釣堀日記

自宅がある川崎を夜中の１時半に出発し、長野にある白馬八方ニレ池フィッシングセンターに到着したのは朝６時。車から出てみると気温は１７℃で少し肌寒く感じました。


朝のニレ池の様子。少し濁りが入っていました。

７時からオープンなのに既に桟橋で１人のフライマンが釣りをしている。関係者なのだろうか？
とりあえず、暫く見学をしているが釣れている様子が無い。う～ん、朝のベストタイムなのにフライでも釣れないのかと少し不安になる。

時間になったので受付に行くと、関東ではよく拝見するあの仲の良い御夫婦の姿がある。何だか嬉しくなって後で話しかけてみる事にして、とりあえずは初のニレ池記念すべき第１投にセミを選んだ。ライズはあまり見られないが朝一なので活性が高ければ出てくれるだろうと考えた。

読みは的中してセミに好反応で鱒がアタックして来た。こりゃ楽勝かなぁ～なんて思ったがバレた。数投して何回か掛けたものの全てバレ。あれ～、おかしいな。

TOPへの反応が悪くなって来たので、ザンマイクランク35のオリーブ赤ラメを投入♪ゆっくり引いてくるとガツンというルアーをひったくるアタリと共にドラグがジジィ～～と出ていく。おぉ、引くなぁ～なんて余裕をかましていたら、ジャンプ一番またバレた（涙。
おかしい？フックは新品、いつもはバレる事なんて少ないのに何でだろ～？

暫く悩んで出た結論。
それは立ち位置とロッド角度の問題。自分は池を囲む一段高くなった土手からロッドを下げた位置でリトリーブしていたのだが、下方向に合わせるとロッドで地面を叩いてしまうため上方向に合わせていました。その場合、合わせた瞬間一瞬ラインが緩む結果になりフッキングが甘くなっていたみたい。試しに土手から下りてしゃがんでリトリーブ。そこから上に合わせてみると、さっきのバレが嘘みたいに無くなりなした。そして、やっとキャッチ出来たのは開始から１時間近くなってからでした（涙。はぁ～疲れた。


やっとキャッチ出来る様になった（汗。

ところが、バレの原因が判ったと思ったら今度は急に魚の反応が悪くなり、ＴＯＭや味零のデッドスローにも時々ルアーに小さいアタリが出るものの乗らない。ニレの魚にデッドスローは通用しないのか．．．。
インレットには大量の鱒が浮いているのに、ルアーにはあまり興味が無いようで、ルアーを見ると逃げ出す始末（汗。

反応が悪いので、あの有名な御夫婦と話しでもしようかと思ったら、なんと２時間で帰ってしまい残念ながら、また会話が出来ませんでした。う～ん、朝一の２時間の反応で見切りを付けるとは．．．。

周囲の釣り人を観察してみると、アングリングファンＤＶＤの影響なのか、マイクロスプーンでボトムノックをやっている人ばかり。時々ロッドが曲がっている姿を見ましたけど、やっぱりボトムノックは強いですね。試しに．．．、本当に試しに(笑)１投だけペンタの黒を投げてチョンとやったら、なんと簡単に釣れちゃいました。

みんながロッドをチョンチョン動かしている姿は少し異様でしたが（笑）、１尾が勝敗を分けるトーナメントでは必須のテクニックなのでしょうね。


噂のペンタでは簡単にヒット♪複雑な気持ちだね。

でも、やっぱり自分としてはプラグの釣りが好きなので、友人がチョンチョンやってる横でグっと我慢の釣りが続いていました。
それでも、時々釣れる魚の魚体は綺麗でサイズの割には引いてくれ元気の良さをアピールしていました。


ツチノコ45をトゥイッチしたら喰ってきた鱒。

夕方になるとアタリも増えて、ポツポツ釣れる様になりましたが、クランクをあまりスローに引くより少し早めに引いて、且つ時々トゥイッチを入れてリアクションで喰わせる釣り方が良かったみたいです。

反応が良くなったので調子に乗っていたら、当日のヒットルアーであるザンマイ35オリーブ赤ラメが痛恨のラインブレイク！ウェイト調整してスローシンキングにしていたため回収不能でニレ池の底に沈んで行きました（涙。


夕まずめでのTOPは好反応♪

その後、TOPでの反応も復活してセミやポッパー、又自作のルアーでも釣れて楽しい時間が過ごせました。憧れていた長野の管理釣り場は、魚のコンディションの良さとロケーションの良さも相まって１年に１度は訪れてみたいと思います。


自作ルアーでも釣れました（嬉。

さぁ、次は王様の影響で人気急上昇の鹿島槍ガーデンです。