2012年06月03日
狙え!メーターオーバー!(2012年春)
5月23日、仕事が終わったその足で、いつもの様にすぎさんをピックアップして深夜には大洗のフェリー乗り場にいた。
自分としては5回目の挑戦となる“メーターオーバーを狙え!”だが、今年は桟橋の復興も終え愛車での遠征が叶った。
約18時間の船旅で苫小牧到着。旭川空港へ到着する、いそたろうさんを待つ間に仮眠を挟んでモンスターブラウンで有名な支笏湖でロッドを出してみるが何事も無く終了。機会があれば、じっくりと釣りをしてみたい湖ですね。

そして、1年ぶりに湖へ到着すると、懐かしい漁協のN氏やレイクハウスのスタッフ、そしてこの湖の魅力にハマってしまったアングラー達の顔があった。挨拶もそこそこに早速準備を整え渡船でポイントへ向かう。
風は無くあまり良いコンディションとは言えないが、過去に良い思いをしたポイントなのでイトウが付いていそうな場所へルアーを通す。そんなに甘い釣りでは無い事は承知しているが、どこのポイントでも、どんな状況でも、イトウが飛び出してくる期待感がこの湖にはある。
ルアーはZANMAI115mmワカサギ。最初にこの湖を訪れた時、空中にあるこのルアーにトイウが飛び掛り、自分をこの釣りへ導いてくれた思い出のルアーだ。
色々やっても反応が得られなかったので、この思い出のルアーを極スローで引いてみた。あまりにスローなのでルアーが水面を泳いでいる。そこで、徐々にロッドを下げてニーリングしていた時に最初のアタリ!42cmのアメマスがヒット。
同じ場所で同じ釣り方をしていたら、続けて同じ様なサイズのベビーイトウもヒット!この日のために新しく購入したネットのバームスSV-LN90にも入魂完了。でも、目標はこのネットから飛び出すメータークラスだもんね(笑。

翌日、早朝から渡船で新たなポイントへ。でも、朝からベタ凪で厳しい状況。あまりの厳しさにウグイに遊んでもらうも、途中から激しい雨に集中力も途切れ早めの撤退でこの日は終了。
早朝まで降り続いた雨も、どうにか止みそうな気配なので気合を入れ直してポイントへ。日曜日ということもあり有名ポイントには多くのアングラーが入るため無名のポイントへ向かう。
ところが、この日も風が無く鏡の様な湖面。ベイトは多く見られるがシャローにイトウが刺してくる気配が無い。ブレイクラインを探して色々と試すが、ルアーは空しく返って来るだけ。他にやれる事は無いかと自問自答するが答えは見つからず。
迎船時刻の少し前、行方不明?になっていた、こだいらさんから90cmをゲットしたとのTEL。足場の悪い湖岸を遥か先まで可能性を探しに行った結果だ。仲間の90upに一同にも笑顔が。その日の晩餐は勝利の美酒で乾杯。
納得の行く釣りが出来ないまま、終日釣りが出来るのは最後となるため風を読みポイントを決める。今回の釣行、コンディションに恵まれないだけでなく、時期的に少し遅かったかも知れない。
豊富なベイトは岸際だけで無く、沖でも昆虫を捕食するベイトが見られ、イトウはわざわざ危険を冒してシャローに来なくても捕食出来ている様だ。それでも、タイミングが合えばブッシュ周りで結果が出ているのだが、個体数が圧倒的に少ない気がする。
沖でベイトとなる小魚が虫を捕食している。あれは何だ?この際、ウグイでもいいから魚の感触を味わいたいなと、ルアーをスプーンに替えて遠投し、表層を引いてみた。
すると、ヤマメの幼魚がヒット!ランドロックのサクラマスが釣れるこの湖なので、ヤマメが釣れても不思議では無いよなぁ~なんて、ボ~っとその姿を眺めていたら、大型の魚がガボっとボイルした。えっ?何?アメマス?まさか、イトウ?
そのままキャストすると、サクラマス、アメマスがヒット!それを見ていた、すぎさんにスプーンを渡し、二人でしばしお祭り騒ぎを味わう。そして、お祭り騒ぎの〆に、何とイトウまで釣れてしまった。
70cmに満たないサイズでしたが、スプーンで初めて釣ったイトウに複雑な気分。初代匙太郎さんから、二代目を引き継いでしまった。(^◇^;ゞ あはは!
夕方、風を求めて別なポイントへ移動する。いい感じで風が当たり、いかにも出そうな雰囲気。ブッシュ周りを丁寧に探って答えが出なかったため、増水で水中に沈む潅木周りを攻める。
残り時間僅かとなった時、ゴン!という重いアタリに力強い引き、本命か?と思ったけど、外道と呼ぶには惜しいグッドサイズのアメマスでした。

いよいよ、最終日。
半日の釣行なので過去に実績があるポイントへ向かう。過去に結果が出た切り株やブッシュ脇にルアーを通すも、やはり無反応で時折吹き付ける風に好転の兆しもあったが、イトウからの反応は得られず春の遠征は終了となりました。
今回の遠征。自分の仕事の関係で少し遅いタイミングになってしまい結果的にはイマイチであった。何より、気持ちを切り替えて湖とリズムを合わせる事が最後まで出来なかった。
今年もあのフィールドに立てただけで幸せだったけど、何故か心のモヤモヤが残る釣行となった。

*この湖では、サクラマス(ヤマメ)の解禁は6月1日からなので、ヒットしてしまった場合は直ぐにリリースしました。(何尾かは数枚の写真撮影)
今年はアメマスと共に活性が高い様なのでイトウ以外にも楽しめると思います。
自分としては5回目の挑戦となる“メーターオーバーを狙え!”だが、今年は桟橋の復興も終え愛車での遠征が叶った。
約18時間の船旅で苫小牧到着。旭川空港へ到着する、いそたろうさんを待つ間に仮眠を挟んでモンスターブラウンで有名な支笏湖でロッドを出してみるが何事も無く終了。機会があれば、じっくりと釣りをしてみたい湖ですね。
そして、1年ぶりに湖へ到着すると、懐かしい漁協のN氏やレイクハウスのスタッフ、そしてこの湖の魅力にハマってしまったアングラー達の顔があった。挨拶もそこそこに早速準備を整え渡船でポイントへ向かう。
風は無くあまり良いコンディションとは言えないが、過去に良い思いをしたポイントなのでイトウが付いていそうな場所へルアーを通す。そんなに甘い釣りでは無い事は承知しているが、どこのポイントでも、どんな状況でも、イトウが飛び出してくる期待感がこの湖にはある。
ルアーはZANMAI115mmワカサギ。最初にこの湖を訪れた時、空中にあるこのルアーにトイウが飛び掛り、自分をこの釣りへ導いてくれた思い出のルアーだ。
色々やっても反応が得られなかったので、この思い出のルアーを極スローで引いてみた。あまりにスローなのでルアーが水面を泳いでいる。そこで、徐々にロッドを下げてニーリングしていた時に最初のアタリ!42cmのアメマスがヒット。
同じ場所で同じ釣り方をしていたら、続けて同じ様なサイズのベビーイトウもヒット!この日のために新しく購入したネットのバームスSV-LN90にも入魂完了。でも、目標はこのネットから飛び出すメータークラスだもんね(笑。
翌日、早朝から渡船で新たなポイントへ。でも、朝からベタ凪で厳しい状況。あまりの厳しさにウグイに遊んでもらうも、途中から激しい雨に集中力も途切れ早めの撤退でこの日は終了。
早朝まで降り続いた雨も、どうにか止みそうな気配なので気合を入れ直してポイントへ。日曜日ということもあり有名ポイントには多くのアングラーが入るため無名のポイントへ向かう。
ところが、この日も風が無く鏡の様な湖面。ベイトは多く見られるがシャローにイトウが刺してくる気配が無い。ブレイクラインを探して色々と試すが、ルアーは空しく返って来るだけ。他にやれる事は無いかと自問自答するが答えは見つからず。
迎船時刻の少し前、行方不明?になっていた、こだいらさんから90cmをゲットしたとのTEL。足場の悪い湖岸を遥か先まで可能性を探しに行った結果だ。仲間の90upに一同にも笑顔が。その日の晩餐は勝利の美酒で乾杯。
納得の行く釣りが出来ないまま、終日釣りが出来るのは最後となるため風を読みポイントを決める。今回の釣行、コンディションに恵まれないだけでなく、時期的に少し遅かったかも知れない。
豊富なベイトは岸際だけで無く、沖でも昆虫を捕食するベイトが見られ、イトウはわざわざ危険を冒してシャローに来なくても捕食出来ている様だ。それでも、タイミングが合えばブッシュ周りで結果が出ているのだが、個体数が圧倒的に少ない気がする。
沖でベイトとなる小魚が虫を捕食している。あれは何だ?この際、ウグイでもいいから魚の感触を味わいたいなと、ルアーをスプーンに替えて遠投し、表層を引いてみた。
すると、ヤマメの幼魚がヒット!ランドロックのサクラマスが釣れるこの湖なので、ヤマメが釣れても不思議では無いよなぁ~なんて、ボ~っとその姿を眺めていたら、大型の魚がガボっとボイルした。えっ?何?アメマス?まさか、イトウ?
そのままキャストすると、サクラマス、アメマスがヒット!それを見ていた、すぎさんにスプーンを渡し、二人でしばしお祭り騒ぎを味わう。そして、お祭り騒ぎの〆に、何とイトウまで釣れてしまった。
70cmに満たないサイズでしたが、スプーンで初めて釣ったイトウに複雑な気分。初代匙太郎さんから、二代目を引き継いでしまった。(^◇^;ゞ あはは!
夕方、風を求めて別なポイントへ移動する。いい感じで風が当たり、いかにも出そうな雰囲気。ブッシュ周りを丁寧に探って答えが出なかったため、増水で水中に沈む潅木周りを攻める。
残り時間僅かとなった時、ゴン!という重いアタリに力強い引き、本命か?と思ったけど、外道と呼ぶには惜しいグッドサイズのアメマスでした。
いよいよ、最終日。
半日の釣行なので過去に実績があるポイントへ向かう。過去に結果が出た切り株やブッシュ脇にルアーを通すも、やはり無反応で時折吹き付ける風に好転の兆しもあったが、イトウからの反応は得られず春の遠征は終了となりました。
今回の遠征。自分の仕事の関係で少し遅いタイミングになってしまい結果的にはイマイチであった。何より、気持ちを切り替えて湖とリズムを合わせる事が最後まで出来なかった。
今年もあのフィールドに立てただけで幸せだったけど、何故か心のモヤモヤが残る釣行となった。
*この湖では、サクラマス(ヤマメ)の解禁は6月1日からなので、ヒットしてしまった場合は直ぐにリリースしました。(何尾かは数枚の写真撮影)
今年はアメマスと共に活性が高い様なのでイトウ以外にも楽しめると思います。
Posted by memphisbelle at 19:18│Comments(8)
│北海道遠征
この記事へのコメント
memphisbelleさん おはようございます。
今日は静岡からノコメント・・・
ドアーtoドアーで遠征参加、大変お世話になりました。
二年ぶりとなる釣行で、感が戻らないまま本命は
バラシまくり”バラシ爺”を拝命?・・・
でも、あの場に立てていられた事に感謝・・・
来年に向けての宿題・課題を残した楽しい遠征でした。
ありがとうございました。
今日は静岡からノコメント・・・
ドアーtoドアーで遠征参加、大変お世話になりました。
二年ぶりとなる釣行で、感が戻らないまま本命は
バラシまくり”バラシ爺”を拝命?・・・
でも、あの場に立てていられた事に感謝・・・
来年に向けての宿題・課題を残した楽しい遠征でした。
ありがとうございました。
Posted by すぎ爺 at 2012年06月04日 10:08
今年もご一緒させていただいてありがとうございました。
遠征はいつもいつも良い状況とはなりませんが、それでもやめられませんね。
次への課題も見つかったことですし、また行かなくてはいけませんね(笑)
お忙しそうですが、ご自愛ください。
遠征はいつもいつも良い状況とはなりませんが、それでもやめられませんね。
次への課題も見つかったことですし、また行かなくてはいけませんね(笑)
お忙しそうですが、ご自愛ください。
Posted by けんぢ at 2012年06月04日 12:44
二代目匙太郎さんへ
何事にも匙加減が大事なんですね~
小型混じりとはいえ、二本の本命が出たんですから良しとしましょうよ。
それにしても初日のアメマスはキレイですね!
何事にも匙加減が大事なんですね~
小型混じりとはいえ、二本の本命が出たんですから良しとしましょうよ。
それにしても初日のアメマスはキレイですね!
Posted by 小平 at 2012年06月04日 12:55
すぎ爺さん(笑。遠征お疲れ様でした!
自分達でも結構キツイ遠征ですが、すぎ爺さんの体力と気力には驚きです。
もっと頑張らなきゃと、いつも励まされます。来年ですねっ!(^◇^ゞ了解!
でも、あの深夜便は考えましょう。未だに体内時計が狂ったままですよ(汗。
自分達でも結構キツイ遠征ですが、すぎ爺さんの体力と気力には驚きです。
もっと頑張らなきゃと、いつも励まされます。来年ですねっ!(^◇^ゞ了解!
でも、あの深夜便は考えましょう。未だに体内時計が狂ったままですよ(汗。
Posted by memphisbelle at 2012年06月04日 17:37
けんぢさん、お疲れ様でした!
今年は帰りのフェリーまでお酒を控えめにしてメーターオーバーに挑んだのに
湖の女神さまは微笑んではくれませんでした(涙。
けんぢさんの、あの幻のメーターオーバー動画は次回お会いする時までに
コピーしておきますね。
今年は帰りのフェリーまでお酒を控えめにしてメーターオーバーに挑んだのに
湖の女神さまは微笑んではくれませんでした(涙。
けんぢさんの、あの幻のメーターオーバー動画は次回お会いする時までに
コピーしておきますね。
Posted by memphisbelle at 2012年06月04日 17:39
小平さん、今回も色々とお世話になりました。
そーですね。本命に出会えたので贅沢は言えませんが、どーも納得が行かない。
【釣れちゃった】感が強いのかもね。
アメマスのファイトもなかなかでした。あれを外道と呼ぶのは失礼ですよね。
40オーバーのウグイも含めて、美しい魚を育ててくれる湖に感謝です。
そーですね。本命に出会えたので贅沢は言えませんが、どーも納得が行かない。
【釣れちゃった】感が強いのかもね。
アメマスのファイトもなかなかでした。あれを外道と呼ぶのは失礼ですよね。
40オーバーのウグイも含めて、美しい魚を育ててくれる湖に感謝です。
Posted by memphisbelle at 2012年06月04日 17:44
2代目襲名、おめでとうございます。
楽しくもあり、苦しくもある遠征ですが結果だけが全てではないはず。
本命が二本…十分でしょ?
因みに、初代は北国でサジを投げたことがありません。
あれは、地元の某湖だけですよ♪
楽しくもあり、苦しくもある遠征ですが結果だけが全てではないはず。
本命が二本…十分でしょ?
因みに、初代は北国でサジを投げたことがありません。
あれは、地元の某湖だけですよ♪
Posted by 初代 サジたろう at 2012年06月05日 12:33
初代サジたろう様、ありがとうございます。(笑。
結果だけを求める釣行は一度もした事はありませんけど、廻りが結果を求めてますよ。
やっぱり、幻の言われるイトウを狙いに行った所為か、必ず最初の言葉は「釣れた?」です。
個人的には結果は全く気にしていないし、遊びとして釣りを考えているので
楽しければOKです。
匙太郎、ジク太郎...後は、振動太郎も有りかな(笑。すぎ爺さんが使用した
匙は優秀ですよ~。トラフェスで代表に使い方を教えて頂き、その動きに惚れました。
製品への思いはあの匙にも宿っていると感じましたね。
結果だけを求める釣行は一度もした事はありませんけど、廻りが結果を求めてますよ。
やっぱり、幻の言われるイトウを狙いに行った所為か、必ず最初の言葉は「釣れた?」です。
個人的には結果は全く気にしていないし、遊びとして釣りを考えているので
楽しければOKです。
匙太郎、ジク太郎...後は、振動太郎も有りかな(笑。すぎ爺さんが使用した
匙は優秀ですよ~。トラフェスで代表に使い方を教えて頂き、その動きに惚れました。
製品への思いはあの匙にも宿っていると感じましたね。
Posted by memphisbelle at 2012年06月06日 08:30