芦ノ湖 vol.7(2010.3.27)
27日土曜日、午前中は所用があり午後からの出撃。いつもだと帰りの渋滞がイヤなので夕マズメは敬遠するのだが仕事が約2ヶ月間の繁忙期に入り、休める時に少しでもフィールドに立ちたいとの気持ちもありますし、行かないと釣れないですからね。
14時過ぎ、元箱根の駐車場で準備を済ませ観光客で賑わう東岸をランガンする。
東岸は海外の観光客から写真を撮られたり、「何が釣れるのですか~?」「釣れましたか~?」毎度の質問に少々食傷気味になるが、これも芦ノ湖と受け入れるしかない。
湖畔に立つと
多くの公魚が接岸していた。これで風と湖流のタイミングが合えばチャンスがあるかも。今の芦ノ湖は水位が高く、ポイントによってはブレイクラインまでが遠いため、重めのルアーで遠投して狙うか、ブレイクからシャローに上がってきた個体を狙うしかない。公魚が接岸していれば、シャローでのチャンスも増えると思う。
公魚は接岸しており、風は北西からいい感じで吹いているのだが、何も起こらない時間だけが過ぎていく。う~ん、遠投して少し沈めてみるか。取り出したのは、北海道の海サクラで数々の実績を上げているMKクラフトのDECOミノーを淡水用に設計したもので
DECOミノーJr。洞爺湖での実績が高い。ワカサギカラーを選んで大遠投、カウントダウンでレンジを刻みながら探ること数投目にヒット!でも、小さ~い。
高い位置から投げていたので水面まで下りようとしたらジャンプ一番、バレた。(^◇^;ゞ あはは!
それを見ていたかどうかは判らないが、
横浜サンスイT氏に「風が強い時に良いですよ~」と勧められた移動重心のミノーを使い出したY氏。しばらくして、ヒット!の声が。ロッドの曲がり具合から先日放流したレインボーがヒットしたか。今年はまだ結果が出ていなかったY氏も、
これでレヴェルトラウトに入魂出来たね。
良かった、良かったと思っていたら、何と
少し銀毛したブラウンでした。すぎさんといい、Y氏といい、レヴェルトラウト入魂がブラウンなんて...。自分も69cmのレインボーと決して悪くは無いのだが、何だか複雑な気持ち。でも、特別解禁から苦戦していたY氏、おめでと~♪
ブラウン狙いの時は、
11~15cmのZANMAIビートアップやストレート又はスリム、
グリグリ用TOM、
Jun Minnow 130Fの様に細身のルアーをローテーションしている。スローフローティングでアクションを止めた時にゆっくり浮かぶルアーだが、Jun Minnowの130Fでアワビ貼りの1個だけは、やや重いのでトリプルフックを付けたらサスペンドに近いスローシンキングになった。
少し暗くなり始めた頃、このアワビ貼りを使って少しポーズを長めに取った時でした。突然、ロッドが持っていかれ物凄いトルクでレヴェルトラウトのバット部分が曲がった。うおぉぉ~!重い。走らないが、同じ場所でグィグィと必至に抵抗する何者かがヒット。追い合わせを入れろ!と天の声が聞こえ、1回、2回、あまりの引きに大物の予感♪確実に捕りたくてよせばいいのに、3回目の追い合わせを入れた時、突然ルアーが飛んできて後方の樹に引っ掛った。
抜けた~!ショック!×100
しばし呆然と立ちすくんでしまった。湖で大物に巡り合うチャンスは少ない。その少ないチャンスを確実にモノに出来る様にする事が大切!とは師匠の弁。本当にその通りだと思う。
めちゃくちゃショックで何回も大声を上げてしまったが、これだから芦ノ湖通いはヤメられない(笑。
追伸:今日は奈良子で渓流のトラフェスがあったのですよね~、行きたかったなぁ。
関連記事