2018年05月31日
淡水の王者イトウ
5月18~20日、仲間に仕事を代わってもらい、4年半ぶりに北海道へ釣行して来ました。
狙うは淡水の王者イトウです。過去の釣行ではZANMAI、Jun Minnowでイトウをゲットしているので、次はTOMだと心に決めての挑戦です。
旭川でレンタカーを借りて午後に目的のダム湖へ到着。様子を聞くと今年は水位が高くポイントが限られているばかりか、近年は釣人も増え連日叩かれているから厳しいとの事。
とりあえず、釣人のいないポイントへ渡船で渡してもらいワクワクした気持ちで実釣開始。ところが気合だけが空回りして何の反応もありません。釣友はイトウを探してポイントをウロウロしていますが、自分はここぞと決めたポイントから動かずひたすらキャストを続けます。(実は動き回るのが面倒だったという説も)
迎えの渡船時間まで30分を切った夕マズメ。
キャストした“ととっこMAX90F(ワカサギ)”にドンっという手応えと同時に合わせを入れるとグイグイと重量感のある魚の反応に本命だと確信した。やったー!TOMでキター!慎重にヤリトリしてネットインしたのは70cmオーバーの本命イトウ。アベレージサイズでしたがTOMでイトウを釣った事に震えがしばらく止まらず、思わずTOMさんに電話しちゃおうかと本気で思ったほど。



翌日は朝一から遠慮気味に釣り人の少ないポイントへ渡船で向かう。朝は風も吹いて感じなので気合を入れてキャスト開始。使うルアーは既に決めていた「ZANMAI○○○スペシャル」。そして数投目、ブレイクからシャローに差し掛かった所でゴンっと根掛かり?かと思ったらウネウネと。そして、水面を割るグッドサイズのイトウを目にした時に自分らしくない「キタっ!」って思わず言った瞬間バレちゃいました。根掛かりかと思っていたので合わせが弱かったか。。。O(*≧□≦)o
その後は、終日そのポイントで粘ったもののアメマスと蝦夷ウグイが相手をしてくれただけで本命からのコンタクトは無かった。
イトウでイトウを釣りたかったなぁ。次は頑張ろ~っと。



最終日。朝から良い天気で40名を越える釣人が渡船を待っていたが、風が弱く苦戦が予想された。

やはりアメマスと蝦夷ウグイは遊んでくれるものの本命からのコンタクトは無く、気持ち良い天気と睡魔にまったりモード。釣りは釣果だけが全てじゃないと考えているので、今年はこの湖に来れた事に感謝して景色を楽しみながら湖畔を散歩。渡船の迎えを待たずに納竿しました。
釣友や仕事を代わってくれた仲間に感謝。
狙うは淡水の王者イトウです。過去の釣行ではZANMAI、Jun Minnowでイトウをゲットしているので、次はTOMだと心に決めての挑戦です。
旭川でレンタカーを借りて午後に目的のダム湖へ到着。様子を聞くと今年は水位が高くポイントが限られているばかりか、近年は釣人も増え連日叩かれているから厳しいとの事。
とりあえず、釣人のいないポイントへ渡船で渡してもらいワクワクした気持ちで実釣開始。ところが気合だけが空回りして何の反応もありません。釣友はイトウを探してポイントをウロウロしていますが、自分はここぞと決めたポイントから動かずひたすらキャストを続けます。(実は動き回るのが面倒だったという説も)
迎えの渡船時間まで30分を切った夕マズメ。
キャストした“ととっこMAX90F(ワカサギ)”にドンっという手応えと同時に合わせを入れるとグイグイと重量感のある魚の反応に本命だと確信した。やったー!TOMでキター!慎重にヤリトリしてネットインしたのは70cmオーバーの本命イトウ。アベレージサイズでしたがTOMでイトウを釣った事に震えがしばらく止まらず、思わずTOMさんに電話しちゃおうかと本気で思ったほど。



翌日は朝一から遠慮気味に釣り人の少ないポイントへ渡船で向かう。朝は風も吹いて感じなので気合を入れてキャスト開始。使うルアーは既に決めていた「ZANMAI○○○スペシャル」。そして数投目、ブレイクからシャローに差し掛かった所でゴンっと根掛かり?かと思ったらウネウネと。そして、水面を割るグッドサイズのイトウを目にした時に自分らしくない「キタっ!」って思わず言った瞬間バレちゃいました。根掛かりかと思っていたので合わせが弱かったか。。。O(*≧□≦)o
その後は、終日そのポイントで粘ったもののアメマスと蝦夷ウグイが相手をしてくれただけで本命からのコンタクトは無かった。
イトウでイトウを釣りたかったなぁ。次は頑張ろ~っと。



最終日。朝から良い天気で40名を越える釣人が渡船を待っていたが、風が弱く苦戦が予想された。

やはりアメマスと蝦夷ウグイは遊んでくれるものの本命からのコンタクトは無く、気持ち良い天気と睡魔にまったりモード。釣りは釣果だけが全てじゃないと考えているので、今年はこの湖に来れた事に感謝して景色を楽しみながら湖畔を散歩。渡船の迎えを待たずに納竿しました。
釣友や仕事を代わってくれた仲間に感謝。

2013年11月08日
北海道遠征(2013年秋)
今年も気が付けば夏は終わり、秋も終盤に入ってしまった。忙しい割に仕事も遊びも納得出来ない日々にブログの更新も滞っている。。。と、言うより、釣に行ってないのだ。
サラリーマンの愚痴を綴るブログならネタは山ほどあるのにネ。(^◇^;ゞ
今年は北海道遠征に行けなかったなぁ~なんて振り返っていたら、秋の釣行計画が持ち上がった。今回は朱鞠内湖だけじゃなく、北海道の平野を流れる川でブラウンを狙う計画もあるらしい。
少し悩んだが、来春の朱鞠内釣行は仕事の都合で無理っぽいので、予定を何とか調整して同行させて頂く事にした。
自分『おっ!やったね!リップレスで釣ったんだ?』
TAKAさん『うん♪リップレスで釣ったのぉ♪』
自分『ん?リップレスぢゃなくて、リップが折れてるぢゃん!』
TAKAさん『。。。。。』
リップが折れたまま釣ったのか?ネットインでアメマスが暴れて折れたのか?神のみぞ知る(汗。

初日から冷たい雨に打たれテンションがなかなか上がらない。
TAKAさんが綺麗なアメマスを連チャンするも自分にはウ~様のみ(涙。

二日目も朝から降ったり止んだりの落ち着かない天気。ポイント選びに悩んだが、朝一ポイントから移動して間もなく、今回が初めての北海道釣行となるYotalowちゃんがやってくれました。低下気味だったメンバーのモチベーションを急上昇させる1尾。


Yotalowちゃんの目からは熱い何かが。。。

ひたすら湖の杭となり己と闘うが。。。



健闘したアングラーに朱鞠内湖から虹の贈り物。

三日目からは吹雪の山を超えて大きく移動。夜は街に繰り出し北海道の恵みで乾杯。まぁ、この辺りは次の機会に。
昨年、こだいらさんがブラウン祭りだぁ~なんて、ひとり楽しんだ川へ向かったが、台風の影響で濁りが残り反応が無い。でも、ナビとにらめっこしながらポイントを探す誰かさんの野性の勘は鋭い。
30cm前後の元気で綺麗な野性のブラウンが遊んでくれました。芦ノ湖のブラウンとは全く違う動きにちょっとびっくり。初めての経験で楽しかったけど、意外と重い流れに膝は悲鳴をあげてしまった。情けない。




途中、ハプニング(詳しくはWEBで)でリタイヤしたTAKAさんと、写真を撮ったり、おしゃべりしながら釣りバカ二人が飽きるのを待ちましたけど、二人は暗くなるまで釣りをしていたぞ~(^◇^;ゞ


サラリーマンの愚痴を綴るブログならネタは山ほどあるのにネ。(^◇^;ゞ
今年は北海道遠征に行けなかったなぁ~なんて振り返っていたら、秋の釣行計画が持ち上がった。今回は朱鞠内湖だけじゃなく、北海道の平野を流れる川でブラウンを狙う計画もあるらしい。
少し悩んだが、来春の朱鞠内釣行は仕事の都合で無理っぽいので、予定を何とか調整して同行させて頂く事にした。
自分『おっ!やったね!リップレスで釣ったんだ?』
TAKAさん『うん♪リップレスで釣ったのぉ♪』
自分『ん?リップレスぢゃなくて、リップが折れてるぢゃん!』
TAKAさん『。。。。。』
リップが折れたまま釣ったのか?ネットインでアメマスが暴れて折れたのか?神のみぞ知る(汗。

初日から冷たい雨に打たれテンションがなかなか上がらない。
TAKAさんが綺麗なアメマスを連チャンするも自分にはウ~様のみ(涙。

二日目も朝から降ったり止んだりの落ち着かない天気。ポイント選びに悩んだが、朝一ポイントから移動して間もなく、今回が初めての北海道釣行となるYotalowちゃんがやってくれました。低下気味だったメンバーのモチベーションを急上昇させる1尾。


Yotalowちゃんの目からは熱い何かが。。。

ひたすら湖の杭となり己と闘うが。。。



健闘したアングラーに朱鞠内湖から虹の贈り物。

三日目からは吹雪の山を超えて大きく移動。夜は街に繰り出し北海道の恵みで乾杯。まぁ、この辺りは次の機会に。
昨年、こだいらさんがブラウン祭りだぁ~なんて、ひとり楽しんだ川へ向かったが、台風の影響で濁りが残り反応が無い。でも、ナビとにらめっこしながらポイントを探す誰かさんの野性の勘は鋭い。
30cm前後の元気で綺麗な野性のブラウンが遊んでくれました。芦ノ湖のブラウンとは全く違う動きにちょっとびっくり。初めての経験で楽しかったけど、意外と重い流れに膝は悲鳴をあげてしまった。情けない。




途中、ハプニング(詳しくはWEBで)でリタイヤしたTAKAさんと、写真を撮ったり、おしゃべりしながら釣りバカ二人が飽きるのを待ちましたけど、二人は暗くなるまで釣りをしていたぞ~(^◇^;ゞ


2012年10月26日
サクッと、ワカサギ
漁協が少ない北海道において、この湖に棲むイトウを守るために人生を捧げたと言っても過言では無い男がいる。
彼はイトウを守る反面、幻のイトウを釣りたいと日本各地から集まるアングラーからもアツい信頼を受けて実に頼り甲斐がある。
その男が北海道内を営業回りしていると聞き、
ハテ?何を宣伝しているのかな?と尋ねたら。。。。。
サクっと!ワカサギ
まずは、⇒こちらを見て欲しい。
とりあえずビールで乾杯!

熱燗もいいな。

焼酎はやっぱり赤霧でしょ?

そろそろウィスキーが欲しいな。

締めは当然お気に入りのタンカレーNo.10

お土産に買って来たのに殆ど食べてしまった(汗。

ちょっと二日酔いだな(^◇^;ゞ あはは!
彼はイトウを守る反面、幻のイトウを釣りたいと日本各地から集まるアングラーからもアツい信頼を受けて実に頼り甲斐がある。
その男が北海道内を営業回りしていると聞き、
ハテ?何を宣伝しているのかな?と尋ねたら。。。。。
サクっと!ワカサギ
まずは、⇒こちらを見て欲しい。

とりあえずビールで乾杯!

熱燗もいいな。

焼酎はやっぱり赤霧でしょ?

そろそろウィスキーが欲しいな。

締めは当然お気に入りのタンカレーNo.10

お土産に買って来たのに殆ど食べてしまった(汗。

ちょっと二日酔いだな(^◇^;ゞ あはは!
2012年10月24日
秋の遠征
釣行する時って仕事を含む日常生活と時間帯が全く違うので、数日前から体調を整えないと釣行当日の体力が持たないお年頃になって来ました(汗。
精神年齢はまだまだなのに肉体が付いて来ない歯痒さに、「あぁ、人って気持ちに体が付いて来なくなって老いを感じ始め、やがては精神的にも老いてしまうのかなぁ~」感じる秋。(^◇^;ゞ
体が言う事を聞いてくれる内に、この湖に棲むランドロックのメーターを超えるイトウを釣りたいなぁ~と、仕事仲間に無理を言って2泊3日の強行軍で秋の北海道へ行って来ました。
北海道のイトウ狙いはこれで6回目になるが秋は2回目。秋ってイトウ釣りでは外道となるアメマスやサクラマスもあまり釣れないのでモチベーションを保つのが難しい。
旭川空港から北上しいつもの湖へ到着すると、ムムっ!水位が高いぞ。初日は午後の渡船で初めてのポイントへ向かった。ブッシュが多く春ならワカサギの付き場になって良い感じ。
丁寧にブッシュ周りを探るが何も起こらず終了。最初は晴れ間も見えていた北の空も冷たい雨、霙、霰、雹(難しい漢字だな)、そして、強風と大サービスだ。
2日目。
雨予想だったが何となく晴れ間も見える。さぁ、今日は終日釣りが出来るので気合を入れるか~と、向かった先は春に調子が良かったポイント。
春にお祭り騒ぎだったポイントへ行ってもアタリすら無し。困ったぞ。おまけに風が強くなって帰りの渡船が危ういとの事で早めに近場のポイントへ移動。
モチベーションは復活したが天候が最悪。強風、雹、頭上では雷まで鳴って慌てて避難する。しばらく待っていたが雷の波状攻撃に早々に退散する事にした。
3日目。
何も無いまま終わりそうな予感。でも、同行者にはイトウがヒットしているので全く可能性が無い訳ではない。何となくリズムが合わないと言うか、気分が乗らない。
またも雨模様の空にプーさんの気配が漂うポイント。ここでは春に調子が良かった場所で徹底的に粘る事にした。
強い逆風にルアーの飛距離が伸びないが、イトウが近場へ入って来る事を信じてキャストを続けた。
気分転換に遠投したジグミノーに小型のサクラマスがヒットし、気分的には乗って来たがイトウからのコンタクトは無いまま終了を迎えた。
惨敗。まだ少し早いと言うけど結果を出しているアングラーがいる以上、何かが違った事を認めざるを得ないだろう。自分の場合、技術的云々よりも精神的な何かが欠けていた気がする。
今年は春、秋と失敗したな。疲れた。。。
晴れ間に少しだけ秋景色を。

みんな頑張ってます。

知る人ぞ知る(笑。行けなかった人は思いだしてネ。そして冬の昼食は定番にしたい鍋焼きうどん。唯一ヒットしたちっちゃなサクラ。

精神年齢はまだまだなのに肉体が付いて来ない歯痒さに、「あぁ、人って気持ちに体が付いて来なくなって老いを感じ始め、やがては精神的にも老いてしまうのかなぁ~」感じる秋。(^◇^;ゞ
体が言う事を聞いてくれる内に、この湖に棲むランドロックのメーターを超えるイトウを釣りたいなぁ~と、仕事仲間に無理を言って2泊3日の強行軍で秋の北海道へ行って来ました。
北海道のイトウ狙いはこれで6回目になるが秋は2回目。秋ってイトウ釣りでは外道となるアメマスやサクラマスもあまり釣れないのでモチベーションを保つのが難しい。
旭川空港から北上しいつもの湖へ到着すると、ムムっ!水位が高いぞ。初日は午後の渡船で初めてのポイントへ向かった。ブッシュが多く春ならワカサギの付き場になって良い感じ。
丁寧にブッシュ周りを探るが何も起こらず終了。最初は晴れ間も見えていた北の空も冷たい雨、霙、霰、雹(難しい漢字だな)、そして、強風と大サービスだ。
2日目。
雨予想だったが何となく晴れ間も見える。さぁ、今日は終日釣りが出来るので気合を入れるか~と、向かった先は春に調子が良かったポイント。
春にお祭り騒ぎだったポイントへ行ってもアタリすら無し。困ったぞ。おまけに風が強くなって帰りの渡船が危ういとの事で早めに近場のポイントへ移動。
モチベーションは復活したが天候が最悪。強風、雹、頭上では雷まで鳴って慌てて避難する。しばらく待っていたが雷の波状攻撃に早々に退散する事にした。
3日目。
何も無いまま終わりそうな予感。でも、同行者にはイトウがヒットしているので全く可能性が無い訳ではない。何となくリズムが合わないと言うか、気分が乗らない。
またも雨模様の空にプーさんの気配が漂うポイント。ここでは春に調子が良かった場所で徹底的に粘る事にした。
強い逆風にルアーの飛距離が伸びないが、イトウが近場へ入って来る事を信じてキャストを続けた。
気分転換に遠投したジグミノーに小型のサクラマスがヒットし、気分的には乗って来たがイトウからのコンタクトは無いまま終了を迎えた。
惨敗。まだ少し早いと言うけど結果を出しているアングラーがいる以上、何かが違った事を認めざるを得ないだろう。自分の場合、技術的云々よりも精神的な何かが欠けていた気がする。
今年は春、秋と失敗したな。疲れた。。。
晴れ間に少しだけ秋景色を。
みんな頑張ってます。
知る人ぞ知る(笑。行けなかった人は思いだしてネ。そして冬の昼食は定番にしたい鍋焼きうどん。唯一ヒットしたちっちゃなサクラ。
2012年06月03日
狙え!メーターオーバー!(2012年春)
5月23日、仕事が終わったその足で、いつもの様にすぎさんをピックアップして深夜には大洗のフェリー乗り場にいた。
自分としては5回目の挑戦となる“メーターオーバーを狙え!”だが、今年は桟橋の復興も終え愛車での遠征が叶った。
約18時間の船旅で苫小牧到着。旭川空港へ到着する、いそたろうさんを待つ間に仮眠を挟んでモンスターブラウンで有名な支笏湖でロッドを出してみるが何事も無く終了。機会があれば、じっくりと釣りをしてみたい湖ですね。

そして、1年ぶりに湖へ到着すると、懐かしい漁協のN氏やレイクハウスのスタッフ、そしてこの湖の魅力にハマってしまったアングラー達の顔があった。挨拶もそこそこに早速準備を整え渡船でポイントへ向かう。
風は無くあまり良いコンディションとは言えないが、過去に良い思いをしたポイントなのでイトウが付いていそうな場所へルアーを通す。そんなに甘い釣りでは無い事は承知しているが、どこのポイントでも、どんな状況でも、イトウが飛び出してくる期待感がこの湖にはある。
ルアーはZANMAI115mmワカサギ。最初にこの湖を訪れた時、空中にあるこのルアーにトイウが飛び掛り、自分をこの釣りへ導いてくれた思い出のルアーだ。
色々やっても反応が得られなかったので、この思い出のルアーを極スローで引いてみた。あまりにスローなのでルアーが水面を泳いでいる。そこで、徐々にロッドを下げてニーリングしていた時に最初のアタリ!42cmのアメマスがヒット。
同じ場所で同じ釣り方をしていたら、続けて同じ様なサイズのベビーイトウもヒット!この日のために新しく購入したネットのバームスSV-LN90にも入魂完了。でも、目標はこのネットから飛び出すメータークラスだもんね(笑。

翌日、早朝から渡船で新たなポイントへ。でも、朝からベタ凪で厳しい状況。あまりの厳しさにウグイに遊んでもらうも、途中から激しい雨に集中力も途切れ早めの撤退でこの日は終了。
早朝まで降り続いた雨も、どうにか止みそうな気配なので気合を入れ直してポイントへ。日曜日ということもあり有名ポイントには多くのアングラーが入るため無名のポイントへ向かう。
ところが、この日も風が無く鏡の様な湖面。ベイトは多く見られるがシャローにイトウが刺してくる気配が無い。ブレイクラインを探して色々と試すが、ルアーは空しく返って来るだけ。他にやれる事は無いかと自問自答するが答えは見つからず。
迎船時刻の少し前、行方不明?になっていた、こだいらさんから90cmをゲットしたとのTEL。足場の悪い湖岸を遥か先まで可能性を探しに行った結果だ。仲間の90upに一同にも笑顔が。その日の晩餐は勝利の美酒で乾杯。
納得の行く釣りが出来ないまま、終日釣りが出来るのは最後となるため風を読みポイントを決める。今回の釣行、コンディションに恵まれないだけでなく、時期的に少し遅かったかも知れない。
豊富なベイトは岸際だけで無く、沖でも昆虫を捕食するベイトが見られ、イトウはわざわざ危険を冒してシャローに来なくても捕食出来ている様だ。それでも、タイミングが合えばブッシュ周りで結果が出ているのだが、個体数が圧倒的に少ない気がする。
沖でベイトとなる小魚が虫を捕食している。あれは何だ?この際、ウグイでもいいから魚の感触を味わいたいなと、ルアーをスプーンに替えて遠投し、表層を引いてみた。
すると、ヤマメの幼魚がヒット!ランドロックのサクラマスが釣れるこの湖なので、ヤマメが釣れても不思議では無いよなぁ~なんて、ボ~っとその姿を眺めていたら、大型の魚がガボっとボイルした。えっ?何?アメマス?まさか、イトウ?
そのままキャストすると、サクラマス、アメマスがヒット!それを見ていた、すぎさんにスプーンを渡し、二人でしばしお祭り騒ぎを味わう。そして、お祭り騒ぎの〆に、何とイトウまで釣れてしまった。
70cmに満たないサイズでしたが、スプーンで初めて釣ったイトウに複雑な気分。初代匙太郎さんから、二代目を引き継いでしまった。(^◇^;ゞ あはは!
夕方、風を求めて別なポイントへ移動する。いい感じで風が当たり、いかにも出そうな雰囲気。ブッシュ周りを丁寧に探って答えが出なかったため、増水で水中に沈む潅木周りを攻める。
残り時間僅かとなった時、ゴン!という重いアタリに力強い引き、本命か?と思ったけど、外道と呼ぶには惜しいグッドサイズのアメマスでした。

いよいよ、最終日。
半日の釣行なので過去に実績があるポイントへ向かう。過去に結果が出た切り株やブッシュ脇にルアーを通すも、やはり無反応で時折吹き付ける風に好転の兆しもあったが、イトウからの反応は得られず春の遠征は終了となりました。
今回の遠征。自分の仕事の関係で少し遅いタイミングになってしまい結果的にはイマイチであった。何より、気持ちを切り替えて湖とリズムを合わせる事が最後まで出来なかった。
今年もあのフィールドに立てただけで幸せだったけど、何故か心のモヤモヤが残る釣行となった。

*この湖では、サクラマス(ヤマメ)の解禁は6月1日からなので、ヒットしてしまった場合は直ぐにリリースしました。(何尾かは数枚の写真撮影)
今年はアメマスと共に活性が高い様なのでイトウ以外にも楽しめると思います。
自分としては5回目の挑戦となる“メーターオーバーを狙え!”だが、今年は桟橋の復興も終え愛車での遠征が叶った。
約18時間の船旅で苫小牧到着。旭川空港へ到着する、いそたろうさんを待つ間に仮眠を挟んでモンスターブラウンで有名な支笏湖でロッドを出してみるが何事も無く終了。機会があれば、じっくりと釣りをしてみたい湖ですね。
そして、1年ぶりに湖へ到着すると、懐かしい漁協のN氏やレイクハウスのスタッフ、そしてこの湖の魅力にハマってしまったアングラー達の顔があった。挨拶もそこそこに早速準備を整え渡船でポイントへ向かう。
風は無くあまり良いコンディションとは言えないが、過去に良い思いをしたポイントなのでイトウが付いていそうな場所へルアーを通す。そんなに甘い釣りでは無い事は承知しているが、どこのポイントでも、どんな状況でも、イトウが飛び出してくる期待感がこの湖にはある。
ルアーはZANMAI115mmワカサギ。最初にこの湖を訪れた時、空中にあるこのルアーにトイウが飛び掛り、自分をこの釣りへ導いてくれた思い出のルアーだ。
色々やっても反応が得られなかったので、この思い出のルアーを極スローで引いてみた。あまりにスローなのでルアーが水面を泳いでいる。そこで、徐々にロッドを下げてニーリングしていた時に最初のアタリ!42cmのアメマスがヒット。
同じ場所で同じ釣り方をしていたら、続けて同じ様なサイズのベビーイトウもヒット!この日のために新しく購入したネットのバームスSV-LN90にも入魂完了。でも、目標はこのネットから飛び出すメータークラスだもんね(笑。
翌日、早朝から渡船で新たなポイントへ。でも、朝からベタ凪で厳しい状況。あまりの厳しさにウグイに遊んでもらうも、途中から激しい雨に集中力も途切れ早めの撤退でこの日は終了。
早朝まで降り続いた雨も、どうにか止みそうな気配なので気合を入れ直してポイントへ。日曜日ということもあり有名ポイントには多くのアングラーが入るため無名のポイントへ向かう。
ところが、この日も風が無く鏡の様な湖面。ベイトは多く見られるがシャローにイトウが刺してくる気配が無い。ブレイクラインを探して色々と試すが、ルアーは空しく返って来るだけ。他にやれる事は無いかと自問自答するが答えは見つからず。
迎船時刻の少し前、行方不明?になっていた、こだいらさんから90cmをゲットしたとのTEL。足場の悪い湖岸を遥か先まで可能性を探しに行った結果だ。仲間の90upに一同にも笑顔が。その日の晩餐は勝利の美酒で乾杯。
納得の行く釣りが出来ないまま、終日釣りが出来るのは最後となるため風を読みポイントを決める。今回の釣行、コンディションに恵まれないだけでなく、時期的に少し遅かったかも知れない。
豊富なベイトは岸際だけで無く、沖でも昆虫を捕食するベイトが見られ、イトウはわざわざ危険を冒してシャローに来なくても捕食出来ている様だ。それでも、タイミングが合えばブッシュ周りで結果が出ているのだが、個体数が圧倒的に少ない気がする。
沖でベイトとなる小魚が虫を捕食している。あれは何だ?この際、ウグイでもいいから魚の感触を味わいたいなと、ルアーをスプーンに替えて遠投し、表層を引いてみた。
すると、ヤマメの幼魚がヒット!ランドロックのサクラマスが釣れるこの湖なので、ヤマメが釣れても不思議では無いよなぁ~なんて、ボ~っとその姿を眺めていたら、大型の魚がガボっとボイルした。えっ?何?アメマス?まさか、イトウ?
そのままキャストすると、サクラマス、アメマスがヒット!それを見ていた、すぎさんにスプーンを渡し、二人でしばしお祭り騒ぎを味わう。そして、お祭り騒ぎの〆に、何とイトウまで釣れてしまった。
70cmに満たないサイズでしたが、スプーンで初めて釣ったイトウに複雑な気分。初代匙太郎さんから、二代目を引き継いでしまった。(^◇^;ゞ あはは!
夕方、風を求めて別なポイントへ移動する。いい感じで風が当たり、いかにも出そうな雰囲気。ブッシュ周りを丁寧に探って答えが出なかったため、増水で水中に沈む潅木周りを攻める。
残り時間僅かとなった時、ゴン!という重いアタリに力強い引き、本命か?と思ったけど、外道と呼ぶには惜しいグッドサイズのアメマスでした。
いよいよ、最終日。
半日の釣行なので過去に実績があるポイントへ向かう。過去に結果が出た切り株やブッシュ脇にルアーを通すも、やはり無反応で時折吹き付ける風に好転の兆しもあったが、イトウからの反応は得られず春の遠征は終了となりました。
今回の遠征。自分の仕事の関係で少し遅いタイミングになってしまい結果的にはイマイチであった。何より、気持ちを切り替えて湖とリズムを合わせる事が最後まで出来なかった。
今年もあのフィールドに立てただけで幸せだったけど、何故か心のモヤモヤが残る釣行となった。
*この湖では、サクラマス(ヤマメ)の解禁は6月1日からなので、ヒットしてしまった場合は直ぐにリリースしました。(何尾かは数枚の写真撮影)
今年はアメマスと共に活性が高い様なのでイトウ以外にも楽しめると思います。
2012年05月21日
北国へ行けるかな?
今年も北の大地で「王者イトウへの挑戦」という遠征プランを立てていたが、トラブル発生で急遽中止か?!と思われたが、協力会社の監督や職人さんの多大な努力で作業も全て終わり、後は運転開始を残すのみなので、仕事仲間に無理を言って遠征は行けそう。
有給は消費せずに時間外で働いた分を代休で...という会社の作戦も腹立たしいが、体が金より休みが欲しいと言っている。
解氷が遅れていた湖だったが、GWを過ぎると急速に解氷が進み、早くも90cmのイトウを釣り上げた!1日で8本も釣り上げたというニュースも聞こえるほどスタートダッシュは好調の様子。
夢のメーターオーバーを狙った遠征も今回で5回目となるので、今までよりサイズアップが欲しいところ。それに、昨年は同行出来なかった、すぎさんといそたろうさんも参戦するので楽しい釣行になりそうだぞ。
心配なのは、23日の仕事が終わって直ぐに出発するのに全く準備が出来ていない事と、体調は大丈夫か?釣をする体力と気力があるか?と言う、自分自身の問題。まぁ、1年ぶりの北海道なので休養するつもりで、のんびりロッドを振って来ようかな。
・メインで使うルアーは昼休みにシングルバーブレスに換装。ジグミノーも効果があるか楽しみ。

有給は消費せずに時間外で働いた分を代休で...という会社の作戦も腹立たしいが、体が金より休みが欲しいと言っている。
解氷が遅れていた湖だったが、GWを過ぎると急速に解氷が進み、早くも90cmのイトウを釣り上げた!1日で8本も釣り上げたというニュースも聞こえるほどスタートダッシュは好調の様子。
夢のメーターオーバーを狙った遠征も今回で5回目となるので、今までよりサイズアップが欲しいところ。それに、昨年は同行出来なかった、すぎさんといそたろうさんも参戦するので楽しい釣行になりそうだぞ。
心配なのは、23日の仕事が終わって直ぐに出発するのに全く準備が出来ていない事と、体調は大丈夫か?釣をする体力と気力があるか?と言う、自分自身の問題。まぁ、1年ぶりの北海道なので休養するつもりで、のんびりロッドを振って来ようかな。
・メインで使うルアーは昼休みにシングルバーブレスに換装。ジグミノーも効果があるか楽しみ。






2011年05月31日
2011年【春】狙え!メーターオーバー
春の北海道遠征 “メーターオーバーを狙え!”vol.1
北の果てにあるイトウが棲むダム湖。幻と言われるイトウが漁協や地元有志の手で守られており、アベレージサイズも前は60cmだったのに、最近では70~80cmと大きく育ち、夢のメーターオーバーも年間に数本がキャッチされている。
原生林に囲まれた広大なダム湖はいくつかのバックウォーターが作り出す複雑な地形と大小いつくかの島を有しており、その雰囲気はまるで北欧で釣りをしている様な錯覚さえ覚えてしまうほどだ。
今年もそんなイトウに挑戦する機会が得られたが、震災の影響が残る茨城県大洗港は復興が終わっていないため愛車での釣行は叶わず、飛行機とレンタカーで現地へ飛んだ。
【1日目】
空港でレンタカーに乗り換え現地には昼過ぎに到着。逸る心を抑えながら事前に宅急便で送ってあったタックルを準備、渡船で島のポイントへ向かう。変わらぬ風景に迎えられ田舎へ帰省した気分だ。ワカサギを探しながら過去に好調だったブッシュ周りを攻めるが反応無し、仲間の間では“すぎさんポイント”と呼んでいる場所も風裏となって何も起こらず、風が当たる場所でやっと小さなアメマスを数匹キャッチして終了。

【2日目】
4時の渡船で半島の根元部分にあるポイントへ向かう。ここは昨年の春にけんぢさんが最後の最後にイトウをキャッチした思い出の場所。あの時の感動が蘇るが朝一のプライムタイムは風が無く鏡の様な湖面に絶句。とりあえずキャストしていると、またもや小さなアメマスがヒット!何故か自分にヒットするアメマスは小さいなぁ。
昼前になると風が出ていい感じになるがイトウからの反応は得られず時間だけが過ぎていく。この状況を打開すべく、こだいら軍曹は半島の先端部へ向かって行った。しばらくしてワカサギを探す旅に出ていたけんぢさんから“本命をバラした!” “ワカサギがパニックになっている!”との連絡が入った。
イトウはワカサギを岸辺に追い込んで捕食する知恵があるとTVでやっていたのを思い出し、もしや!?と思い、濁った水でも目立つカラーのZANMAI FAT70 TypeⅡ ピンクバックゴールドヤマメをチョイス、ややスローなタダ引きのルアーを岸際の切り株横で一瞬止めた時でした。ドンっ!という衝撃の後にイトウ特有の首振りの感触。久しぶりの感触を楽しむ余裕も無く、けんぢさんにネットインの協力要請。釣りを中断させてゴメンね~。だってバレそうな予感がしたんだもん(^◇^;ゞ あはは!68cmの銀色の魚体でした。

【3日目】
昨日合流したザザギさんも含めて4人でガレ場のポイントへ。ここは秋にKiyoさんといそたろうさんがメモリアルなイトウをキャッチした場所。秋よりも水位が高く足場が少ないが、今シーズンは人があまり入って無いとの事。ところがこの日も朝から無風で小雨も降っている。はぁ~、テンション下がるなぁ。こんな日は寝るに限る(汗。
時折微風が吹くものの状況は変わらず。夕方に諦めかけていたら尾鰭の綺麗なサクラマスがヒット!サイズはそれほどでも無いがピックアップ直前のルアーに飛び付いて来ました。とても元気な1尾に嬉しくなりますが、まだ解禁前なので速やかにリリース。ヒットルアーはZANMAI FAT85 TypeⅡ ギンクロアワビ。

【4日目】
今回の遠征で初めて朝からいい感じで風が吹いている。“今日は行ける!”誰もがそう思っていたが...。釣れない。少し底荒れしているのかな?濁りとクリアの境界線を探して丁寧に攻めるも反応は無い。メンバーはあいつを探してランガンに出た。自分は集中力が途切れているのかライントラブルが多発して何回もシンテムの組直し。ひとり残された切り株に腰掛けていると背後に何かの...。(^◇^;ゞ あはは!
ザザギさんが散歩から帰ってくると嬉しそう。タイムリミットが迫ったザザギさんの執念が実った1尾。良かったね!今回は1人だけ2泊3日と短い釣行でしたが、キッチリ答えを出すのは流石です。この風で答えが出ないポイントでの釣りは厳しいとの判断から、ザザギさんの迎えに来た渡船に便乗しポイント変更。これまた良さそうなポイントに後ろ髪を引かれるザザギさんに別れを告げ夕マズメ勝負!
良い風でいい感じで流れと濁りが入っている。クリア部分にルアーをキャストし、濁りに入る少し手前でルアーをアピールさせると狙い通りの位置でヒット!イトウより軽いが確かなアタリ。元気な47cmアメマスでした。
そのまま水色の境目を打ちながらランガンしていく。キーワードはブッシュ・切り株・雨水等で赤土に出来た凹み(チャンネル)部かな?(笑。ヤツは突然足元の濁りからバイトしてくるから最後まで油断は出来ないぞ!なんて思った瞬間、根掛り?と思わせる違和感と共に合わせを入れるとマジで根掛り(涙。おまけにPEの端部をライターで炙った時にリーダーも痛めたか、途中であっさり切れてしまった。FAT85 TypeⅡオレンジゴールド殉職。これでFAT120オレンジゴールドヤマメと昨年のヒットルアーが2個が殉職(涙。はぁ~、泣きたい。
今回は同様なケースが何度かありました。根掛り?と思って合わせなかったら本命の首振りで即バレ、またその逆で根掛りに合わせてしまい回収に手間取ったりと。ロストを恐れず全て合わせる度胸が無いとダメですね~(^◇^;ゞ あはは!
しばらくすると遠くでけんぢさんキャッチの朗報が。ヤッタ~!この釣りは誰がキャッチしても嬉しくなるのです。自分もあと1本は欲しいなぁ~なんて思っていたら出ましたよ。やはり切り株を過ぎて足元近くでドン!と。74cmとまたしても80cmに届かなかったけど嬉しい1尾。


【5日目】
この日はのんびりと宿の朝食でも食べましょう~と早朝出撃は無し。正解でした。外は雪がチラホラ降っており気温は氷点下5℃。もうすぐ6月だというのに恐るべし北海道。
ゆっくり渡船で出掛けたポイントは、昨年すぎさんが85cmを釣り、自分も初日に2本ゲットした思い出の場所。昨年より水位は低いがいい感じのブレイクラインがあり、いかにもな雰囲気。ところが風が無い。ワカサギは居るのだがイトウのヤル気を刺激する風が...。時々、そよそよと弱い風が吹くものの何も反応は無い。いそたろうさんの右往左往作戦も通用せず終了~。


【6日目】
最終日なので半日の実釣だ。ポイントは4日目の午後に行った場所。まだパラダイスは残っているか?ところがまたしても無風のベタ凪状態。予報では風が吹くらしいのだが。それまでは我慢の釣り。岸際でアメマスの稚魚がワカサギの稚魚を一人前に追いかけている。ウグイも居る。後は王者の登場を待つばかりなのだが。
TOMのグリグリを試してみる。まぁ、名前はグリグリだけど軽いアクションを混ぜたタダ巻き、そしてステイ。すると小さなアタリと共に小さなアメマスがヒット!終了まで残り1時間を切ったところで釣れました。サイズに関係なく嬉しい1尾でした。
そろそろ迎えの船が来る頃にいい風が吹いて来た。最後にウグイが沢山居たブッシュのポイントへ入る。きっとウグイを喰いに王者が来ると思われたからだ。遠くで船の音が聞こえた。キャスト!大きいアクションでルアーをアピール後は、ルアーを信じてタダ巻き...。リールを巻く手が止まった。ゲゲッ!最後にまた根掛りかよぉ~と思ったら首振り数回。合わせたけどバレた。タイムアップ。

あまりコンディションが良かったとは言えない今回の遠征。腰と背中、膝、腕、あっちこっちが痛い。疲れた。最長1日15時間の釣行を連日続けるには体力と気力が必要。いつまで挑戦出来るか判らないけどまた来るよと独り言。
【Tackle Data】
Rod: ZANMAI Revel trouts 7.6MT、7.6H
Reel: EXIST HYPER CUSTOM 2508、 EXIST 2500、STELLA 3000HG
Main Line: VARIVAS SUPER TROUT Advance Max Power PE 1.5
Leader : VARIVAS EXTRA PROTECT SHOCK LEADER 20LB
この釣行記はZANMAIブログでも...。
・北へ北へとアメマス編・北へ北へと王者イトウ編
北の果てにあるイトウが棲むダム湖。幻と言われるイトウが漁協や地元有志の手で守られており、アベレージサイズも前は60cmだったのに、最近では70~80cmと大きく育ち、夢のメーターオーバーも年間に数本がキャッチされている。
原生林に囲まれた広大なダム湖はいくつかのバックウォーターが作り出す複雑な地形と大小いつくかの島を有しており、その雰囲気はまるで北欧で釣りをしている様な錯覚さえ覚えてしまうほどだ。
今年もそんなイトウに挑戦する機会が得られたが、震災の影響が残る茨城県大洗港は復興が終わっていないため愛車での釣行は叶わず、飛行機とレンタカーで現地へ飛んだ。
【1日目】
空港でレンタカーに乗り換え現地には昼過ぎに到着。逸る心を抑えながら事前に宅急便で送ってあったタックルを準備、渡船で島のポイントへ向かう。変わらぬ風景に迎えられ田舎へ帰省した気分だ。ワカサギを探しながら過去に好調だったブッシュ周りを攻めるが反応無し、仲間の間では“すぎさんポイント”と呼んでいる場所も風裏となって何も起こらず、風が当たる場所でやっと小さなアメマスを数匹キャッチして終了。


【2日目】
4時の渡船で半島の根元部分にあるポイントへ向かう。ここは昨年の春にけんぢさんが最後の最後にイトウをキャッチした思い出の場所。あの時の感動が蘇るが朝一のプライムタイムは風が無く鏡の様な湖面に絶句。とりあえずキャストしていると、またもや小さなアメマスがヒット!何故か自分にヒットするアメマスは小さいなぁ。
昼前になると風が出ていい感じになるがイトウからの反応は得られず時間だけが過ぎていく。この状況を打開すべく、こだいら軍曹は半島の先端部へ向かって行った。しばらくしてワカサギを探す旅に出ていたけんぢさんから“本命をバラした!” “ワカサギがパニックになっている!”との連絡が入った。
イトウはワカサギを岸辺に追い込んで捕食する知恵があるとTVでやっていたのを思い出し、もしや!?と思い、濁った水でも目立つカラーのZANMAI FAT70 TypeⅡ ピンクバックゴールドヤマメをチョイス、ややスローなタダ引きのルアーを岸際の切り株横で一瞬止めた時でした。ドンっ!という衝撃の後にイトウ特有の首振りの感触。久しぶりの感触を楽しむ余裕も無く、けんぢさんにネットインの協力要請。釣りを中断させてゴメンね~。だってバレそうな予感がしたんだもん(^◇^;ゞ あはは!68cmの銀色の魚体でした。






【3日目】
昨日合流したザザギさんも含めて4人でガレ場のポイントへ。ここは秋にKiyoさんといそたろうさんがメモリアルなイトウをキャッチした場所。秋よりも水位が高く足場が少ないが、今シーズンは人があまり入って無いとの事。ところがこの日も朝から無風で小雨も降っている。はぁ~、テンション下がるなぁ。こんな日は寝るに限る(汗。
時折微風が吹くものの状況は変わらず。夕方に諦めかけていたら尾鰭の綺麗なサクラマスがヒット!サイズはそれほどでも無いがピックアップ直前のルアーに飛び付いて来ました。とても元気な1尾に嬉しくなりますが、まだ解禁前なので速やかにリリース。ヒットルアーはZANMAI FAT85 TypeⅡ ギンクロアワビ。




【4日目】
今回の遠征で初めて朝からいい感じで風が吹いている。“今日は行ける!”誰もがそう思っていたが...。釣れない。少し底荒れしているのかな?濁りとクリアの境界線を探して丁寧に攻めるも反応は無い。メンバーはあいつを探してランガンに出た。自分は集中力が途切れているのかライントラブルが多発して何回もシンテムの組直し。ひとり残された切り株に腰掛けていると背後に何かの...。(^◇^;ゞ あはは!
ザザギさんが散歩から帰ってくると嬉しそう。タイムリミットが迫ったザザギさんの執念が実った1尾。良かったね!今回は1人だけ2泊3日と短い釣行でしたが、キッチリ答えを出すのは流石です。この風で答えが出ないポイントでの釣りは厳しいとの判断から、ザザギさんの迎えに来た渡船に便乗しポイント変更。これまた良さそうなポイントに後ろ髪を引かれるザザギさんに別れを告げ夕マズメ勝負!
良い風でいい感じで流れと濁りが入っている。クリア部分にルアーをキャストし、濁りに入る少し手前でルアーをアピールさせると狙い通りの位置でヒット!イトウより軽いが確かなアタリ。元気な47cmアメマスでした。
そのまま水色の境目を打ちながらランガンしていく。キーワードはブッシュ・切り株・雨水等で赤土に出来た凹み(チャンネル)部かな?(笑。ヤツは突然足元の濁りからバイトしてくるから最後まで油断は出来ないぞ!なんて思った瞬間、根掛り?と思わせる違和感と共に合わせを入れるとマジで根掛り(涙。おまけにPEの端部をライターで炙った時にリーダーも痛めたか、途中であっさり切れてしまった。FAT85 TypeⅡオレンジゴールド殉職。これでFAT120オレンジゴールドヤマメと昨年のヒットルアーが2個が殉職(涙。はぁ~、泣きたい。
今回は同様なケースが何度かありました。根掛り?と思って合わせなかったら本命の首振りで即バレ、またその逆で根掛りに合わせてしまい回収に手間取ったりと。ロストを恐れず全て合わせる度胸が無いとダメですね~(^◇^;ゞ あはは!
しばらくすると遠くでけんぢさんキャッチの朗報が。ヤッタ~!この釣りは誰がキャッチしても嬉しくなるのです。自分もあと1本は欲しいなぁ~なんて思っていたら出ましたよ。やはり切り株を過ぎて足元近くでドン!と。74cmとまたしても80cmに届かなかったけど嬉しい1尾。








【5日目】
この日はのんびりと宿の朝食でも食べましょう~と早朝出撃は無し。正解でした。外は雪がチラホラ降っており気温は氷点下5℃。もうすぐ6月だというのに恐るべし北海道。
ゆっくり渡船で出掛けたポイントは、昨年すぎさんが85cmを釣り、自分も初日に2本ゲットした思い出の場所。昨年より水位は低いがいい感じのブレイクラインがあり、いかにもな雰囲気。ところが風が無い。ワカサギは居るのだがイトウのヤル気を刺激する風が...。時々、そよそよと弱い風が吹くものの何も反応は無い。いそたろうさんの右往左往作戦も通用せず終了~。






【6日目】
最終日なので半日の実釣だ。ポイントは4日目の午後に行った場所。まだパラダイスは残っているか?ところがまたしても無風のベタ凪状態。予報では風が吹くらしいのだが。それまでは我慢の釣り。岸際でアメマスの稚魚がワカサギの稚魚を一人前に追いかけている。ウグイも居る。後は王者の登場を待つばかりなのだが。
TOMのグリグリを試してみる。まぁ、名前はグリグリだけど軽いアクションを混ぜたタダ巻き、そしてステイ。すると小さなアタリと共に小さなアメマスがヒット!終了まで残り1時間を切ったところで釣れました。サイズに関係なく嬉しい1尾でした。
そろそろ迎えの船が来る頃にいい風が吹いて来た。最後にウグイが沢山居たブッシュのポイントへ入る。きっとウグイを喰いに王者が来ると思われたからだ。遠くで船の音が聞こえた。キャスト!大きいアクションでルアーをアピール後は、ルアーを信じてタダ巻き...。リールを巻く手が止まった。ゲゲッ!最後にまた根掛りかよぉ~と思ったら首振り数回。合わせたけどバレた。タイムアップ。




あまりコンディションが良かったとは言えない今回の遠征。腰と背中、膝、腕、あっちこっちが痛い。疲れた。最長1日15時間の釣行を連日続けるには体力と気力が必要。いつまで挑戦出来るか判らないけどまた来るよと独り言。
【Tackle Data】
Rod: ZANMAI Revel trouts 7.6MT、7.6H
Reel: EXIST HYPER CUSTOM 2508、 EXIST 2500、STELLA 3000HG
Main Line: VARIVAS SUPER TROUT Advance Max Power PE 1.5
Leader : VARIVAS EXTRA PROTECT SHOCK LEADER 20LB
この釣行記はZANMAIブログでも...。
・北へ北へとアメマス編・北へ北へと王者イトウ編
2010年10月24日
イトウの棲む湖(秋編)
春に訪れた北の果てにあるイトウが棲むダム湖。
今年は再び秋に訪れるチャンスが得られた。春より大型のイトウが出やすいとの事だが、サクラマスやアメマスも少なくなり厳しい釣りが予想された。
2泊3日の北海道遠征。多忙な仕事をやりくりして集まったのは、こだいらさん、いそたろうさん、Kiyoさんと自分の4名。Kiyoさんはマジで忙しく、土曜日の始発便で発って日曜日の最終便で帰るという慌ただしさだ。タフですねぇ~(笑。

【10月16日】
地元で評判の蕎麦屋で昼食した後、春より減水しているダム湖に向かったが、我々は大きな勘違いをしていたのだ。今は春と違って日照時間が短く釣りの時間は短いぞ~(汗。慌ててイブニング渡船に乗り、向かったポイントはシャローに立木が多く、いかにもイトウが好きそうなポイント。

短期決戦のため集中してキャストを続けるが何の反応も得られない。う~ん、皆はどうかな?ふと、遠くのいそたろうさんを見るとロッドが曲がり、水面に水飛沫が!慌てて駆け寄ってみると、早々にイトウをキャッチ!春は多忙で参戦出来なかった、いそたろうさんの気合の1尾だね。それにしても得意のZANMAI Beatup130 グリーンゴールド(2フック仕様)でキャッチするなんてニクイね。
そして、島の反対側で釣をしていた、こだいらさんにイトウもイトウをキャッチしたらしい。ところが本人はカメラも携帯も持って行かなかったために、大声で自分達を呼んだらしいのだが逆風で全く声が届きませんでした。
折角、テスト中のZANMAI Beatup115でキャッチしたのに画像無しなんて...。
こだいらさんゴメン!
今年の春、芦ノ湖でその集魚力が発揮されたBeatup130の弟分にあたるBeatup115は発売が楽しみですねっ。
【10月17日】
漁協のN氏と相談の上、有望と思われるポイントへ渡船で向かう。自分達は初めてのポイントなので楽しみだなぁ~♪
今日の便で帰らなければならないKiyoさんは何としても1本欲しいところ。渡船を下りて右の岬に向かったKiyoさん、反対の岬にはいそたろうさんが釣座を決めた。さぁ、運命の分かれ道(笑。

自分はKiyoさんの近くでキャストを開始する。昨日と違ってブレイクラインが近くにあり流れもいい感じ。春に調子の良かった、ZANMAI FAT8.5TypeⅡを選んでやや下のレンジを攻めてみるが、ウグイの攻撃はあるのにイトウは留守の様だ。
すると、遠くでいそたろうさんが騒いでる。えっ!また釣れたの?今度は81cmのイトウだった。う~ん...素晴らしいぞ!
絶好調男のいそたろうさん、春に来れなかった鬱憤を晴らしている様だ。
その後は静かに時が流れていく。水温が14~16℃と少し高いものの、ポイントも流れも悪くないのになぁ。大小のウグイは遊びに来るのに、イトウのアタリは無い。少しポイントを変えてみるかと湖岸をテクテクと歩く。すると、遠くの岬でKiyoさんが手を振っている。ん?何かの合図かな?手を振り返すのも恥ずかしいのでスルーしていると、Kiyoさんが戻って来た。
やりました!熊の足跡にも負けずにポイントを見つけた、kiyoさん、77cmのイトウをゲットです。初めての湖で残り時間も無いプレッシャーの中でも、見事イトウを釣り上げたKiyoさん、会心の笑顔です。いゃあ~、凡人の自分と違ってやっぱり皆さん何かが違う。引きが強いというか、持ってる物が違うのか。素晴らしい。
これで、イトウの顔を見ていないのは自分だけ。マズイなぁ、このままだと1人だけボウズになってしまう。カッコ悪いなぁ。迎えのボートが来る時間も1時間を切っている。ヨシ!最後にあまり叩いていないポイントで勝負するか。熊が怖いので、こだいらさん同伴で最後の勝負。
ルアーはKiyoさんがヒットさせたZANMAI FAT 8.5 TypeⅠのワカサギカラー。春の遠征を思い出し、丁寧に丁寧に...。
何投目だろうか。キャストして最初のアクションでモゾっというアタリ。アワセを入れると魚の手応えはあるのだが何だか弱いぞ!でも、ボウズ回避の貴重な1尾なので慎重に手元に寄せると...55cmのベビーなイトウ。
ちっちぇ~!と思ったけど、これもイトウ。うれしい1尾だ。やった!そこで、終了~。
【10月18日】
今年の秋はまだ誰も入ってないかも...という、漁協N氏のオススメポイント。この日は風も強くて雪がチラチラと振っている。でも、川の流れ筋なのか、水も動いていい感じ。皆が好きな切り株もあるぞ~(^◇^;ゞ あはは!

シャローとブレイクラインが程良く点在している良さそうなポイントに適当に散らばってキャスト開始。ところが、朝マズメは空振り(汗。こだいらさんが大きくボイント移動してイトウをキャッチしたので、いそたろうさんも移動して狙う事に。
ここも熊の足跡があるので、1人残された自分は後方を気にしながらのキャストを続ける。時折舞ってくる雪と強い風に心が折れそうになるが、最終日なので気合で頑張る。横からの強い風に大きめのFAT100、FAT120を選んで喰え!喰え!と念じながら巻いていた時、これまたモゾっというイトウらしからぬ微妙な手応え。アワセを入れるとイトウ特有の首振りがロッドを通して伝わって来た。
ん?でも、あまり大きくないなぁ。前日よりややサイズアップした60ちょいか。足元が赤土に滑りやすくブレイクラインが近いため危険を感じ、ネットを使わずイトウをズリ上げた。そこで、ネットに入れて写真を撮ろうとしたら...ズルっ、足が滑った瞬間テンションが緩んでフックが外れてしまった。ゲゲッ!でも、イトウったら自由になれたのにボケ~っとしていて逃げない。でも、何故か自分も動けずボ~っと、イトウの姿を見ていたら...やっぱり逃げた(汗。
でも、テンションは急上昇~。気合を入れ直して釣を再開。すると、間も無く遠くでヒット!次の瞬間、水面にバジャ!っと飛沫を残してルアーが飛んで来た。クソ~っ!バレた。でも、イトウじゃなくて、アメマスっぽいなぁ。まっ、いいかと、余裕を見せていたら、その後はイトウの反応も無くなった。
残り時間も少なくなり、こだいらさんがイトウをキヤッチしたポイントへ向かうが、ノーバイトで迎えのボートが来て終了。2泊3日の少ない日程なのに参加者全員がイトウの顔を見れたのは本当に幸せな事でした。
湖の釣りは魚との戦いの前に自分自身との戦いだと思います。湖の杭となり延々とキャストを繰り返す。釣れない事の方が多く、折れそうな心を何とか奮い立たせてくれるのは気合?根性?自分の場合は、何も言わず見守ってくれる仲間と同行しなくとも応援してくれる友の想いだと思います。
春に参加出来なかった鬱憤を晴らす様な引きの強さを見せた、
いそたろうさん。自然の中で飲むコーヒーは美味いでしょ。

初めての湖でも結果を出してしまうkiyoさん。自分に無い何かを持ってます。
それにしても、いい顔してますね~(笑

何処でも、どんな状況でも答えを出してくれる
こだいらさん。釣りが大好きなハンドメイドビルダー。
今年は再び秋に訪れるチャンスが得られた。春より大型のイトウが出やすいとの事だが、サクラマスやアメマスも少なくなり厳しい釣りが予想された。
2泊3日の北海道遠征。多忙な仕事をやりくりして集まったのは、こだいらさん、いそたろうさん、Kiyoさんと自分の4名。Kiyoさんはマジで忙しく、土曜日の始発便で発って日曜日の最終便で帰るという慌ただしさだ。タフですねぇ~(笑。
【10月16日】
地元で評判の蕎麦屋で昼食した後、春より減水しているダム湖に向かったが、我々は大きな勘違いをしていたのだ。今は春と違って日照時間が短く釣りの時間は短いぞ~(汗。慌ててイブニング渡船に乗り、向かったポイントはシャローに立木が多く、いかにもイトウが好きそうなポイント。
短期決戦のため集中してキャストを続けるが何の反応も得られない。う~ん、皆はどうかな?ふと、遠くのいそたろうさんを見るとロッドが曲がり、水面に水飛沫が!慌てて駆け寄ってみると、早々にイトウをキャッチ!春は多忙で参戦出来なかった、いそたろうさんの気合の1尾だね。それにしても得意のZANMAI Beatup130 グリーンゴールド(2フック仕様)でキャッチするなんてニクイね。
そして、島の反対側で釣をしていた、こだいらさんにイトウもイトウをキャッチしたらしい。ところが本人はカメラも携帯も持って行かなかったために、大声で自分達を呼んだらしいのだが逆風で全く声が届きませんでした。
折角、テスト中のZANMAI Beatup115でキャッチしたのに画像無しなんて...。
こだいらさんゴメン!
今年の春、芦ノ湖でその集魚力が発揮されたBeatup130の弟分にあたるBeatup115は発売が楽しみですねっ。
【10月17日】
漁協のN氏と相談の上、有望と思われるポイントへ渡船で向かう。自分達は初めてのポイントなので楽しみだなぁ~♪
今日の便で帰らなければならないKiyoさんは何としても1本欲しいところ。渡船を下りて右の岬に向かったKiyoさん、反対の岬にはいそたろうさんが釣座を決めた。さぁ、運命の分かれ道(笑。
自分はKiyoさんの近くでキャストを開始する。昨日と違ってブレイクラインが近くにあり流れもいい感じ。春に調子の良かった、ZANMAI FAT8.5TypeⅡを選んでやや下のレンジを攻めてみるが、ウグイの攻撃はあるのにイトウは留守の様だ。
すると、遠くでいそたろうさんが騒いでる。えっ!また釣れたの?今度は81cmのイトウだった。う~ん...素晴らしいぞ!
絶好調男のいそたろうさん、春に来れなかった鬱憤を晴らしている様だ。
その後は静かに時が流れていく。水温が14~16℃と少し高いものの、ポイントも流れも悪くないのになぁ。大小のウグイは遊びに来るのに、イトウのアタリは無い。少しポイントを変えてみるかと湖岸をテクテクと歩く。すると、遠くの岬でKiyoさんが手を振っている。ん?何かの合図かな?手を振り返すのも恥ずかしいのでスルーしていると、Kiyoさんが戻って来た。
やりました!熊の足跡にも負けずにポイントを見つけた、kiyoさん、77cmのイトウをゲットです。初めての湖で残り時間も無いプレッシャーの中でも、見事イトウを釣り上げたKiyoさん、会心の笑顔です。いゃあ~、凡人の自分と違ってやっぱり皆さん何かが違う。引きが強いというか、持ってる物が違うのか。素晴らしい。
これで、イトウの顔を見ていないのは自分だけ。マズイなぁ、このままだと1人だけボウズになってしまう。カッコ悪いなぁ。迎えのボートが来る時間も1時間を切っている。ヨシ!最後にあまり叩いていないポイントで勝負するか。熊が怖いので、こだいらさん同伴で最後の勝負。
ルアーはKiyoさんがヒットさせたZANMAI FAT 8.5 TypeⅠのワカサギカラー。春の遠征を思い出し、丁寧に丁寧に...。
何投目だろうか。キャストして最初のアクションでモゾっというアタリ。アワセを入れると魚の手応えはあるのだが何だか弱いぞ!でも、ボウズ回避の貴重な1尾なので慎重に手元に寄せると...55cmのベビーなイトウ。
ちっちぇ~!と思ったけど、これもイトウ。うれしい1尾だ。やった!そこで、終了~。
【10月18日】
今年の秋はまだ誰も入ってないかも...という、漁協N氏のオススメポイント。この日は風も強くて雪がチラチラと振っている。でも、川の流れ筋なのか、水も動いていい感じ。皆が好きな切り株もあるぞ~(^◇^;ゞ あはは!
シャローとブレイクラインが程良く点在している良さそうなポイントに適当に散らばってキャスト開始。ところが、朝マズメは空振り(汗。こだいらさんが大きくボイント移動してイトウをキャッチしたので、いそたろうさんも移動して狙う事に。
ここも熊の足跡があるので、1人残された自分は後方を気にしながらのキャストを続ける。時折舞ってくる雪と強い風に心が折れそうになるが、最終日なので気合で頑張る。横からの強い風に大きめのFAT100、FAT120を選んで喰え!喰え!と念じながら巻いていた時、これまたモゾっというイトウらしからぬ微妙な手応え。アワセを入れるとイトウ特有の首振りがロッドを通して伝わって来た。
ん?でも、あまり大きくないなぁ。前日よりややサイズアップした60ちょいか。足元が赤土に滑りやすくブレイクラインが近いため危険を感じ、ネットを使わずイトウをズリ上げた。そこで、ネットに入れて写真を撮ろうとしたら...ズルっ、足が滑った瞬間テンションが緩んでフックが外れてしまった。ゲゲッ!でも、イトウったら自由になれたのにボケ~っとしていて逃げない。でも、何故か自分も動けずボ~っと、イトウの姿を見ていたら...やっぱり逃げた(汗。
でも、テンションは急上昇~。気合を入れ直して釣を再開。すると、間も無く遠くでヒット!次の瞬間、水面にバジャ!っと飛沫を残してルアーが飛んで来た。クソ~っ!バレた。でも、イトウじゃなくて、アメマスっぽいなぁ。まっ、いいかと、余裕を見せていたら、その後はイトウの反応も無くなった。
残り時間も少なくなり、こだいらさんがイトウをキヤッチしたポイントへ向かうが、ノーバイトで迎えのボートが来て終了。2泊3日の少ない日程なのに参加者全員がイトウの顔を見れたのは本当に幸せな事でした。
湖の釣りは魚との戦いの前に自分自身との戦いだと思います。湖の杭となり延々とキャストを繰り返す。釣れない事の方が多く、折れそうな心を何とか奮い立たせてくれるのは気合?根性?自分の場合は、何も言わず見守ってくれる仲間と同行しなくとも応援してくれる友の想いだと思います。
春に参加出来なかった鬱憤を晴らす様な引きの強さを見せた、
いそたろうさん。自然の中で飲むコーヒーは美味いでしょ。



初めての湖でも結果を出してしまうkiyoさん。自分に無い何かを持ってます。
それにしても、いい顔してますね~(笑

何処でも、どんな状況でも答えを出してくれる
こだいらさん。釣りが大好きなハンドメイドビルダー。



2010年06月16日
北海道遠征動画
春の北海道遠征...けんぢさんが動画編集してくれました。ノーカット版もあるのですが、とてもNET上では公開出来ませ~ん(^◇^;ゞ あはは!
あまりにすぎ爺がカッコ良く映っているのでオマケで(笑。

尚、遠征の様子はZANMAIブログでも公開されています。→こちら
あまりにすぎ爺がカッコ良く映っているのでオマケで(笑。
尚、遠征の様子はZANMAIブログでも公開されています。→こちら
2010年06月12日
2010年【春】遠征 vol.3 狙え!メーターオーバー!
実釣2日目、この日は2組に分かれて効率良く大物を狙う作戦とした。自分とザザギさん、けんぢさんは実績のあるH島、こだいらさんとすぎさんは昨日と同じ半島へ渡船で渡った。H島は昨年何度か訪れて少しは雰囲気が判っていたはずだが、今年は水位が高く昨年とは状況が変わっていた。おまけにベタ凪で鏡の様な湖面にポイントの選択を誤ったか?と少々焦る。
↓水位が高く昨年とは状況が変わっていた。たくましいフキのとうは背伸びして生きている。

本当は昨年イトウのボイルを見た、すぎさんポイントへ行きたかったが水位が高く危険なので切り株ポイントへ向かう。流木等が流れ着いた水際は歩き難いったらありゃしない。ジャブジャブと歩いて目的のポイントへ。予想はしていたけど昨年は陸地だったスペースが全て水没している。こうなるとルアーがとどく範囲はほとんどが昨年陸地だった範囲での釣りになるため、あまり地形の変化が無いポイントになる。う~ん、風が吹かないと厳しいかもね。
案の定、何も起きない時間が過ぎて行く。ザザギさんは「飽きた!」と言い出し、別の島へ行きたそうな顔をしている。でも、実績のあるポイントだから少し粘りましょうねと説得してみたものの、風が吹かないので心が折れそうになる。
ザザギさんはいそたろうさんの得意戦法である右往左往作戦に変更、けんぢさんと自分は昼寝作戦に出た。時折、すぎさんとこだいらさんの楽しそうな声が風に乗って聞こえていた。
しばらく寝ていたが太陽が昇り暑くてとても寝ていられない。それにキャストしないと釣れないしね。風が吹き始めると右往左往作戦をしていたザザギさんから電話。前日よりやや大きいイトウをキャッチしたらしいが、離れていたので写真を撮ってあげられなかった。ゴメンね。
↓風が出てきたぞ。ザザギさんの画像は初日のものと、この日の釣果

自分は小さなアメマスやサクラは釣れるもののイトウからの便りもなく、釣行2日目なのに仕事の疲れが出てしまい集中力も低下してダメダメモード。すると隣でビックベイト等で自分のスタイルを楽しんでいた、けんぢさんのロッドが曲がっている。
大きな飛沫!イトウか?楽しそうなけんぢさんに近づくと、50upの綺麗なアメマス。けんぢさん、嬉しそうだ!その後は何も無く2日目が終了した。
↓けんぢさんのアメマス。綺麗だなぁ~。

実釣3日目、このはザザギさんと、こだいらさんだけが朝から半島へ向かい、残りのメンバーはのんびりと過ごして午後からのイブニング渡船にて勝負する事にした。ザザギさんはこの湖での釣りが最終日となるため気合十分だ。
初夏の風が気持良い湖畔を散策したり、タックルの手入れをしていると、やっぱりウズウズしてくるので、すぎさんと軽くキャンプ場周りで試してみる。ここも風が吹けば悪くないポイントらしいのだが、自分はJun Minnow 130Fと、TOM グリグリデットン110F の動きの確認しながら過ごした。
↓タックル手入れや散策しながら過ごす時間もいいものだ。グリグリデッドンとワカサギ(笑。

そして、イブニングタイム。漁協N氏オススメのポイントへ渡してもらう。全員が入れないので小さなワンドを挟んで右と左に分かれて釣り開始。
すると、パイロットルアーのZANAMI FAT8.5cmTypeⅠオレンジゴールドに何かがのしかかる様な違和感、とりあえず合せてみると...。
なんと、またもや開始して間も無くイトウが釣れてしまった。サイズは60前後だが嬉しいスタート。ところが応急処置をしていたネットが再び破損してしまった(涙。
ネットといえば、今回、すぎさんとけんぢさんが大きいラバーネットを自分なりに改良して持ってきた。やや重く見た目はイマイチだが、魚に優しいし、ルアーも絡まないのでいい感じ。自分も何か考えてみよ~っと。
このポイントは初めて入ったので景色が新鮮で、釣りをしていてもモチベーションが下がらずいい感じ。風も正面から吹いて大物が出そうな予感♪すると、何かをやるだろうと思っていたこだいらさんにヒット!飛沫からかなりの大物か?近づこうとしたら...バレた。(^◇^;ゞ
それでも、やっぱりイトウは居るぞ!と、ヤル気満々モードでキャストを繰り返していると、ピックアップ中のルアーに突然イトウが大口開けて突進して来た。
ビックリ~!何とかアワセ(本当はイトウにビックリして後ろに下がったのが偶然アワセになったかも)が決まったものの、ラインがロッドから1mくらいしか出ていなくてロッドを折るんじゃないかとハラハラしちゃいました。サイズが小さいのが幸いしたかな。

その日はコテージ(自炊)生活は一休みして、湖畔のレストハウスに1泊することにした。キャ~!ダッジオーブン料理だ!やっぱり人に作ってもらった料理は美味いなぁ。 酒も美味いしね。その夜はけんぢさんの動画で深夜まで盛り上がってしまいました。
翌日はザザギさんの移動日なので、洗濯したりボケ~っとしたり、各々自由な時間を過ごしてから、ザザギさんを送るついでに旭山動物園に行ってみた。最初はあまり気乗りしていなかったオジさん達も動物に癒されてエネルギーを充電出来た事でしょう。(^◇^;ゞ あはは!


6月3日、明日は夕方の船で帰るため、終日釣りが出来るのは最後の日となる。天気予報では崩れそうなので大物に出会えるチャンスかも知れないと、だいぶ状況が判ってきた半島へ朝から渡りじっくりと釣りをする事にした。
この日は水が若干澄んでおり、予報に反して静かな湖面に何も起きない時間だけが過ぎて行く。きっと何処かに潜んでいるに違いないヤツを求めてポイント移動するか...。
ドン深ポイントで釣りをしていた、けんぢさんに何度かチェイスがあった様だがバイトに至らず。
でも、チェイスがあるならチャンスもあるかもと、偏光グラスを通してブレイクラインが見えるポイントへ移動。
ルアーもずっと使ってきたFATからZANMAI 13cmスリムのグリーンゴールド(基盤リップ)に変更してみた。風が無く水が澄んでいるので、ルアーのアクションがよく見える。やはり丁寧に動と静を意識しながら、時に大きく、又、ブレイクライン上では移動距離を抑えてアクションだけで様子を見ていた時でした。
湖底からいきなりイトウが飛び出て来てルアーに喰い付いた!スゲー!思わず口から出た言葉。サイズもなかなかだったが、数秒のやりとりでプンっとラインブレイク。イトウの歯にやられたか?目の前でイトウがルアーを外そうとウネウネしていたが、そのまま逃走。バーブレスフックにしてあるが、イトウに申し訳ない気持ちとルアーロストの精神的ショックでしばし呆然。
でも、長いルアーに反応したぞ。ベストに入っていたJun Minnow 130F を付けてキャスト!ZANMAI 13cmスリムとは動きが違うが、 同じ様にアクションさせていたら、やっぱり同じブレイクラインから、同じ様にイトウが飛び出てルアーに喰い付いた!
うぉ~!何だ?こいつら?ルアーのテール部分にガブりと噛み付いたイトウ...。やっぱりこいつらスゲー!この2尾が見せた光景は今でも脳裏に焼き付いて離れない。
↓Jun Minnow130F(ルアーには歯型が...)での1本
ZANMAI FAT8.5cmTypeⅡでも追加。ネットが破損したので止むを得ずズリあげた。すばやく写真を撮って直ぐにノータッチリリース。

その後、イブニング渡船で半島の違うポイントへ向かうと風も出てきていい感じだ。自分はそろそろ腰が限界なので休みを入れながら大物を狙う。ところがなかなか反応が得られないまま時間だけが過ぎて、メンバーにも疲れが出ている様だった。
この重い沈黙を破ったのは、やっぱりこだいらさんだった。この男、疲れを知らないのか?本人曰く、「やっぱりオレって釣りが好きなんだなぁ~」だって。
はいはい!一般人は野生人には勝てません(笑。

そして、けんぢさんも続く。最初の1尾はネットイン前に逃走したので何とかキャッチして欲しい。応援に駆け寄る仲間達...。
やった~!けんぢさん!これは嬉しかったなぁ。自分のスタイルを通していたけんぢさん。そのルアーなら釣れそうだけどね~なんて言ってたら、本当にそれで釣ってしまった。おめでと~♪男同士の抱擁を交わして喜びを表す彼は少年の様だった。

最終日。夕方の船で帰るので午前10時までの釣りとなるが、この日も渡船を使い半島で挑戦する事にした。この日の半島はいつものポイントが風裏になってしまい少々厳しい状況だった。
時折アメ、サクラ、ウグイのアタリはあるものの乗せきらず、積極的にヤブ漕ぎして湖流を探して結果を出したのは、こだいらさん。
すぎさんも老体(笑)にムチ打ってヤブ漕ぎしてポイントを探しに行ったが、Stop Fishing。
今年の春遠征は状況に恵まれ参加者全員がイトウとの対面を果たせた。それはメンバーの為に自分の釣りを中断してでもサポートしてくれた、こだいらさん、そして、ここに棲むイトウを守る漁協や地元有志、アングラーの力も大きい。
サブタイトルにあるメーターオーバーに出逢うことは出来なかったが、これからもアングラーに夢を与えてくれるあの湖を大切にしたいと思う。そして、今度こそ...。

【Tackle Data】
Rod : ZANMAI Revel trouts 7.6MT
Reel : Daiwa EXIST HYPER CUSTOM 2508
Main Line : VARIVAS SUPER TROUT Advance Max Power PE 1.5
Leader : VARIVAS EXTRA PROTECT SHOCK LEADER 16LB
Rod : SMITH TRBX-EX72MT
Reel :SHIMANO STELLA 3000HG
Line : VARIVAS SUPER TROUT Advance Big TROUT 16LB
イトウがヒットしたルアー(上から)
ZANMAI FAT 8.5cm typeⅡ ピンクバックゴールドヤマメ(アワビ)
ZANAMI FAT 8.5cmTypeⅠオレンジゴールド
ZANMAI FAT 12cm ピンクバックゴールド純銀箔(リバーオールド特注イエローゴールド)
Jun Minnow 130F
↓水位が高く昨年とは状況が変わっていた。たくましいフキのとうは背伸びして生きている。

本当は昨年イトウのボイルを見た、すぎさんポイントへ行きたかったが水位が高く危険なので切り株ポイントへ向かう。流木等が流れ着いた水際は歩き難いったらありゃしない。ジャブジャブと歩いて目的のポイントへ。予想はしていたけど昨年は陸地だったスペースが全て水没している。こうなるとルアーがとどく範囲はほとんどが昨年陸地だった範囲での釣りになるため、あまり地形の変化が無いポイントになる。う~ん、風が吹かないと厳しいかもね。
案の定、何も起きない時間が過ぎて行く。ザザギさんは「飽きた!」と言い出し、別の島へ行きたそうな顔をしている。でも、実績のあるポイントだから少し粘りましょうねと説得してみたものの、風が吹かないので心が折れそうになる。
ザザギさんはいそたろうさんの得意戦法である右往左往作戦に変更、けんぢさんと自分は昼寝作戦に出た。時折、すぎさんとこだいらさんの楽しそうな声が風に乗って聞こえていた。
しばらく寝ていたが太陽が昇り暑くてとても寝ていられない。それにキャストしないと釣れないしね。風が吹き始めると右往左往作戦をしていたザザギさんから電話。前日よりやや大きいイトウをキャッチしたらしいが、離れていたので写真を撮ってあげられなかった。ゴメンね。
↓風が出てきたぞ。ザザギさんの画像は初日のものと、この日の釣果


自分は小さなアメマスやサクラは釣れるもののイトウからの便りもなく、釣行2日目なのに仕事の疲れが出てしまい集中力も低下してダメダメモード。すると隣でビックベイト等で自分のスタイルを楽しんでいた、けんぢさんのロッドが曲がっている。
大きな飛沫!イトウか?楽しそうなけんぢさんに近づくと、50upの綺麗なアメマス。けんぢさん、嬉しそうだ!その後は何も無く2日目が終了した。
↓けんぢさんのアメマス。綺麗だなぁ~。
実釣3日目、このはザザギさんと、こだいらさんだけが朝から半島へ向かい、残りのメンバーはのんびりと過ごして午後からのイブニング渡船にて勝負する事にした。ザザギさんはこの湖での釣りが最終日となるため気合十分だ。
初夏の風が気持良い湖畔を散策したり、タックルの手入れをしていると、やっぱりウズウズしてくるので、すぎさんと軽くキャンプ場周りで試してみる。ここも風が吹けば悪くないポイントらしいのだが、自分はJun Minnow 130Fと、TOM グリグリデットン110F の動きの確認しながら過ごした。
↓タックル手入れや散策しながら過ごす時間もいいものだ。グリグリデッドンとワカサギ(笑。
そして、イブニングタイム。漁協N氏オススメのポイントへ渡してもらう。全員が入れないので小さなワンドを挟んで右と左に分かれて釣り開始。
すると、パイロットルアーのZANAMI FAT8.5cmTypeⅠオレンジゴールドに何かがのしかかる様な違和感、とりあえず合せてみると...。
なんと、またもや開始して間も無くイトウが釣れてしまった。サイズは60前後だが嬉しいスタート。ところが応急処置をしていたネットが再び破損してしまった(涙。
ネットといえば、今回、すぎさんとけんぢさんが大きいラバーネットを自分なりに改良して持ってきた。やや重く見た目はイマイチだが、魚に優しいし、ルアーも絡まないのでいい感じ。自分も何か考えてみよ~っと。
このポイントは初めて入ったので景色が新鮮で、釣りをしていてもモチベーションが下がらずいい感じ。風も正面から吹いて大物が出そうな予感♪すると、何かをやるだろうと思っていたこだいらさんにヒット!飛沫からかなりの大物か?近づこうとしたら...バレた。(^◇^;ゞ
それでも、やっぱりイトウは居るぞ!と、ヤル気満々モードでキャストを繰り返していると、ピックアップ中のルアーに突然イトウが大口開けて突進して来た。
ビックリ~!何とかアワセ(本当はイトウにビックリして後ろに下がったのが偶然アワセになったかも)が決まったものの、ラインがロッドから1mくらいしか出ていなくてロッドを折るんじゃないかとハラハラしちゃいました。サイズが小さいのが幸いしたかな。



その日はコテージ(自炊)生活は一休みして、湖畔のレストハウスに1泊することにした。キャ~!ダッジオーブン料理だ!やっぱり人に作ってもらった料理は美味いなぁ。 酒も美味いしね。その夜はけんぢさんの動画で深夜まで盛り上がってしまいました。
翌日はザザギさんの移動日なので、洗濯したりボケ~っとしたり、各々自由な時間を過ごしてから、ザザギさんを送るついでに旭山動物園に行ってみた。最初はあまり気乗りしていなかったオジさん達も動物に癒されてエネルギーを充電出来た事でしょう。(^◇^;ゞ あはは!
6月3日、明日は夕方の船で帰るため、終日釣りが出来るのは最後の日となる。天気予報では崩れそうなので大物に出会えるチャンスかも知れないと、だいぶ状況が判ってきた半島へ朝から渡りじっくりと釣りをする事にした。
この日は水が若干澄んでおり、予報に反して静かな湖面に何も起きない時間だけが過ぎて行く。きっと何処かに潜んでいるに違いないヤツを求めてポイント移動するか...。
ドン深ポイントで釣りをしていた、けんぢさんに何度かチェイスがあった様だがバイトに至らず。
でも、チェイスがあるならチャンスもあるかもと、偏光グラスを通してブレイクラインが見えるポイントへ移動。
ルアーもずっと使ってきたFATからZANMAI 13cmスリムのグリーンゴールド(基盤リップ)に変更してみた。風が無く水が澄んでいるので、ルアーのアクションがよく見える。やはり丁寧に動と静を意識しながら、時に大きく、又、ブレイクライン上では移動距離を抑えてアクションだけで様子を見ていた時でした。
湖底からいきなりイトウが飛び出て来てルアーに喰い付いた!スゲー!思わず口から出た言葉。サイズもなかなかだったが、数秒のやりとりでプンっとラインブレイク。イトウの歯にやられたか?目の前でイトウがルアーを外そうとウネウネしていたが、そのまま逃走。バーブレスフックにしてあるが、イトウに申し訳ない気持ちとルアーロストの精神的ショックでしばし呆然。
でも、長いルアーに反応したぞ。ベストに入っていたJun Minnow 130F を付けてキャスト!ZANMAI 13cmスリムとは動きが違うが、 同じ様にアクションさせていたら、やっぱり同じブレイクラインから、同じ様にイトウが飛び出てルアーに喰い付いた!
うぉ~!何だ?こいつら?ルアーのテール部分にガブりと噛み付いたイトウ...。やっぱりこいつらスゲー!この2尾が見せた光景は今でも脳裏に焼き付いて離れない。
↓Jun Minnow130F(ルアーには歯型が...)での1本
ZANMAI FAT8.5cmTypeⅡでも追加。ネットが破損したので止むを得ずズリあげた。すばやく写真を撮って直ぐにノータッチリリース。
その後、イブニング渡船で半島の違うポイントへ向かうと風も出てきていい感じだ。自分はそろそろ腰が限界なので休みを入れながら大物を狙う。ところがなかなか反応が得られないまま時間だけが過ぎて、メンバーにも疲れが出ている様だった。
この重い沈黙を破ったのは、やっぱりこだいらさんだった。この男、疲れを知らないのか?本人曰く、「やっぱりオレって釣りが好きなんだなぁ~」だって。
はいはい!一般人は野生人には勝てません(笑。

そして、けんぢさんも続く。最初の1尾はネットイン前に逃走したので何とかキャッチして欲しい。応援に駆け寄る仲間達...。
やった~!けんぢさん!これは嬉しかったなぁ。自分のスタイルを通していたけんぢさん。そのルアーなら釣れそうだけどね~なんて言ってたら、本当にそれで釣ってしまった。おめでと~♪男同士の抱擁を交わして喜びを表す彼は少年の様だった。

最終日。夕方の船で帰るので午前10時までの釣りとなるが、この日も渡船を使い半島で挑戦する事にした。この日の半島はいつものポイントが風裏になってしまい少々厳しい状況だった。
時折アメ、サクラ、ウグイのアタリはあるものの乗せきらず、積極的にヤブ漕ぎして湖流を探して結果を出したのは、こだいらさん。
すぎさんも老体(笑)にムチ打ってヤブ漕ぎしてポイントを探しに行ったが、Stop Fishing。
今年の春遠征は状況に恵まれ参加者全員がイトウとの対面を果たせた。それはメンバーの為に自分の釣りを中断してでもサポートしてくれた、こだいらさん、そして、ここに棲むイトウを守る漁協や地元有志、アングラーの力も大きい。
サブタイトルにあるメーターオーバーに出逢うことは出来なかったが、これからもアングラーに夢を与えてくれるあの湖を大切にしたいと思う。そして、今度こそ...。
【Tackle Data】
Rod : ZANMAI Revel trouts 7.6MT
Reel : Daiwa EXIST HYPER CUSTOM 2508
Main Line : VARIVAS SUPER TROUT Advance Max Power PE 1.5
Leader : VARIVAS EXTRA PROTECT SHOCK LEADER 16LB
Rod : SMITH TRBX-EX72MT
Reel :SHIMANO STELLA 3000HG
Line : VARIVAS SUPER TROUT Advance Big TROUT 16LB
イトウがヒットしたルアー(上から)
ZANMAI FAT 8.5cm typeⅡ ピンクバックゴールドヤマメ(アワビ)
ZANAMI FAT 8.5cmTypeⅠオレンジゴールド
ZANMAI FAT 12cm ピンクバックゴールド純銀箔(リバーオールド特注イエローゴールド)
Jun Minnow 130F