北海道遠征(2009春)最終日

memphisbelle

2009年05月28日 06:45

遠征最終日、飛行機の時間もあるから正午までの勝負となる。

不甲斐ない自分のために、こだいらさんが早朝からボートを出してくれるという事になった。実はボートを出そうという話は前からあったのだが、ここはエンジン船が使えないため、観光客が使う様な小型の手漕ぎボートにエレキを付けて使用するタイプ。自分はヒザと腰に持病があるためずっとヒザを曲げている体勢が非常に辛いので、あまり乗り気では無かったのだ。でも、自分に釣らせようとする熱心な気持ちに応えたいので最後に気合を入れボートで出撃する事にした。

こだいらさんと自分は、皆より先に起床し浜へ向かうと日曜日という事もあり何人かのマイボート持参の釣人が準備している。風も程よく吹いており期待出来る状況だ。先日ボートで出撃した釣人が数本のイトウを釣り上げたポイントへ、トローリングを流しながら向かうと流れが出来ていい感じ。ところが、芦ノ湖のボートと違い手漕ぎボートでの釣りは想像以上に辛かった。

キャストもロクに出来ない自分に、こだいらさんは今まで行ってないポイントへ上陸する事を勧めてくれた。そこは島じゃないので熊との遭遇もあるが、ボートでの体勢は耐えられそうにないので上陸を御願いしました。

ボートから上陸した地点は風裏になっている場所なので、風が当るポイントまではクマザサが生い茂る半島を横断しなければならない。
ゲゲッ!ここで薮漕ぎするの?熊の居る場所で?(; ̄□ ̄)
  
でも、期待に応えたいので、いつもより激しく熊避けの鈴を鳴らしながら進むと、こだいらさんが笑顔で待っていた。ん?何だよぉ~、薮漕ぎしなくても行けたじゃん!(;-_-)=3

赤土で滑りそうな場所でワカサギは見当たらなかったが風がいい感じで当っている。丹念に探りを入れていたら130スリムのグリーンゴールドに元気なサクラマスがヒット!幸先いいぞ~と思っていたけど、この1尾のみ。
 
こだいらさんはワカサギを探してくるね~って、湖岸調査に出掛けてしまった。背後からヒグマが出て来ないだろうなぁ~なんて、ビクビクしながら釣りをしていると、こだいらさんから少ないけどワカサギ発見の電話。行ってみるとイトウのチェイスが数回あったとの事で期待が膨らむ。そして、このポイントで最後まで頑張る事にしました。

水が濁っているからハデなカラーで、少し大きくジャークして喰わせのタイミングもあげてね。ミノーは少し小さめの方がいいよ。こだいらさんのアドバイスが響く。間も無く、こだいらさんにイトウがヒット!さすか有言実行の男である。
   
まだ大型のイトウがウロウロしているポイントだが、こだいらさんは釣りを中断し自分にポイントを譲ってくれたが残り時間も僅かだ。こだいらさんが後ろで見守る中、何かがヒット!(^◇^;ゞ あはは!ウグイでした。ネットを出してしまって恥ずかし~い(汗。

それでも集中して釣りを続けていると、ヒット!白っぽい魚体がウネってる。ん?イトウか?残念、アメマスでした。
  
これで北海道遠征は終了です。スポーツの試合で全力を出し切った様な清々しい気分でした。
残念ながらイトウには出会えなかったけど、サクラにアメマス、自分にとってはどれも大切なメモリアルワンです。


航空券やレンタカー、コテージ等、全ての手配をしてくれた幹事のいそたろうさん、最後の最後まで自分にイトウを釣らせてあげようと尽力してくれた、こだいらさん、ムードメーカーでいつもメンバーを励ましてくれた、すぎさん、本当にありがとうございました。

遠征でのトピックス等は、少しずつ思い出しながら御紹介したいと思います。


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