2010年 芦ノ湖特別解禁釣り大会

memphisbelle

2010年02月22日 18:33

昨年の特別解禁もオカッパリで挑戦したものの見事に撃沈。スタートダッシュに失敗した1年間は何とも苦労のシーズンでした。
年券を購入して通うこと二十数回、結局メモリアルワンに出会うこと無く2009年のシーズン終了を迎え、もう来年は芦ノ湖に来る事は無いかな?なんて弱気になっていました。

そして、オフシーズン。何となく気が抜けた日々を過している自分を応援してくれる人がいる事に気付き、まだ挑戦して1年しか経ってないじゃん!そんな事で頑張ったと言えるのか?と自問自答を繰り返す。

そして、ZANMAI Revel trouts 7.6MTの発売と、北海道遠征用にオーダーしていたJun Minnow 130Fでしたが、栗田さんの「芦ノ湖解禁に間に合わせますねっ!」の一言で、気持ちは決まった。


そして、2010年もこの日を迎えた。早朝の箱根湾駐車場には続々とアングラーが集まり自然と気合も入るが、この時点でポイントは決まっていなかった。
条件にもよるだろうけど解禁時は湾内や東岸を狙うのが一般的。水温は5℃前後を示しているので年越しの魚を狙うのは難しいか?だったら放流の大型狙いにするか?悩んだ末に決めたのは静かな西岸の箒の鼻。


ところが、気を付けてね!ってあれほど言ったのに、同行のY氏が西岸のゲート折り返しで車をスタックさせる。(;-_-)=3
脱出に40分も掛かってしまい、他のアングラーに追い抜かれ辺りが明るくなってきた。仕方無いですね。箒の鼻まで行って先行者が居たらポインを変える時間も無いので白浜へ入りましょう。
フライマンが椅子を置いて場所取りをしているので白浜の端の方でやってみますか。

↓スタックするマヌケな釣り師と白浜の景色

静かな湖面を見つめながら昨年を振り返る。闘志と期待、そして不安が交錯するなかスタートの花火が鳴ると同時に周りの釣人も一斉にキャスト開始!解禁に強いと言われる派手目のカラーを選び、そして今回はブラウンだけに拘るのをヤメてレインボーも視野に入れた。
まずは魚を掛けなきゃスキルはアップしないし、テンションも上がらないため、今年の方針として決めた事。そして、TOMのレイク45や例の長いヤツ、そして、Jun Minnow 130F、又、スプーンのシーレーベルのアドロア箔7gも用意してローテーションに加えた。


開始して間も無く、自分達の左側で釣りをしていたルアーマンに50cmほどのブラウンがヒット、その向こうでも何やら釣れている様子。ところが、右側に居るアングラーにはヒットしない。どうやら左側にある桟橋で回遊コースが変わっているのか。左側に居たアングラーが計量に行くというので場所を移動しようかと思っていたらボートに先を越された。それでもジワジワと場所を移動させて行くと...ボートは小平艇でした(笑。
話を聞くと、もう少し左に寄った方が魚が居る様子。よし、場所を変えましょうとY氏と移動。


小平艇が場所を譲ってくれ丁寧に攻めればこの場所は出るかもとアドバイスをもらう。開始から3時間が過ぎようとしていた時、この日初めてライズを見た。すぐにライズに向けてキャストしたが空振りだったが、隣に居たY氏にヒット!Y氏も自分と同じZANMAI Revel trouts 7.6MTを購入して、ルアーもファット8.5cmの赤金だった。

やり取りを見ているとかなり大物の様だ。釣りを中断してネットを持って駆け寄る。「ゆっくり!丁寧に!」声を掛けるが、ドラグは出され、初の大物に体が硬直しているのか動きが悪い。「岸まで下がってズリ上げちゃってもいいから!」と言った瞬間、悲鳴の様な叫び声と共にロッドのテンションが無くなった。残念.....バレた。


気を取り直して釣りを再開、時々小さな誘いを入れる程度のスローなタダ巻きをしていた時でした。弱いけど確かな反応がPEラインから伝わった次の瞬間、反射的に合わせを入れると確かな生命反応。念のために追い合わせを入れるとヤツは物凄いトルクで沖へ走る。
チリチリとラインが鳴る。相手の隙を見てリールを巻くと、ヤツが見えた。デカい!何回も走られ、じっと耐え、バラすなよ~、バレるなよ~と、自分に言い聞かせるが、なかなか上がって来ない。


写真を撮ってるY氏に、「写真はいいからネットですくってほしいなぁ~」と応援を要請し、岸まで下がりながら魚を引き寄せる。
すると何を思ったか、Y氏も一緒に岸に下がってくる「一緒に下がってどうすんだよ~、前に出て!ネットは頭からね!」なんて、こっちは必至だ。

これでバラしたら悔やんでも悔やみきれない。腕が痛くなって来た頃にやっとヤツは観念したのか抵抗を止めて寄ってきた。ネットを持ったY氏によって無事にネットイン!と思ったら、ネットからボロリと落ちて再び闘争を始めた。「Yさん、御願いしますよ~(怒)」と言ってる時に、今度は携帯電話が鳴った
こんな大事な時でも携帯に出てしまうサラリーマンの悲しい性。

「調子はどぉ?今何処に居るの~?近くまで来ているのだけど」と、ザザギさん。
「今、大変なんだから自分で探して!端の方に居るから!」と冷たく切ってしまった。
ザザギさんm(。‘。)m

そんな大騒ぎの結果、やっとキャッチしたのは70cm弱の体高がある立派なレインボー。去年の苦労が報われた瞬間でした。
↓やっとキャッチしたレインボー、そして入魂完了のZANMAI Revel trouts 7.6MTとZANMAI ファット7cm Type2 キンクロ。良く見るとベリーのフックは曲がっているし、アイが横アイになってる(汗。

駆けつけてくれたザザギさん艇の生簀で回復させる。ん?生簀を見ると鼻曲がりのカッコいいブラウンが入ってるじゃないッスか!流石ですね。
その後も回遊魚を狙いキャストを繰り返すが反応は無く少し早めの終了としました。

ザザギさん達に預けたレインボー、皆さんの勧めもあり検量に持ち込んでみました。1位73.0cm、2位72.5cm、3位71.9cm残念、自分のは69cmで入賞ならず。でも、持ち込んだ魚を、「大きいね~、美味いから欲しい」と言われた時は嬉しかったなぁ。

ブラウンの部では、Iさんが56.5cmで2位、ザザギさんが54.0cmで3位に入賞、又、他のボートもブラウンやレインボーをゲットしてZANMAI大爆発の日でしたね~。


【皆さんの活躍集】*写真は全てクリックで拡大



【Tackle Data】
Rod : ZANMAI Revel trouts 7.6MT
Reel : Daiwa EXIST HYPER CUSTOM 2508
Main Line : VARIVAS SUPER TROUT Advance Max Power PE 1.5
Leader : VARIVAS EXTRA PROTECT SHOCK LEADER 16LB
Lure : ZANMAI FAT 7cm type2 キンクロ


尚、当日の様子はZANMAIブログでも御覧になれます。


あなたにおススメの記事
関連記事