鹿留Camp & Fishingで釣りの部を御報告します。
メンバーの内、Sさんは日頃の疲れからかテントで爆睡状態になったので残り5人でアフタヌーンチケットを購入し、初心者も居たので空いていた駐車場側へ入りました。
S君兄は弟が、青森Fさんは自分が面倒を見る事に。釣り経験のあるYさんは暫く勝手に釣ってもらう事にしました。早掛けで負けたヤツが食事当番だぞ~!なんて、言いながらノアのサンスイオリカラをボトムまで沈めて、チョンとやったらあっさり1投目から釣れてしまい、他のメンバーからブーイングの荒しに(汗。
ボトムバンプだと釣れる事は判っていたのですが、最初からそれでは面白くないので普通の巻きでの釣りをFさんに教えますが、スプーンを一定のスピードで巻く事が難しいらしく、手元を見ているとかなり巻きムラがあります。それではと、クランクのウォブリング振動をロッドに一定に感じながら巻く事を教えると何とか巻きはサマになって来ました。とりあえず、クラピーボックスを預けて好きなモノを選んで下さいね~と遊んでもらった。
鹿留湖の状況ですが、前回よりだいぶ濁りがあり魚の姿はほとんど確認出来ません。前日に天候が悪かったか雪白かと思ったのですが、管理のおじさんに聞いたら、この時期ではいつも通りの水質という事でした。
時間帯がちょうど渋くなる時間なので仕方ありませんが、魚の活性は高いとは言えず、味零を使って極低速で巻いているとヒットするパターンが続きました。となりで釣りをしているFさんは、ボトムクラピーで1尾キャッチしたものの後が続かず苦戦しているので、自分の味零を渡して、このルアーはゆ~くり巻いて下さいね~と言ったとたんにヒット♪もの凄く嬉しそうな顔に自分も嬉しくなった。
そしてコーヒーを飲みながらFさんの釣りを後ろから見ていたらキャストした味零がビュ~ンと飛んだので、おぉ、上手くなったなぁ...なんて、独り言を言ったとたんラインがフワフワと空中に漂っている。ガ~ン!!キャスト切れ。味零が...。
気を取り直して、“Fさん、気にしなくていいよ、ルアーは消耗品だからね♪でも、ベールはちゃんと起こしてからキャストしてね”なんて言いながらも目は必死で水面に浮いているはずの味零を探しているのであった(涙。
次にFさんが目を付けたのが、自分がさっきまで使っていてローテーするために避けていたツチノコ45ウッドブラウン。内心、ゲゲッと思ったが、TOMは初心者でも釣れるルアーとして開発されたので、ここは寛大な心で使っていいよ...と。
ここでやっぱり感じた事ですが、超スローの一定スピードでルアーを引くって難しいんだなぁ~と。味零でもTOMでも、それが出来れば釣れるのだが初心者にはそれが難しいらしい。とりあえずロッドに感じるブルブルが消えるか消えないかくらいで巻いてね~って(疲。
自分はザンマイクランクの旧型と改良型の違いを考察しようと試してみるのだが同じカラーがベージュしか無く、この日はベジュに反応がイマイチだったため魚の反応の違いは実感出来ませんでした。ただ、動きを見ている感じでは、普通の引き方では旧型の方が動きが良く、改良型は鈍い感じでした。ところが少し引く速度を落とすと、旧型の動きが急に悪くなり、改良型の方が低速でも動く事が判りました。又、目で見た感じではローリングの具合も少し違って見えました。活性が高い時は旧型で、渋くなったら改良型が釣れるのかも。
周囲が暗くなってから強かったのはやっぱりココニョログロー。このグローは自分でピンクのグローを買ってきて塗ったモノだが、すそのでも、鹿留でも薄暗くなった時間帯は本当に強い。そしてTOMのグロードットも活躍したところで、辺りは暗くなりグローでの反応も低下したところで、前回調子が良かったレイブのリップスレッドにチェンジ。前回ほどでは無いが反応は良い。
そろそろ腹も減ったしヤメようかと、Fさんと話していたら少し離れた場所の釣り人が大型をヒットさせていた。おぉ、あれはデカいなぁ~と思ったら73cmのイトウでした。(鹿留サイトの21日釣果情報で確認)
ところが逆を見ると、釣友のS君弟がやっぱり大型をヒットさせた様子。自分の釣りは終了して見に行くと、何とこっちにもイトウがヒットしていた。正月のイトウが成長したのかな?S君弟が初イトウを釣ったところで全員納竿となりました。
自分の釣りはあまり出来なかったけど、少しでも釣りの楽しさを体験してもらえて嬉しく感じました。その後、焚き火を囲んでの釣り談義が、本当に楽しいものになった事は言うまでもありません。