッパリの中には何が入っているのかなぁ~なんて見とれちゃいましたが、オスは要らないというので速やかにリリース。
*ZANMAIから来年リリース予定の湖、本流用ロッドのプロトをお借りしましたが、もの凄く軽く、パワーも大型に負けず、ミノーの操作性がバッチリでした。発売が楽しみなロッドですよ~!
しばらくカラフトマスの引きを楽しみましたが、いつもの悪いクセで簡単に釣れると飽きてきた。イクラの醤油漬け作りに挑戦したり、ペキンノ鼻へ登ってみたり、ヒグマが遡上するカラフトマスを食べる姿を観察したりと、知床は釣り以外にも色々と遊ばせてもらいました。残念なのは、ヒグマ出没のため、ペキン川でオショロコマ釣りが出来なかった事くらいかな。
*お借りした番屋とその内部。焚き火をすれば話は盛り上がる。イクラを美味しく食べるには手間が掛かるのだ。
*ペキンノ鼻へ登りました。
夕食は外で焚き火をしながら釣り談義と楽しみにしていましたが、ヒグマが出てきているので大小2棟ある番屋の内、大きい方を寝室用、小さい方を宴会用にする事に。ランカーズの五十嵐さんが準備してくれた、豚、牛以外にも鹿や羊、ヒグマといった北海道ならではの食材を使った焼肉で盛り上がる。ヒグマの意外な美味さにビックリ。野生動物でも下ごしらえを上手くやれば美味しく食べられるそうだ。
*左から...銀ピカはお持ち帰り。楽しい宴会。集合写真。ペキン川の流れ(この上流にオショロコマの楽園があるらしいのだが...)
美味い肉なので、本当はもっと飲みたかったが夜間のトイレに行きたくないので少々自粛気味。SKAGIT DESIGGNSの皆川さんと新宿サンスイの中村さんの掛け合いや、ssyレーベル清水さんの話しは本当に面白く、楽しい宴会はあっ!という間に終わってしまった。寝室用の番屋へ戻る時は辺りを見回し、ヒグマが居ない事を良く確認しないと危険だ。暗がりで相手が見えないとマジに恐い。(見えたらもっと恐いかな?)
寝室用番屋で戻っても皆川節が炸裂しなかなか眠れないが、早起きの疲れからか徐々に寝息を立てている人も居る。すると、同行した少年が用足しに外へ行ったと思ったらすぐに戻って来て「何か居る!!」
えっ?ヒグマが接近して来たか?ライトを持って外へ行くと波打ち際にキタキツネの姿が。(^◇^;ゞ あはは!キツネじゃん!と、思ったら、遠くに動く影が。
ヒグマだ!まだ喰ってるのか?ライトでヒグマを照らしてみると、近くにもう1頭いるぞ!昼間も交互に2頭のヒグマを確認したが、夜になって一緒に出てきたのか?遠くなので問題無いだろうと、みんな一安心して寝袋に入る。
ん?小平さんたち数人が居ない?まだ飲んでいるのか?本当に好きだなぁ~なんて、この時はあまり気にする事はありませんでしたが、この後小さい番屋に居たメンバーに恐怖が迫っていたのだ。
詳しくはこちら
翌朝もカラフトマスを狙うがあまりに釣り過ぎて少々飽きたため、写真を撮ったり付近を散策したりしてのんびり過した。帰り支度をしているメカバーは少し無口。祭りの後...寂しいな。ちょっとセンチな気分になってしまった。
*カラフトマスの遡上
*帰り船に乗船する時は少し寂しい。綺麗な景色、知床に乾杯!
銀ピカを送るために、宅急便の手続きをしている間、少しだけ羅臼川でロッドを出してみた。下流域なので昨日よりカラフトや鮭の姿が多くみられる。そいつらを避けながら、オショロコマを狙うがチェイスは無くダメかなぁ~と油断した時、カラフトを避けたアクションに別のヤツが口を使ってしまった。
ゲゲッ!ロッドを折ったら笑われるだろうし、ルアーも盗られたくないなぁ。慎重に流れの緩い場所まで誘導して何とかキャッチ。写真だけ1枚撮らせてもらい速やかにリリース。これにて知床の釣りは終了~。
*帰りの羅臼川でSolist 50MDⅡのオオツカオリカラにヒットしてしまったカラフトと、絶品イクラ丼
知床半島ペキンノ鼻。番屋に泊まってカラフトマスを釣ろう~。こんな経験はなかなか出来るモノでは無いと思う。ベテランアングラーの皆さん、北海道の釣りに精通しているランカーズ釧路の五十嵐さん、安全にそして楽しく遊ばせて頂き、未熟な自分を暖かく迎え入れてくれた皆さんには本当に感謝です。そして日本最後の秘境と呼ばれる知床も圧倒的な自然で迎えてくれたのでした。
今回の釣旅はこの釣りに精通しているアングラーの協力無しでは実現出来なかった。そして彼らの注意やアドバイスを守ったからこそ実現したと思う。ヒグマに関しては事前に習性や遭遇した時の対応を可能な限り調べていたが、実際にヒグマを前にして最初に見た時の緊張感が翌日には薄れている気がした。ヒグマも同じではないだろうか。人間に恐怖しなくなったヒグマは人間との距離が徐々に近くなり、いつか接触して事故が起きないだろうか?という危惧の念を抱いた。
知床半島は世界自然遺産に登録された。本来自然を守る(残す)ために登録されたはずでヒグマのテリトリーで人間が遊ばせてもらっているだけ。ここで事故が起きたら間違い無く、この釣りは出来なくなるだろう。それは自己責任では済まされることではなく、多くの関係者に迷惑を掛けるのだ。
いつまでも、こんな楽しい釣りが出来る環境を残すのは政治家ではなく、ひとりひとりのアングラーだと思う。
2009年09月07日
オショロコマと遊ぶ
世界自然遺産に登録された知床半島で、オショロコマとカラフトマスを釣ろう~!(別にそんな名前は付いていませんが)ツアーに参加して来ました。
釣りも楽しみですが、初めて訪れる知床半島は旅としてもス・テ・キ!(^◇^;ゞ
9月4日(金)、7時40分発JAL1145便にて羽田空港から釧路空港へ、空港からはレンタカーを借りて一路ランカーズ釧路へ向かい、今回お世話になる五十嵐さんと簡単な打合わせと、各自必要な釣具を補充した。

それにしてもランカーズ釧路の店内は釣り人にとって何時間居ても飽きないくらいの品揃えで廃盤ルアーや珍しいルアーも沢山あり、時間が経つのも忘れてしまいそう(汗。
途中コンビニに寄り昼食タイムを済ませ道の駅「知床・らうす」に到着。あぁ~、本当に知床まで来たんだなぁ~という、実感がヒシヒシと湧いて来る。問答無用で会社からの電話にちょっと現実に戻されるが、すぐに気持ちを切り替え、1日目の宿泊先「らうす第一ホテル」にチェックイン。
ホテルの前には羅臼川が流れており、渓流の宝石と呼ばれる「オショロコマ」が釣れるらしいので、早速準備して小平さんと釣りに行く事にした。車道を少し歩き適当な場所から入渓、小平さんがキャストすると数投で小型だが綺麗なオショロコマがヒット!う~ん、綺麗な魚体にしばし見惚れる。

渓流初心者の自分にもヒットするほど魚影は濃いのだが、ヘタクソな自分はバラしてばかりなのに、小平さんは順調に釣り上げる。やっぱり渓流に入った時の小平さんは凄いなぁ~なんて感心していると、贅沢にも小平さんの個人レッスン開始です。魚の付き場やトレースコース、アクションの付け方等々、丁寧に教えてもらうとヒット率が大幅アップ。

でも、バックハンドやアンダーハンド、色々なキャスト方法の習得と、キャスト精度を上げないとポイントを潰してばかりで、釣りにならないなぁ~と実感。それでも魚影が濃いのが幸いして渓流で釣る楽しみが味わえました。北海道の渓流は初心者にも優しいなぁ(笑。
ルアーを追うオショロコマの姿に混ざって、川を上るカラフトや鮭?みたいな魚影も確認され、そいつらがヒットしない様に避けながら短くも内容の濃い時間は、あっという間に終了。
もう少し、ゆっくりじっくり釣りをしたかったけど、翌日は早朝3時にホテルを出発して相泊港からペキンノ鼻に渡船し、カラフトマスに挑戦のためホテルに戻って温泉で英気を養う事にしました。
のんびり露天風呂で汗を流した後は夕食を兼ねたプチ宴会。もちろん釣りの話で盛り上がったが、翌日の早起きに備えて早々に就寝。夜中から降り出した雨は、出発時間になっても止む気配は無くテンションダウン。知床の神に見放されたか.....。
↓ペキンノ鼻の位置と雨の中、船に荷物を積み込む

今日はここまで.....
釣りも楽しみですが、初めて訪れる知床半島は旅としてもス・テ・キ!(^◇^;ゞ
9月4日(金)、7時40分発JAL1145便にて羽田空港から釧路空港へ、空港からはレンタカーを借りて一路ランカーズ釧路へ向かい、今回お世話になる五十嵐さんと簡単な打合わせと、各自必要な釣具を補充した。
それにしてもランカーズ釧路の店内は釣り人にとって何時間居ても飽きないくらいの品揃えで廃盤ルアーや珍しいルアーも沢山あり、時間が経つのも忘れてしまいそう(汗。
途中コンビニに寄り昼食タイムを済ませ道の駅「知床・らうす」に到着。あぁ~、本当に知床まで来たんだなぁ~という、実感がヒシヒシと湧いて来る。問答無用で会社からの電話にちょっと現実に戻されるが、すぐに気持ちを切り替え、1日目の宿泊先「らうす第一ホテル」にチェックイン。
ホテルの前には羅臼川が流れており、渓流の宝石と呼ばれる「オショロコマ」が釣れるらしいので、早速準備して小平さんと釣りに行く事にした。車道を少し歩き適当な場所から入渓、小平さんがキャストすると数投で小型だが綺麗なオショロコマがヒット!う~ん、綺麗な魚体にしばし見惚れる。
渓流初心者の自分にもヒットするほど魚影は濃いのだが、ヘタクソな自分はバラしてばかりなのに、小平さんは順調に釣り上げる。やっぱり渓流に入った時の小平さんは凄いなぁ~なんて感心していると、贅沢にも小平さんの個人レッスン開始です。魚の付き場やトレースコース、アクションの付け方等々、丁寧に教えてもらうとヒット率が大幅アップ。
でも、バックハンドやアンダーハンド、色々なキャスト方法の習得と、キャスト精度を上げないとポイントを潰してばかりで、釣りにならないなぁ~と実感。それでも魚影が濃いのが幸いして渓流で釣る楽しみが味わえました。北海道の渓流は初心者にも優しいなぁ(笑。
ルアーを追うオショロコマの姿に混ざって、川を上るカラフトや鮭?みたいな魚影も確認され、そいつらがヒットしない様に避けながら短くも内容の濃い時間は、あっという間に終了。
もう少し、ゆっくりじっくり釣りをしたかったけど、翌日は早朝3時にホテルを出発して相泊港からペキンノ鼻に渡船し、カラフトマスに挑戦のためホテルに戻って温泉で英気を養う事にしました。
のんびり露天風呂で汗を流した後は夕食を兼ねたプチ宴会。もちろん釣りの話で盛り上がったが、翌日の早起きに備えて早々に就寝。夜中から降り出した雨は、出発時間になっても止む気配は無くテンションダウン。知床の神に見放されたか.....。
↓ペキンノ鼻の位置と雨の中、船に荷物を積み込む
今日はここまで.....
2009年08月31日
世界自然遺産での釣り
約2ヶ月前、それは突然の電話から始まった。
「知床の番屋って知っていますか?そこに泊まってカラフトマスや近くの小河川でオショロコマを釣るという話がありますが如何ですか?」
番屋に泊まってカラフトマス...雑誌やテレビで見た事があったかも知れないが、別世界の話でその時は気にも留めていなかった。オショロコマだって、前に管理釣り場の王禅寺で釣った事があるくらいで具体的にターゲットとして考えた事はない。でも、それが現実の話になってしまった。
知床は2005年に世界自然遺産に登録された日本最後の秘境と言われ、その圧倒的な自然には誰もが一度は触れてみたいと思うのではないでしょうか。
知床での釣りに挑むにあたり、まずは色々な文献やネットで知床を調べる事から始まった。釣りは自然を相手にするのでルールやマナーの厳守はもちろんの事、そこに生息している動植物にも配慮を忘れてはならないと思ったから。
そして、カラフトマス釣り。幸いにもナチュログには北海道のアングラーも多く、色々な釣り方があるらしい。調べてみるとスプーンにタコベイトとやらを付けると効果的らしい。カラフトマスってタコを喰うのかなぁ。
浮きルアーなんて言葉も出てきたけど、こちらはイマイチ良く判らない。でも、自分はやっぱりミノーで釣りたいと思っていますが、問題はタックルです。
遡上するために河口に集まった個体は口をあまり使わないし、スレ掛かりが多発するので遠投して沖のフレッシュな固体を狙うのがセオリーらしい。ところが自分の保有しているロッドで最長なのが芦ノ湖やイトウ釣行で使用しているSMITH TRE-74PEX。カラフトマスを狙うには一般的に8feetはあった方が良いらしいから、ちょっと短いのかなぁ。
でも、そんな長いロッドでミノーイングなんて経験ないし悩むなぁ。
結局1ヶ月悩み、今後の釣りも考慮して買っちゃいました。ufmウエダ Stinger Laxa BORON(スティンガーラックス) SLT-86H-Ti 、そしてリールもDaiwa EXIST HYPER CUSTOM 2508で行こうと思っていたのに、勢いでSTELLA 3000HGもお買い上げ。
ところが、オショロコマを釣る時の渓流用ランディングネットがショボかったのを思い出し、パームスのSV-LN75の弟分、SV-LN42(カーキ)までも買ってしまった。嬉しいけどマズい!o(^◇^;)o
お~っと、熊除けの鈴も南部鉄の効きそうなものを用意しちゃいましたよ(汗。

そんな訳で、今週は外出せずにルアーのフックをシングルバーブレスに替えたりして出費をしない様に過ごしていたのだがフックが足りない。川崎サンスイに電話したけど、そんなに大きいシングルバーブレスフックは無いとの事。一応横浜サンスイに電話すると有るじゃないッスか。
う~ん、色んな誘惑がある横浜サンスイには行きたくないなぁ。(^◇^;ゞ あはは!
何色のミノーがカラフトマスに効き目があるのか判らないので、70~120cmのファットを厳選してシングルフックに交換。そして保険にタコベイトをセットしたスプーン。
やっぱり誘惑に負けて120ファットに手が伸びてしまった。先日納品したばかりだというZANMAIのファットだが、ほとんど残りなし。本当に今年の人気は凄いなぁ。

ラインも悩ましい。昨年行かれた方のアドバイスだと、ナイロン12lbのメインラインに30lbのショックリーダーがオススメらしいので、ショップ定員が根ズレに強いと言っていたダイワS.W.Durabraに、VARIVASのショックリーダー30lbを準備した。
でも、STELLA 3000HGを買った馴染みのショップでは、折角なのでPEラインのシマノDURA AR-C 2号を巻いてもらい、エギングやタチウオで一押しのフロロリーダー、クレハSeaguar FXR船を、FGノット改で結んだ。
そして、EXIST HYPER CUSTOM 2508には、春の北海道で使用したVARIVAS SUPER TROUT Advance Max Power PE 1.5が巻いてあるので、ビミニツイストでダブルラインを組んで、VARIVASショックリーダー30lbをフィッシャーマンノットで結んだ。(~ヘ~;)う~ん悩むなぁ。
北海道では渓流の宝石と呼ばれるオショロコマ用タックルですが、ZANMAI Revel trouts 5.6にEXIST 2004、ラインは4lbで問題無いでしょう。
いよいよ今週の金曜日に出発!楽しみだなぁ~。
「知床の番屋って知っていますか?そこに泊まってカラフトマスや近くの小河川でオショロコマを釣るという話がありますが如何ですか?」
番屋に泊まってカラフトマス...雑誌やテレビで見た事があったかも知れないが、別世界の話でその時は気にも留めていなかった。オショロコマだって、前に管理釣り場の王禅寺で釣った事があるくらいで具体的にターゲットとして考えた事はない。でも、それが現実の話になってしまった。
知床は2005年に世界自然遺産に登録された日本最後の秘境と言われ、その圧倒的な自然には誰もが一度は触れてみたいと思うのではないでしょうか。
知床での釣りに挑むにあたり、まずは色々な文献やネットで知床を調べる事から始まった。釣りは自然を相手にするのでルールやマナーの厳守はもちろんの事、そこに生息している動植物にも配慮を忘れてはならないと思ったから。
そして、カラフトマス釣り。幸いにもナチュログには北海道のアングラーも多く、色々な釣り方があるらしい。調べてみるとスプーンにタコベイトとやらを付けると効果的らしい。カラフトマスってタコを喰うのかなぁ。
浮きルアーなんて言葉も出てきたけど、こちらはイマイチ良く判らない。でも、自分はやっぱりミノーで釣りたいと思っていますが、問題はタックルです。
遡上するために河口に集まった個体は口をあまり使わないし、スレ掛かりが多発するので遠投して沖のフレッシュな固体を狙うのがセオリーらしい。ところが自分の保有しているロッドで最長なのが芦ノ湖やイトウ釣行で使用しているSMITH TRE-74PEX。カラフトマスを狙うには一般的に8feetはあった方が良いらしいから、ちょっと短いのかなぁ。
でも、そんな長いロッドでミノーイングなんて経験ないし悩むなぁ。
結局1ヶ月悩み、今後の釣りも考慮して買っちゃいました。ufmウエダ Stinger Laxa BORON(スティンガーラックス) SLT-86H-Ti 、そしてリールもDaiwa EXIST HYPER CUSTOM 2508で行こうと思っていたのに、勢いでSTELLA 3000HGもお買い上げ。
ところが、オショロコマを釣る時の渓流用ランディングネットがショボかったのを思い出し、パームスのSV-LN75の弟分、SV-LN42(カーキ)までも買ってしまった。嬉しいけどマズい!o(^◇^;)o
お~っと、熊除けの鈴も南部鉄の効きそうなものを用意しちゃいましたよ(汗。
そんな訳で、今週は外出せずにルアーのフックをシングルバーブレスに替えたりして出費をしない様に過ごしていたのだがフックが足りない。川崎サンスイに電話したけど、そんなに大きいシングルバーブレスフックは無いとの事。一応横浜サンスイに電話すると有るじゃないッスか。
う~ん、色んな誘惑がある横浜サンスイには行きたくないなぁ。(^◇^;ゞ あはは!
何色のミノーがカラフトマスに効き目があるのか判らないので、70~120cmのファットを厳選してシングルフックに交換。そして保険にタコベイトをセットしたスプーン。
やっぱり誘惑に負けて120ファットに手が伸びてしまった。先日納品したばかりだというZANMAIのファットだが、ほとんど残りなし。本当に今年の人気は凄いなぁ。
ラインも悩ましい。昨年行かれた方のアドバイスだと、ナイロン12lbのメインラインに30lbのショックリーダーがオススメらしいので、ショップ定員が根ズレに強いと言っていたダイワS.W.Durabraに、VARIVASのショックリーダー30lbを準備した。
でも、STELLA 3000HGを買った馴染みのショップでは、折角なのでPEラインのシマノDURA AR-C 2号を巻いてもらい、エギングやタチウオで一押しのフロロリーダー、クレハSeaguar FXR船を、FGノット改で結んだ。
そして、EXIST HYPER CUSTOM 2508には、春の北海道で使用したVARIVAS SUPER TROUT Advance Max Power PE 1.5が巻いてあるので、ビミニツイストでダブルラインを組んで、VARIVASショックリーダー30lbをフィッシャーマンノットで結んだ。(~ヘ~;)う~ん悩むなぁ。
北海道では渓流の宝石と呼ばれるオショロコマ用タックルですが、ZANMAI Revel trouts 5.6にEXIST 2004、ラインは4lbで問題無いでしょう。
いよいよ今週の金曜日に出発!楽しみだなぁ~。
2009年05月28日
北海道遠征(2009春)最終日
遠征最終日、飛行機の時間もあるから正午までの勝負となる。
不甲斐ない自分のために、こだいらさんが早朝からボートを出してくれるという事になった。実はボートを出そうという話は前からあったのだが、ここはエンジン船が使えないため、観光客が使う様な小型の手漕ぎボートにエレキを付けて使用するタイプ。自分はヒザと腰に持病があるためずっとヒザを曲げている体勢が非常に辛いので、あまり乗り気では無かったのだ。でも、自分に釣らせようとする熱心な気持ちに応えたいので最後に気合を入れボートで出撃する事にした。
こだいらさんと自分は、皆より先に起床し浜へ向かうと日曜日という事もあり何人かのマイボート持参の釣人が準備している。風も程よく吹いており期待出来る状況だ。先日ボートで出撃した釣人が数本のイトウを釣り上げたポイントへ、トローリングを流しながら向かうと流れが出来ていい感じ。ところが、芦ノ湖のボートと違い手漕ぎボートでの釣りは想像以上に辛かった。
キャストもロクに出来ない自分に、こだいらさんは今まで行ってないポイントへ上陸する事を勧めてくれた。そこは島じゃないので熊との遭遇もあるが、ボートでの体勢は耐えられそうにないので上陸を御願いしました。
ボートから上陸した地点は風裏になっている場所なので、風が当るポイントまではクマザサが生い茂る半島を横断しなければならない。
ゲゲッ!ここで薮漕ぎするの?熊の居る場所で?(; ̄□ ̄)

でも、期待に応えたいので、いつもより激しく熊避けの鈴を鳴らしながら進むと、こだいらさんが笑顔で待っていた。ん?何だよぉ~、薮漕ぎしなくても行けたじゃん!(;-_-)=3
赤土で滑りそうな場所でワカサギは見当たらなかったが風がいい感じで当っている。丹念に探りを入れていたら130スリムのグリーンゴールドに元気なサクラマスがヒット!幸先いいぞ~と思っていたけど、この1尾のみ。

こだいらさんはワカサギを探してくるね~って、湖岸調査に出掛けてしまった。背後からヒグマが出て来ないだろうなぁ~なんて、ビクビクしながら釣りをしていると、こだいらさんから少ないけどワカサギ発見の電話。行ってみるとイトウのチェイスが数回あったとの事で期待が膨らむ。そして、このポイントで最後まで頑張る事にしました。
水が濁っているからハデなカラーで、少し大きくジャークして喰わせのタイミングもあげてね。ミノーは少し小さめの方がいいよ。こだいらさんのアドバイスが響く。間も無く、こだいらさんにイトウがヒット!さすか有言実行の男である。

まだ大型のイトウがウロウロしているポイントだが、こだいらさんは釣りを中断し自分にポイントを譲ってくれたが残り時間も僅かだ。こだいらさんが後ろで見守る中、何かがヒット!(^◇^;ゞ あはは!ウグイでした。ネットを出してしまって恥ずかし~い(汗。
それでも集中して釣りを続けていると、ヒット!白っぽい魚体がウネってる。ん?イトウか?残念、アメマスでした。

これで北海道遠征は終了です。スポーツの試合で全力を出し切った様な清々しい気分でした。
残念ながらイトウには出会えなかったけど、サクラにアメマス、自分にとってはどれも大切なメモリアルワンです。
航空券やレンタカー、コテージ等、全ての手配をしてくれた幹事のいそたろうさん、最後の最後まで自分にイトウを釣らせてあげようと尽力してくれた、こだいらさん、ムードメーカーでいつもメンバーを励ましてくれた、すぎさん、本当にありがとうございました。
遠征でのトピックス等は、少しずつ思い出しながら御紹介したいと思います。
不甲斐ない自分のために、こだいらさんが早朝からボートを出してくれるという事になった。実はボートを出そうという話は前からあったのだが、ここはエンジン船が使えないため、観光客が使う様な小型の手漕ぎボートにエレキを付けて使用するタイプ。自分はヒザと腰に持病があるためずっとヒザを曲げている体勢が非常に辛いので、あまり乗り気では無かったのだ。でも、自分に釣らせようとする熱心な気持ちに応えたいので最後に気合を入れボートで出撃する事にした。
こだいらさんと自分は、皆より先に起床し浜へ向かうと日曜日という事もあり何人かのマイボート持参の釣人が準備している。風も程よく吹いており期待出来る状況だ。先日ボートで出撃した釣人が数本のイトウを釣り上げたポイントへ、トローリングを流しながら向かうと流れが出来ていい感じ。ところが、芦ノ湖のボートと違い手漕ぎボートでの釣りは想像以上に辛かった。
キャストもロクに出来ない自分に、こだいらさんは今まで行ってないポイントへ上陸する事を勧めてくれた。そこは島じゃないので熊との遭遇もあるが、ボートでの体勢は耐えられそうにないので上陸を御願いしました。
ボートから上陸した地点は風裏になっている場所なので、風が当るポイントまではクマザサが生い茂る半島を横断しなければならない。
ゲゲッ!ここで薮漕ぎするの?熊の居る場所で?(; ̄□ ̄)
でも、期待に応えたいので、いつもより激しく熊避けの鈴を鳴らしながら進むと、こだいらさんが笑顔で待っていた。ん?何だよぉ~、薮漕ぎしなくても行けたじゃん!(;-_-)=3
赤土で滑りそうな場所でワカサギは見当たらなかったが風がいい感じで当っている。丹念に探りを入れていたら130スリムのグリーンゴールドに元気なサクラマスがヒット!幸先いいぞ~と思っていたけど、この1尾のみ。
こだいらさんはワカサギを探してくるね~って、湖岸調査に出掛けてしまった。背後からヒグマが出て来ないだろうなぁ~なんて、ビクビクしながら釣りをしていると、こだいらさんから少ないけどワカサギ発見の電話。行ってみるとイトウのチェイスが数回あったとの事で期待が膨らむ。そして、このポイントで最後まで頑張る事にしました。
水が濁っているからハデなカラーで、少し大きくジャークして喰わせのタイミングもあげてね。ミノーは少し小さめの方がいいよ。こだいらさんのアドバイスが響く。間も無く、こだいらさんにイトウがヒット!さすか有言実行の男である。
まだ大型のイトウがウロウロしているポイントだが、こだいらさんは釣りを中断し自分にポイントを譲ってくれたが残り時間も僅かだ。こだいらさんが後ろで見守る中、何かがヒット!(^◇^;ゞ あはは!ウグイでした。ネットを出してしまって恥ずかし~い(汗。
それでも集中して釣りを続けていると、ヒット!白っぽい魚体がウネってる。ん?イトウか?残念、アメマスでした。

これで北海道遠征は終了です。スポーツの試合で全力を出し切った様な清々しい気分でした。
残念ながらイトウには出会えなかったけど、サクラにアメマス、自分にとってはどれも大切なメモリアルワンです。
航空券やレンタカー、コテージ等、全ての手配をしてくれた幹事のいそたろうさん、最後の最後まで自分にイトウを釣らせてあげようと尽力してくれた、こだいらさん、ムードメーカーでいつもメンバーを励ましてくれた、すぎさん、本当にありがとうございました。
遠征でのトピックス等は、少しずつ思い出しながら御紹介したいと思います。
タグ :北海道遠征
2009年05月27日
北海道遠征(2009春)4日目
遠征4日目、北海道遠征も残り二日となりイトウはチェイスやバレがあったもののキャッチに至らず悩ましい展開になってきた。この日は昨夜から続く雨と時折吹く風が良い感じで期待が持てそう。
ところが遠征前から体調が万全とは言えなかった、すぎさんの調子がイマイチになり、冷たい雨は体調を更に悪化させてしまうとの配慮から、この日のすぎさんは休養日になった。もうすぐ70歳になるすぎさんの頑張りはメンバーの励みになっているが無理をしてはいけない。
すぎさん、ゆっくり休んで下さいね~。
気合を入れなおした3人は実績のある島へ渡り、各自がここぞ!と思ったポイントへ散ってキャスト開始。いそたろうさんは、ワカサギの群れを追いかけて右往左往しているが、自分は昨年実績のあったポイントを重点的に攻める事にした。
この日はポイントによっては良い流れが出来ておりタイミングが合えば期待が持てそうです。
それを裏付ける様に、キャストを始めてすぐに元気の良いサクラがヒット!でもバレた(汗。今回はメンバー全員にバレが多いがどうやら大物狙いにセッティングしたタックルがハード過ぎる感じ。
今度は近くで釣りをしていた、こだいらさんにヒット!綺麗な魚体のサクラでした。綺麗な魚体をゆっくり眺めていたいところですが、サクラはまだ禁漁、それに魚体が傷付きやすいので写真を撮らせてもらいすぐにリリース。
禁漁期間中の魚が釣れてしまうのは仕方ありませんが、ここの漁協も言う様に速やかなリリースを心掛けたいですね。
それと自分達は全員がバーブレスフックに変更して、漁協が大切にしているイトウやアメ、サクラに対してもなるべく傷付けない配慮を忘れませんでした。当全ウグイに対してもね(^◇^;ゞ あはは!

コンディションは悪くなく、アメとサクラはヒットするのに本命イトウの反応はありません。悶絶していると興奮気味のいそたろうさんからイトウキャッチの電話。ちょっどリーダーを組んでいたのですが、タックルを放り出して駆けつけると約70cmの立派なイトウがネットに納まっていました。
やったね!右往左往作戦成功?それとも正確な状況判断の結果?
とにかく執念が実りました!おめでと~!

この場所は、昨年すぎさんがイトウをバラした場所で、メンバー間では「すぎさんポイント」と呼ばれている場所です。足元からドン深になっており水通しが良いタイミングに入れば良型のイトウが狙えるので自分も何度か足を運びましたが、サクラをバラしたのみでした。
こだいらさんも、ここでイトウが接岸するワカサギを捕食する姿を間近で目撃しているため、この日はイトウのNo.1ポイントとしていました。午後も後半に差し掛かった時です。しばらく休ませていたポイントにそっと立つと、いきなり足元でイトウのボイルがありました。おぉ~、これがこだいらさんが言ってたヤツか。
少々興奮気味でスリム110ワカサギカラーを、少しゆっくりなジャーク&ストップで誘いを掛けていた時でした。湖底から伸びる枝にルアーが引っ掛かり、それを引っ張った時にルアーが水面をチョンチョンと飛び出してしまったのですが、その瞬間、下から大型のイトウが水面から飛び出した。それも自分の足元から1mも離れてない場所でイトウの頭が30cmほど水面から顔を出したのですよ。
驚きました。そして全身に鳥肌が立ちました。少し恐くなって後ずさりしたほどです。管理釣り場で見るイトウは優々と泳いでいるので、イトウがあんなに激しくバイトするとは考えていませんでした。思わず、スゲー!って叫んでしまいましたよ(笑。
でも絶好のチャンス!すぐにキャストしてイトウのヒットに身構えましたが、自分の姿を目撃したイトウも焦ったのかその後は遊びに来てくれません。暫らくポイントを休めるために移動して時が来るのを待ちました。

ボートが迎えに来るまで残り30分。「そろそろすぎさんポイントで勝負をしてくる」と、近くで釣りをしていた、いそたろうさんに伝え移動していると、いそたろうさんから電話があり、自分がさっきまで釣りをしていた近くで大量のワカサギとイトウが一緒に移動しているみたい。
キャストする度にイトウの反応があり数回バレたけど、キャッチも出来た!との事。ところが、その電話が鳴ってルアーを止めた瞬間、なんと魚がルアーに喰いついた!
左手には電話を持っていそたろうさんの相手、右手にはロッドを持って魚の相手、当然合せを入れられる訳もなくウネウネでバレてしまった。
残り時間僅か...いそたろうさんのポイントへ戻るか、すぎさんポイントで勝負するか悩んだが、人が良い思いをしたポイントに後から行って良い思いをした事が無く、いつも後手に廻っていた。
やはりここはすぎさんポイントで勝負!(さっきイトウのボイルを見ていなかったら、いそたろうさんのポイントへ素直に行って状況も変わっていたかも)
すぎさんポイント...この日はもうダメでした。迎えの船が見えてきて帰り支度をしていると、30分待っててもらうから、いそたろうさんの居た所に行って見て!との、こだいらさんからの伝言。船長に申し訳無い気持ちでいっぱいになり、何だか自分の釣りを見失っている自分に嫌悪感さえ憶えていましたが、船長の好意を無駄にしたくないので慌てて釣りをする。
雑な釣りにイトウが答えてくれるはずもなくサクラがヒットしたのみで終了~。何だか精神的に疲れちゃいました。メンバーの皆さん申し訳無い。
コテージに帰ると、すぎさんがビールを補充してくれ美味しいカレーまで作って待っていてくれた。夕食を作る時間が省けた。感謝!
ところが遠征前から体調が万全とは言えなかった、すぎさんの調子がイマイチになり、冷たい雨は体調を更に悪化させてしまうとの配慮から、この日のすぎさんは休養日になった。もうすぐ70歳になるすぎさんの頑張りはメンバーの励みになっているが無理をしてはいけない。
すぎさん、ゆっくり休んで下さいね~。
気合を入れなおした3人は実績のある島へ渡り、各自がここぞ!と思ったポイントへ散ってキャスト開始。いそたろうさんは、ワカサギの群れを追いかけて右往左往しているが、自分は昨年実績のあったポイントを重点的に攻める事にした。
この日はポイントによっては良い流れが出来ておりタイミングが合えば期待が持てそうです。
それを裏付ける様に、キャストを始めてすぐに元気の良いサクラがヒット!でもバレた(汗。今回はメンバー全員にバレが多いがどうやら大物狙いにセッティングしたタックルがハード過ぎる感じ。
今度は近くで釣りをしていた、こだいらさんにヒット!綺麗な魚体のサクラでした。綺麗な魚体をゆっくり眺めていたいところですが、サクラはまだ禁漁、それに魚体が傷付きやすいので写真を撮らせてもらいすぐにリリース。
禁漁期間中の魚が釣れてしまうのは仕方ありませんが、ここの漁協も言う様に速やかなリリースを心掛けたいですね。
それと自分達は全員がバーブレスフックに変更して、漁協が大切にしているイトウやアメ、サクラに対してもなるべく傷付けない配慮を忘れませんでした。当全ウグイに対してもね(^◇^;ゞ あはは!
コンディションは悪くなく、アメとサクラはヒットするのに本命イトウの反応はありません。悶絶していると興奮気味のいそたろうさんからイトウキャッチの電話。ちょっどリーダーを組んでいたのですが、タックルを放り出して駆けつけると約70cmの立派なイトウがネットに納まっていました。
やったね!右往左往作戦成功?それとも正確な状況判断の結果?
とにかく執念が実りました!おめでと~!


この場所は、昨年すぎさんがイトウをバラした場所で、メンバー間では「すぎさんポイント」と呼ばれている場所です。足元からドン深になっており水通しが良いタイミングに入れば良型のイトウが狙えるので自分も何度か足を運びましたが、サクラをバラしたのみでした。
こだいらさんも、ここでイトウが接岸するワカサギを捕食する姿を間近で目撃しているため、この日はイトウのNo.1ポイントとしていました。午後も後半に差し掛かった時です。しばらく休ませていたポイントにそっと立つと、いきなり足元でイトウのボイルがありました。おぉ~、これがこだいらさんが言ってたヤツか。
少々興奮気味でスリム110ワカサギカラーを、少しゆっくりなジャーク&ストップで誘いを掛けていた時でした。湖底から伸びる枝にルアーが引っ掛かり、それを引っ張った時にルアーが水面をチョンチョンと飛び出してしまったのですが、その瞬間、下から大型のイトウが水面から飛び出した。それも自分の足元から1mも離れてない場所でイトウの頭が30cmほど水面から顔を出したのですよ。
驚きました。そして全身に鳥肌が立ちました。少し恐くなって後ずさりしたほどです。管理釣り場で見るイトウは優々と泳いでいるので、イトウがあんなに激しくバイトするとは考えていませんでした。思わず、スゲー!って叫んでしまいましたよ(笑。
でも絶好のチャンス!すぐにキャストしてイトウのヒットに身構えましたが、自分の姿を目撃したイトウも焦ったのかその後は遊びに来てくれません。暫らくポイントを休めるために移動して時が来るのを待ちました。
ボートが迎えに来るまで残り30分。「そろそろすぎさんポイントで勝負をしてくる」と、近くで釣りをしていた、いそたろうさんに伝え移動していると、いそたろうさんから電話があり、自分がさっきまで釣りをしていた近くで大量のワカサギとイトウが一緒に移動しているみたい。
キャストする度にイトウの反応があり数回バレたけど、キャッチも出来た!との事。ところが、その電話が鳴ってルアーを止めた瞬間、なんと魚がルアーに喰いついた!
左手には電話を持っていそたろうさんの相手、右手にはロッドを持って魚の相手、当然合せを入れられる訳もなくウネウネでバレてしまった。
残り時間僅か...いそたろうさんのポイントへ戻るか、すぎさんポイントで勝負するか悩んだが、人が良い思いをしたポイントに後から行って良い思いをした事が無く、いつも後手に廻っていた。
やはりここはすぎさんポイントで勝負!(さっきイトウのボイルを見ていなかったら、いそたろうさんのポイントへ素直に行って状況も変わっていたかも)
すぎさんポイント...この日はもうダメでした。迎えの船が見えてきて帰り支度をしていると、30分待っててもらうから、いそたろうさんの居た所に行って見て!との、こだいらさんからの伝言。船長に申し訳無い気持ちでいっぱいになり、何だか自分の釣りを見失っている自分に嫌悪感さえ憶えていましたが、船長の好意を無駄にしたくないので慌てて釣りをする。
雑な釣りにイトウが答えてくれるはずもなくサクラがヒットしたのみで終了~。何だか精神的に疲れちゃいました。メンバーの皆さん申し訳無い。
コテージに帰ると、すぎさんがビールを補充してくれ美味しいカレーまで作って待っていてくれた。夕食を作る時間が省けた。感謝!
タグ :北海道遠征
2009年05月27日
北海道遠征(2009春)2~3日目
遠征2日目、朝5時に渡し舟で昨年の実績ポイントへ向かうが、数日前の嵐の様な天候と雪代の影響で濁りが入っており、風も無く水に動きが無い。う~ん...厳しいかも。

ルアーは、ZANMAIスリム130をメインにBeatupを投げるが魚からの反応は無い。でも、白樺の幹の白と若葉の緑、青い空が何とも言えないコントラストで、日本じゃないみたいな風景はキャストを続けているだけでも幸せを感じちゃいました(笑。

お~っと、危うく観光気分に闘争心が負ける所だった(^◇^;ゞ 。
気合を入れ直して、とりあえずベイトであるワカサギに近いサイズで魚の食性に訴える作戦に変更する。ZANMAIファット7cmワカサギカラーをチョイスし、少し小さめのアクションで誘いを掛けてると待望のヒット!
北海道遠征最初の獲物は43cmの綺麗なアメマス。本命のイトウじゃないですが嬉しい1尾との出会いに感謝。そして少しホッとした気持ちが本音。やはり魚の食い気が低い時はルアーのサイズは小さい方がいいのかなぁ。暫くして今度はサクラマスが釣れたが、この時期は禁漁なので素早く写真だけ撮らせてもらい速やかにリリース。

アメにサクラと続いて、次は本命のイトウか?なんて大きく甘い期待を胸に秘めていたものの、この日はこれ以上に状況が向上する事は無く、またボートの迎えが14時に来てしまったためストップフィッシング。残りの時間は自由時間としシャワーに行ったり、付近を散策したりと、のんびり過ごして翌日の鋭気を養う事にしました。
遠征3日目、この日は全滅を避けるために、いそたろうさんとすぎさん、こだいらさんと自分の2チームに分かれて別々の島に渡る事にしました。
天気は曇りですが、水面が静かで水に動きが無い。これは参った!自分とこだいらさんは、渡った島に見切りを付け早々に別な島へ移動したが、こちらも水の動きが無くお手上げ状態。対岸の島に居る、すぎさん、いそたろうさんチームも同様に我慢の釣りを強いられている様だ。

こりゃ、釣りにならないかも...なんて不安が脳裏を過ぎったが、少し離れた場所で波の音が聞こえ、流れがある場所を発見!
ヤブ漕ぎが必要なため自分が躊躇していると野生児のこだいらさんが、ズンズンとヤブを進んで流れのあるポイントへ向かい、あっという間に見えなくなってしまった。すると予想通り、こだいらさんから、こっち来い!コールが(^◇^;ゞ あはは!
気合を入れ直し体重をフルに活用してヤブ漕ぎを進めて行くと、最初のポイントより流れがあり岸際にはワカサギがウロウロしている。こだいらさんが居る場所までは無理でしたが、少し手前で丁寧に誘いを掛けているとサクラがヒット!でも、バレた。続いてアメもヒットしたが、こっちもバレてガッカリ。唯一キャッチしたのがウグイ君。(^◇^;ゞ

結局、いそたろうさん、すぎさんチームもアメとサクラ、こだいらさんもアメとサクラをキャッチしたもののイトウ捕獲には至らず3日目も終了~。メンバーにも焦りの色が見えてきた。
このまま終わってしまうのか?
ルアーは、ZANMAIスリム130をメインにBeatupを投げるが魚からの反応は無い。でも、白樺の幹の白と若葉の緑、青い空が何とも言えないコントラストで、日本じゃないみたいな風景はキャストを続けているだけでも幸せを感じちゃいました(笑。
お~っと、危うく観光気分に闘争心が負ける所だった(^◇^;ゞ 。
気合を入れ直して、とりあえずベイトであるワカサギに近いサイズで魚の食性に訴える作戦に変更する。ZANMAIファット7cmワカサギカラーをチョイスし、少し小さめのアクションで誘いを掛けてると待望のヒット!
北海道遠征最初の獲物は43cmの綺麗なアメマス。本命のイトウじゃないですが嬉しい1尾との出会いに感謝。そして少しホッとした気持ちが本音。やはり魚の食い気が低い時はルアーのサイズは小さい方がいいのかなぁ。暫くして今度はサクラマスが釣れたが、この時期は禁漁なので素早く写真だけ撮らせてもらい速やかにリリース。
アメにサクラと続いて、次は本命のイトウか?なんて大きく甘い期待を胸に秘めていたものの、この日はこれ以上に状況が向上する事は無く、またボートの迎えが14時に来てしまったためストップフィッシング。残りの時間は自由時間としシャワーに行ったり、付近を散策したりと、のんびり過ごして翌日の鋭気を養う事にしました。
遠征3日目、この日は全滅を避けるために、いそたろうさんとすぎさん、こだいらさんと自分の2チームに分かれて別々の島に渡る事にしました。
天気は曇りですが、水面が静かで水に動きが無い。これは参った!自分とこだいらさんは、渡った島に見切りを付け早々に別な島へ移動したが、こちらも水の動きが無くお手上げ状態。対岸の島に居る、すぎさん、いそたろうさんチームも同様に我慢の釣りを強いられている様だ。
こりゃ、釣りにならないかも...なんて不安が脳裏を過ぎったが、少し離れた場所で波の音が聞こえ、流れがある場所を発見!
ヤブ漕ぎが必要なため自分が躊躇していると野生児のこだいらさんが、ズンズンとヤブを進んで流れのあるポイントへ向かい、あっという間に見えなくなってしまった。すると予想通り、こだいらさんから、こっち来い!コールが(^◇^;ゞ あはは!
気合を入れ直し体重をフルに活用してヤブ漕ぎを進めて行くと、最初のポイントより流れがあり岸際にはワカサギがウロウロしている。こだいらさんが居る場所までは無理でしたが、少し手前で丁寧に誘いを掛けているとサクラがヒット!でも、バレた。続いてアメもヒットしたが、こっちもバレてガッカリ。唯一キャッチしたのがウグイ君。(^◇^;ゞ
結局、いそたろうさん、すぎさんチームもアメとサクラ、こだいらさんもアメとサクラをキャッチしたもののイトウ捕獲には至らず3日目も終了~。メンバーにも焦りの色が見えてきた。
このまま終わってしまうのか?
タグ :北海道遠征
2009年05月25日
北海道遠征(2009春)初日
タックルを含め殆どの荷物を宅急便で現地の漁協へ送り身軽になった体で早朝の飛行機へ乗り込む。不安と期待が錯綜する気持ちでいっぱいだが日頃の疲れから着席と同時に睡魔に襲われるが、あまり飛行機に乗る機会の無いすぎさんは隣で御機嫌な様子で、「あれは日光の山々かなぁ~」「猪苗代湖が見えるから磐梯山だよね」「十和田湖かな」「大間でマグロが...」等々。
晴れてて良かったね!すぎさん!(^◇^;ゞ あはは!
旭川空港に到着し、早速レンタカーを借りて食料の買出しに。今回は自分が食事担当を仰せつかりましたが、現地には近くに買い物が出来るスーパー等が無く、冷蔵庫も小型で小さな製氷スペースしか無い。何よりもコテージにある調理器具が電磁調理器1台という事なので、メニューは非常に悩みました。
そして大切なのはメンバーに夕食で負担を掛けたくないって事。朝と昼は釣りの合間にカップラーメンやインスタント食品で済ませる簡単なものなので、夕食くらいはちゃんとした御飯にしたいけど、時間を掛けて睡眠時間が短くなってはマズいですからね。
買出しも終わり、幻のイトウが釣れるあの湖へ出発!
ナビの案内で「25km先の交差点を○○方向へ右折してください」って言った時は、思わず笑ってしまいました。やっぱり北海道って大きいなぁ。それにずっと何も無い直線道路なのに制限速度40km/hって。ドライバーが、いそたろうさんで良かったですよ。(^◇^;ゞ
雄大な自然がいっぱいの大地を走りぬけ現地へ到着。買出しした食材を冷蔵庫に放り込み、逸る気持ちを冷やす様にコテージ近くの開けた浜へ様子見に行く。するとフライの世界では有名な杉坂隆久氏がガイドで来ており話を聞くと、この日も大型のイトウが釣れたとの事。期待が持てますが本番は明日に島へ渡ってからなので軽く肩慣らしをしましたが何も起こらず終了~!
・コテージの部屋が「イトウ」っていうのも運命を感じますね(笑。

このまま続きも書きたいのですけど、
飲み屋のねーちゃんに北海道土産を持って行くため続きは次回に...(^◇^;ゞ
晴れてて良かったね!すぎさん!(^◇^;ゞ あはは!
旭川空港に到着し、早速レンタカーを借りて食料の買出しに。今回は自分が食事担当を仰せつかりましたが、現地には近くに買い物が出来るスーパー等が無く、冷蔵庫も小型で小さな製氷スペースしか無い。何よりもコテージにある調理器具が電磁調理器1台という事なので、メニューは非常に悩みました。
そして大切なのはメンバーに夕食で負担を掛けたくないって事。朝と昼は釣りの合間にカップラーメンやインスタント食品で済ませる簡単なものなので、夕食くらいはちゃんとした御飯にしたいけど、時間を掛けて睡眠時間が短くなってはマズいですからね。
買出しも終わり、幻のイトウが釣れるあの湖へ出発!
ナビの案内で「25km先の交差点を○○方向へ右折してください」って言った時は、思わず笑ってしまいました。やっぱり北海道って大きいなぁ。それにずっと何も無い直線道路なのに制限速度40km/hって。ドライバーが、いそたろうさんで良かったですよ。(^◇^;ゞ
雄大な自然がいっぱいの大地を走りぬけ現地へ到着。買出しした食材を冷蔵庫に放り込み、逸る気持ちを冷やす様にコテージ近くの開けた浜へ様子見に行く。するとフライの世界では有名な杉坂隆久氏がガイドで来ており話を聞くと、この日も大型のイトウが釣れたとの事。期待が持てますが本番は明日に島へ渡ってからなので軽く肩慣らしをしましたが何も起こらず終了~!
・コテージの部屋が「イトウ」っていうのも運命を感じますね(笑。
このまま続きも書きたいのですけど、
飲み屋のねーちゃんに北海道土産を持って行くため続きは次回に...(^◇^;ゞ