岩魚の聖地!銀山湖釣行(2009.4.26)

memphisbelle

2009年04月27日 17:35

福島県と新潟県境にある奥只見ダムの建設によって出来た人造湖の奥只見湖ですが、通称【銀山湖】と呼ばれ大イワナの聖地として多くのアングラーに親しまれていると思います。今回、その大イワナの聖地【銀山湖】へ釣行するチャンスが得られました。

ZANMAI代表小平さん、昨年も小平さんと銀山に入っているIさん、いそたろうさん、自分の4人での釣行となりましたが、芦ノ湖で釣果が出せずに悩んでいる自分には大きなプレッシャーです(汗。

小平さんと、Iさんは前日に別の湖を叩いてから銀山平入りしていますが、自分といそたろうさんは日帰り釣行なので夜中の1時半に待合わせをして一路銀山平を目指します。

途中色々あったけど、何とか6時ちょい前に銀山平到着。銀山湖の解禁当所の名物と言えば、水位が下がっているボート乗り場までの雪中軍!今年は雪が少ないと聞いていましたが、ドロドロの湖底を歩く覚悟をして荷物は最小限に。
*小平さんとIさんは自分達の到着前にボートの準備をしていてくれました。
申し訳ありませんm(。‘。)m

最初は小降りだった雨も徐々に雹混じりの冷たい雨に変わり厳しいなぁ~と思えば、曇りから青空が覗いたり、強風と竜巻、最後には雪まで降って色んな顔を見せて大歓迎してくれた銀山湖ですが、釣果でも歓迎してくれないかなぁ~(^◇^;ゞ あはは!


銀山湖のポイントは全く判らないので小平さんに全面的にお任せ、垂直に切り立った岩盤、赤土や砂のシャロー、無数にある流れ込み等々の岸ギリギリにルアーを通していく。かなりハードに岩盤に当ててもZANMAIのコーティングは厚くて丈夫だから問題は無い。
先週のGijieで銀山湖においてショートロッドでのミノーイングの記事を小平さんが書いていたが、まさにそれを実戦する形となったわけだ。

購入して以来、ずっと入魂の機会を待っていたZANMAIオリジナルロッドのRevel trouts 5.6にやっと出番が来た。
それに7cmMDをセットしてキャスト!最初に感じたのはルアーの重さがティップからバットに移るのが感じる事だ。何と言えばいいのかキャスティングの瞬間にロッドの何処でルアーを投げているのが、グリップを通じて手元で判る。それは、ルアーにアクションを与えている時も同じで、ルアーの動きが手元で感じる事が出来るロッドなんです。手元の動きがロッドのどの部分を使ってルアーを操作しているのかが判りやすい感じ。これが操作性の良さって事なのかな?
名前を入れてもらったこのロッドが、自分の手の延長と感じるくらいに使い込んで行きたいと思う。

そんな感触を確かめながら、小平さんのアドバイス通りに岸ギリギリにキャストし細かなトゥイッチを与えていると、ククッと小気味好い反応!
やった!ヒ~ット!
管理釣り場とは違う体中の毛穴からヘンな汁が出て来る様な感触が全身を駆け巡る。
バレるなよ!バレるなよ!と念じながらも、焦ってしまいロッドを立て過ぎてしまった。
(^◇^;ゞ がっちり喰っていたのでバレなかったが危なかったぁ。

小さいながらも立派な銀山イワナがネットに入った瞬間、喜びと感動が全身を走った。芦ノ湖解禁に続き3回目となるボートでのミノーイング。小平さんの、自分に【何とか釣らせたい】という気持ちが痛いほど伝わって来ていたので、ホッとしたのも正直な感想

ボート免許の無い自分と同船すると、エンジンがある後部とエレキを操作するための前部を行ったり来たり、それに今回は前にチェアが無いボートで、しかも荷物を減らす為に脚立も持ち込まなかったために片足で立ったままのエレキの操作だ。腰に持病を持つ小平さんには本当に申し訳無いという気持ちでいっぱいだった。

そんな姿を見てて、これで結果を出せなかったらと色々と考えてしまったのも事実。でも、それは小平さんも同じだろう。不甲斐ない自分が結果を出せないばかりに、かなり気を使っていたと思う。本当に良かった。

そして、もうひとつ良かったのは、Revel trouts 5.6の入魂が記念すべき銀山イワナで出来た事。それも作者の目の前でだ。これは嬉しい。

ホッとした小平さんが本領発揮!すぐに40cm程度の銀山イワナをキャッチ!ずっと自分に釣らせる為にボートを操船してきた小平さん、本気を出すとやはり強い。

自分も横目でロッドワークを盗み見てマネしてみると、ヒ~ット!今度の相手はジャンプして逃れ様とするが、1尾釣れた強みか、落ち着いてやり取りが出来た。最近増えてきたというレインボーでした。

その後は、雹と強風で釣りが難しくなり、チェイスがあったもののキャッチに至らず、ちょっと恐怖を感じるくらいの風と波を抜けてボート桟橋に戻ったのでした。桟橋に戻ると、Iさんも、いそたろうさんも綺麗な銀山イワナをゲット!それも 良型です。流石ですねぇ~


帰りは冷え切った体を銀山平にある温泉で温めて帰路に付きました。

今回自分達は泊まりませんでしたが、小平さんとIさんが泊まった宿の「銀山平温泉 村杉」は値段もリーズナブルで料理も美味く、オススメとの事でした。
また、今回の御主人の御配慮にはとても感謝です!

そして、同行して戴いた皆様、ありがとうございました。
ZANMAIの記事はこちら


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