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Posted by naturum at

2008年03月10日

鹿島槍ガーデン【実釣編】(2008.3.8)

2008年3月8日、「鹿島槍ガーデン」の【実釣編】です。
受付を済ませて社長から話を聞くと、「本当に3号池だけに130本のイトウを放流しました。但し、放流は12月で放流当初は本当に良く釣れていましたよ」との事。又、「雪解けの水が入っているので水温が低く、底で動かないため底でアクションさせて誘って下さい」とアドバイスを戴きました。

内心、「ゲゲッ!放流から3ヶ月も経っているじゃん!もう釣れないなかぁ」と思いましたが、確かイトウは持ち帰り禁止だから多少はスレているかも知れないが、何とか1本でも釣りたいなぁ~と、一抹の不安を抱きながら大きな期待で胸を膨らませながら、みんな2号池へ向かうのに自分達だけは3号池へ直行しました。

TRBX-EX72MTに、SUPER TROUT Advance 6lbを巻いたEXIST 2500をセットし、ルアーにはZANMAI 7cm ファットMDのアルミアワビのサクラカラーをチョイスして、「イトウよ、釣れろ~!」と、ファーストキャスト!

ボトムの感触を確かめながら、ゆっくりした誘いを入れて巻いていると、2投目にヒット!デカい!明らかにニジマスとは違う手応えだ。
うねうねしている魚体が、ん?ブラウンじゃん。でも、デカい!と、思ったらバレた(汗。

その後、ZANMAI 11.5cm スリムMD サビヤマメや、TOMのMD60キンクロで数本キャッチしたものの、釣れるのはニジマスとブラウンばかり。おいおい、今日は君達じゃなくてイトウに会いたくて長野まで来たのだからお願いしますよぉ。

それにしても体はそれほど寒さを感じ無いが、ガイドとロッドが凍ってしまい水でバシャバシャやっても取れない。時折手で氷を取らないとラインがヤバそう。それと、ロッドをチェンジする時、一回使用したロッドはリールとラインが凍り付いているので手で溶かさないとキャスト切れの可能性があるので注意が必要です。



・3号池の道路とは反対側水車近くで釣りをする相棒
・ZANMAIのミノー達は鹿島槍でも人気です。
・ロッドが凍ってだんだん太くなります(笑。
・TOM MD60も調子良く釣れます。

ロッドをチェンジして、隠れた大物ハンターであるディープクラピーの偽スケルトンマシンピンクをキャストすると、いきなり7連荘♪このカラー、前の鹿島槍でも調子が良かったのですが、すそので謎の大物に盗られてしまい、色んなショップを探したけど無くて自分で塗ったものです。


少ししたら、社長がポンドの様子を見に来ました。「どうですか?」と聞くので、「レインボーとブラウンは釣れるけどイトウはダメですね~」と、答えると「氷の下に集まっているのかも知れません」との事でした。ふ~ん、陽が出て水温が上がればイトウの活性も上がるかな?ちょっと驚いたのは、社長がペレットを撒いた時、魚が殆ど反応しなかった事です。
前に来た時は2号池でしたが、バシャバシャと物凄く活性が上がったのに。低水温で動きたくないのかな?

ペレット撒きの反応は悪かったものの昼頃まで飽きない程度にミノーやクランクでポツポツと釣れていたのですが、やっぱりお約束の渋い時間がやって来ました。暇なので池の周囲を回ってみましたがイトウの姿は見えません。本当に氷の下に集まっているのか、確かに氷で良いシェードになっているため居心地は良さそうですが...。

悩みました。
3号池のイトウを狙いに来たのだから終了まで頑張るか?それとも釣れる2号池に変更するか?相棒と相談して、やっぱり長野まで遊びに来たのだから鹿島槍を楽しもうよと、2号池に変更決定!ちょうど水車脇の釣り人が帰るところだったので、その場所へ入れさせてもらい改めてポンドを覗くと、やっぱり魚影が濃いですねぇ。それに活性が高く誰かが釣ると魚達が狂った様に集まります。

でも、活性の高い割にはプラグへの反応は凄く慎重で、ルアーと同じスピードで後をずっと追尾して時々鼻先が触れたかな?と、思うほどのショートバイトでした。やはりペレット慣れしているのか、ペレット系のルアーの方が強いですね。

そんな魚達の反応を見ながら釣るのが楽しくて、「何だよぉ、もっと口を開けろよぉ」とか、わざわざ腹に回り込んでベリーに喰い付こうとしている魚に「おっ!お前やるじゃん!そのまま喰いつけ!」なんて、大騒ぎしながら遊んでいると時間の経つのも早く、イトウの事はすっかり頭から離れていました。


・2号池では、Jun 30FDの漂う釣りが絶好調!
・味零だって負けてない。
・実は一番調子が良かったのは自作だという事は内緒です(笑。

それと、面白い遊びをしちゃいました。アルビノだけを狙ってみようぜぇ~と、アルビノをサイトで狙うのですが、なかなか難しく他の魚(特にブラウンの活性が高い)に横取りされます。
そんな中、小さな発見♪をしました。アルビノは自分と似たカラーのルアーに反応が良いみたいで、柿色や薄いピンク、黄色やカラシといった色のルアーを通すと明らかに他のカラーとは違う反応を示すのですよ。面白いけど不思議ですねぇ、餌の色でアルビノを染めている訳じゃないと思いますけど何でだろぉ~?
それとも、鹿島槍のアルビノは大きくて綺麗なので、あの染色体を維持するために特別な何かを与えているのかなぁ?


やっぱりイトウを狙って釣るのは簡単じゃないですね。3号池で真剣にターゲットを絞った釣りをして、2号池では楽しい釣りをして、あっ!という間に終了時間です。後ろ髪を引かれる思いで鹿島槍ガーデンを後にしました。

結局、この日は誰もイトウの顔を見たアングラーはおらず、イトウを狙いたい方は3号池の氷が溶けてイトウが動き出す頃が良いと思います。自分の無念を誰か晴らして下さい(笑。  


Posted by memphisbelle at 12:55Comments(10)鹿島槍ガーデン

2008年03月09日

鹿島槍ガーデン【情報編】2008.3.8

先日、釣りから帰ってポストを見ると手紙が入っていた。
差出人は鹿島槍ガーデンからで、その内容は「冬場対策として、2号池・3号池に水車を導入し、3号池には80cm~100cmのイトウを130本放流しました」と書いてあった。それほど広くない3号池にイトウ130本!その日からイトウ爆釣の夢を見る様になり、これほど週末が待ち遠しかった1週間はありませんでした。

早朝2時、川崎の街はまだ週末の繁華街の匂いが残っていましたが、相棒をピックアップして中央道をひた走ります。相棒は助手席で軽い寝息を立てている。忙しかった1週間、ゆっくり休みたかっただろうに無理やり誘ってゴメンね。

そして、やって来ました。管釣りアングラー夢の聖地「鹿島槍ガーデン」
長くなるので、今回は【情報編】としました。釣行の計画をされている方の参考になれば幸いです。

朝6時30分の気温は氷点下8℃。ここまでの道のりですが、スタッドレスは不要で道路は鹿島槍ガーデンの駐車場以外、全線除雪してありドライでした。但し、日陰や路肩で一部凍結している部分もあったので注意して下さい。この日は晴れていましたが、まだ雪が降る事もある様なので、釣行を計画されている方は当日の天候に注意して下さい。



続いて、ポンドの状況です。
【1号池】
一番凍結が残っているポンドで、魚影も薄く、氷の開いている所に見えている魚をサイトで狙い撃ちするしかありません。何人かトライしていましたが難しい様でした。自分は見ただけで、ゴメンなさいしました(汗。


【2号池】
一番人気のポンドで、当日もまず最初に狙う釣り人が多く、特に水車周りは常連と思われる釣り人が受付してすぐに向かったので良ポイントなのでしょうか?魚影も濃く、安定した釣果を望むなら2号池が良いと思います。
時々、離氷した氷が氷山の様に漂って来て釣りの邪魔をします(笑。ラインを切られない様に注意して下さい。



【3号池】
アウトレット側の凍結が残っています。道路側は雪庇(せっぴ)が張り出して危険な上に、釣り座が高くなってしまうため魚が釣れてもキャッチするのが困難かも知れません。凍結部は少ないのですが、釣りが出来るスペースはあまり無いと思います。魚影は、まぁまぁなのですが、残念な事に複数の死魚が沈んでいるのが目立ちました。



【流水エリア】
渓流エリアは雪が深くて行けませんでしたが、上のプール型エリア?は、流れも少なく魚は底でジッとしており、釣ってる人は見ませんでした。


【養魚エリア】
こんな感じ。朝は氷が張っており、魚達は底でジっとしていました。


全てのポンドに言える事ですが、周囲の積雪がまだ多いので、雪がポンド側に張り出して雪庇(せっぴ)の様になっています。これを踏み外すと池に落ちてしまうので注意が必要です。釣り座を決めたら、ネット等で目の前の雪を崩してから釣りを始めると良いでしょう。
そして、積雪のため水面までの距離が長く、大型の魚をネットでキャッチするために足場を固めておく必要があります。
それでも大変で、腕は疲れるし、自分は脇腹の筋肉が攣ってしまいました(汗。

当日は、天気も晴れ時々曇りで、まぁまぁの釣り日和でした。
朝はガイドも凍る寒さのなか釣りをするのも大変でしたが、陽が昇るにつれてポカポカと暖かく、素晴しい雪景色と青い空の下で釣りが出来たのは最高でした。鹿も遊びに来て大自然のなかにある釣り場は本当に気持ち良い釣りが出来ますね。

【おまけ】
相当寒いかと思い、フリースの下に貼るタイプの使い捨てカイロを6個付けてみました。効果はバッチリで車内は暑くて脱がないと運転が出来ないほどで、釣りをしている時も寒さを感じる事はありませんでした。それと、自分はダイレクトメールを最後まで読んでなかったので気が付かなかったのですが、ダイレクトメールを持って行くとお土産をもらえます骨酒用の岩魚焼だそうです。


【実釣編】は、明日以降にアップ予定です。土曜日は深夜1時に起床して釣りに行き、帰って来てから日曜の深夜2時半まで飲み会してましたから、今日はヘロヘロです。1日が30時間くらいあったらいいのになぁ~♪  
タグ :鹿島槍


Posted by memphisbelle at 14:15Comments(6)鹿島槍ガーデン

2007年09月05日

鹿島槍ガーデン(2007.8.27)

長野寄り道釣行2日目。
そこは管理釣り場の聖地、日本一魚の引きが強い管理釣り場とも言われる鹿島槍ガーデン。王様のDVDを何回も見てイメージトレーニングはバッチリ♪自然と気合も入ります。


人気の2号池。真ん中に島があり、数箇所にホール(穴)があります。

開門少し前に到着し、準備している時間は何処へ行ってもワクワクする楽しい時間です。少しして管理棟が開いたので、中へ入り受付をするのですが、ここって名前と住所を書くのですね。

ロッドが引っ掛かりそうな扉を開けると、アルビノだらけの飼育池がありビックリ。こんなに大量のアルビノを見たのは初めてで、何だか金魚屋さんみたい(笑。

まずは人気No.1の2号池に向かうが何処がいいのか見当が付かない。常連さん?達は四角いポンドの川側と受付側に散っており、何とインレットの川側は釣り人が居たが道路側は空いていた。ラッキ~♪インレットから島周りが攻められるじゃん♪(この時は最高のポイントだと信じて疑わなかった)

友人とインレット道路側に釣座を構えた場所は、メインの流れ込みと道路側からの小さな流れ込みが複雑な水流を形成しており絶好のポイントに見えたのだが、水質がクリアな上に流れ込みからの土砂の堆積で水深が浅く、魚が丸見えでサイトでの釣りが強いられる。

とりあえず記念すべき第1投目は、王様に敬意を表して4gゲタのブルーカモをチョイス...と、思ったが、やっぱり朝一なのでセミを島の道路側に扇状にキャストして魚の反応を見てみました。

魚の反応は凄く良く、何度もアタックして来ますがなかなか乗りません。友人と二人で30分くらいセミ攻撃を仕掛けてみましたが、友人がブラウン1尾をキャッチしただけでフッキングしない。(・_・?) ハテ?

あんまりセミを喰うのがヘタなのでクランクにチェンジ♪いつもの様にスロ~に引いてくると、ググッと巻きが重くなったので、巻き合わせを当てると...ん?何かヘンだぞ?上がってきたルアーを見ると髭が生えていました。う~ん、これが有名な鹿島槍の藻かぁ。


自慢の顔も髭面に(^◇^;ゞ あはは!

藻の上っ面ギリギリがキモだと聞いたので、ロッド角度と巻きスピードを色々変えてみますが、藻の高さもバラバラなので調整が難しく、本当に苦労しました。それにクランクへの反応がイマイチで、これだけ透明度が高いとスローに巻くルアーを魚にじっくり観察されてしまっている様な気がしました。見切られているような...。

そこで、クランクにアクションを与えてリアクションバイトさせようと、ハデなカラーのディープクラピーを遠投して、リール5回転に1度チョンとロッドをあおると、2投目でガツんとひったくる様なアタリと共に綺麗なブラウンが釣れました。


尾鰭まで綺麗な鹿島槍のブラウン。

同じ様な釣り方で少しは状況が良くなったもののパターンとは言えない反応なので、1号池に遊びに行くと...あれっ?魚影が極端に少ないぞ!クリアなポンドは隅々まで見えるのですが、個体数が少なく狙いを定めてルアーを通しても反応してくれません。数投で1号池は撤退する事にしました。

1号池から2号池を見渡すと、自分達がさっきまで居た場所はかなり浅く、魚影も少ない様だったため場所を川側へ変更しました。こちらは目視でも明らかに個体数が多く見られ、王様がアドバイスしたと言われるホールがあり、水深があるので藻の心配は少なそうです。そのホール(穴)周りのカケアガリを丁寧に攻めると、やっとパターンらしい釣れ具合になり一安心。

ところが、日本一と言われるほどの引きが強い固体にはなかなか出会えず、やっぱり渋い時間がやって来ました。すると、友人は『集中力が続かないよ~』なんて叫びながら川エリアへ避難。
暫くすると、おっちゃんがペレット撒きに来ました。すると、どーでしょう。マイクロスプーンをキャストする度にバシャバシャと魚が集まって来て爆釣状態に。そんな釣りって楽しい?

  
川エリアで楽をする友人。

渋くなった2号池で、試しに自作を投げてみると...。偶然出来上がったルアーとはいえ、こんなに釣れると嬉しくなってしまう。


独り2号池で遊んでいると、こっちにもさっきのおっちゃんがペレット撒きにやって来た。これで釣れるかなぁ~と思ったら、着水音に反応はするものの引くと後を追わなくなるヘンな状況に。
ポチャンとルアーが水面に落ちると、バシャバシャ寄って来るのですが、時々間違ってフッキングする魚は居るものの、ルアーは追わない。あれれ?

試しに餌色のノアを投げると、引いても簡単に釣れる。う~ん、ペレットに慣らされてしまったのか?お前らにはフィッシュイーターのプライドは無いのか?何て思いながら虚しくなってしまった。


夕方になり、魚の反応も元に戻ってクランクにも反応が良くなったものの、やっぱり小型のモデルの方が釣果が安定していました。


ツチノコちびが、当日1番デカいブラウンを連れて来てくれました。

帰り間際に、何回もヒットしたものの全てバラしていたアルビノが、やっと釣れました。


機会があれば記事にしたいと思いますが色々と考えさせられた長野釣行でした。
サイズの割には引きが強い魚と綺麗な魚体に大満足して、再び挑戦する事を心に誓って鹿島槍を後にしました。  


Posted by memphisbelle at 00:45Comments(10)鹿島槍ガーデン