芦ノ湖FINAL(2009.12.19~20)

memphisbelle

2009年12月24日 17:03

2009年、芦ノ湖もいよいよ禁漁期間を迎えた。夢のモンスターブラウンを狙って通ったシーズンもいよいよ終わりだ。
忘年会も兼ねて芦ノ湖最終日を芦ノ湖キャンプ村のコテージで1泊して迎えましょうと集まったアングラーは、こだいらさん、すぎさん、sirogisuさん、いそたろうさん、けんぢさん、ザザギさん、アラカツさん、シェフMさんと自分の9名。

19日(土曜日)【実釣編】
箱根の気温は氷点下5℃で途中の道路凍結も心配したが無事に湖尻のボート屋「うえ乃」へ集合したメンバー達。こだいら艇にはsirogisuさん、けんぢ艇にはいそたろうさん、シェフM艇には自分が乗り込み各々のポイントへ向かう。

九頭龍、和田ノ角、プリンス、養魚場、成蹊と東岸を流すも反応無し。あっという間に昼になってしまった。昼食に一度上陸。午後はすぎさん親分から「ワカサギの天ぷら」が喰いたいという注文が出ているのでワカサギ狙いに。
久しぶりのワカサギ釣りにワクワクする。

ワカサギと言ってもタックルは管釣りロッドと4lbを巻いたスピニング、仕掛けだけは「うえ乃スペシャル」を使用した。ところが、風が強くて仕掛けは流されるしアタリがイマイチ明確に出ない。

でも、同船シェフMの管釣りタックルはプレッソのSVFリミテッドにPEラインという超高感度仕様で、これだと、強風の中で小さなアタリでもかなり明確に出るのだ。改めてSVFとPEの組合せによる感度の良さを実感した。

ワカサギ釣りも楽しく、少々ムキになってしまったが16時になり終了~。この日は、いそたろうさんにブラウンの反応があっただけで全滅か?と思ったら、夕方からオカッパリで得意のポイントを攻めていたザザギさんからブラウンキャッチの連絡。

でも、富士山に見とれていて最後の最後に芦ノ湖温泉に浸かったとか?(^◇^;ゞ あはは!最後に締まりましたねっ!すぎさんも合流してさぁ、宴会だ~~!

19日(土曜日)【宴会編】
この日の宴会メニューは、モツ鍋大臣ザザギさん特製のモツ鍋(締めのうどんor御飯付き)、皆で釣ったワカサギ、野菜の天ぷら、焼肉、そして多くの差し入れがあり、調理長のこだいらさん、文字通りのシェフMさん、調理技師のけんぢさんが腕を振るった。ここのコテージは6人部屋でキッチンを囲んで半円状に座って飲んで騒いで話は尽きない。途中、渋谷サンスイの感謝祭に出席していたアラカツさんも登場して全員集合!今年は御世話になりました、来年もよろしく~!乾杯!!

翌日も仕事があるシェフMさんはここで帰る事に。ちょうど1年前の忘年会で初めてお逢いしたシェフMさん。今年は東古屋でも御世話になったし、最後は芦ノ湖でボートに同乗させて頂いた。ありがとうございました。良いお年をお迎え下さい。

ベランダにもテーブルが設置されているため日本酒で火照った体を冷やすには丁度良く、途中からザザギさん、けんぢさん、アラカツさんと氷点下のベランダで深夜まで盛り上がってしまった。

腕まくりサイコ~!

20日(日曜日)【実釣編】
2009年芦ノ湖最終日、早朝に目覚しをセットしたものの前日の宴会の余韻が残るコテージ内は誰も起床してくる様子は無く、2度寝を決め込む。のんびりとした朝に陽射しが眩しく気持ち良い。二日酔いの身体に苦いコヒーを流し込み、ここで帰るすぎさん、アラカツさん、sirogisuさんと別れ、朝マズメなんかとっくに終わってしまった頃に「うえ乃」へ。

ワカサギでも釣りますか?という話もあったが、最後の悪アガキでトラウト狙い。けんぢ艇にはザザギさん、こだいら艇には、いそたろうさんと自分が同乗させて頂く。3人は今年の芦ノ湖特別解禁でチャレンジした時と同じメンバーだ。

朝の時合は逃したが、とりあえず昨日いそたろうさんがブラウンをバラした?チェイスがあった?亀ケ崎へ向かう。エレキを使った巧みな操船で慎重にポイントへ寄せ、キャストを始めた直後に、またもやいそたろうさんにヒット!.....と、思ったらまたバレた。

う~ん、残念。好調ないそたろうさんが使っているルアーは、ZANMAIファット7cmType1シンキングでカラーはキンクロだった。
良いものは素直にマネさせてもらおう。(^◇^;ゞ

その後は、先行者の居ない有名ポイントをボートでランガンするが、ヒットどころかチェイスも無い。途中、平岩から白浜にかけてレインボー狙いに変更するものの何も起こらない。トリカブトを経由してから成蹊~庭石等の東岸を流す。強風でボートが揺れるなか懸命にキャストを繰り返すが芦ノ湖の神は微笑んでくれない。

そもそも岸寄りにベイトが居ないこの時期はキャスティングで狙うのは難しいんじゃない?と、自分の行為に虚しさを感じる反面、こんな場面をみんな経験してビックトラウトをゲットしているのだから気持ちが折れたらその時点で終わりだぞ!という気持ちが心の中で葛藤していた。

イヤ、こだいらさんの「最後はウェーディングで夕マズメをやりますか?」とのお誘いに即答でNO!と答えてしまったのは既に気持ちは折れていたかもしれない。この気持ちの弱さが今年の釣果に現れているのか?

でも最終日だぞ!と天の声に最後の気力を振り絞りカエル石まで流して、ちょうどボートの方向が変わり岸際へキャスティングするのが難しいため少し沖目にキャスティングした時だった。クンっという小さな感触がロッドに伝わり反射的に合わせた瞬間、生命反応がラインを伝わって来た。喰った!サイズは小さいが元気な感触がインターボロンに伝わる。

ブラウン用に少し強めのドラグ設定に10lbナイロンライン、そしてインターボロンの組合せなので、相手に対して強すぎるタックルなのか2度、3度とジャンプを繰り返す。ヤバイ!バラすかも。エリアだと何でもないサイズなのに、焦っていた自分が恥ずかしくなったけど、いそたろうさんに丁寧にランディングしてもらい無事にキャッチ!サイズは出なかったけど回復したヒレが綺麗なレインボーに感謝。小さくて恥ずかしいけど持たしてもらい写真を撮った。

昨日、ワカサギゲットで芦ノ湖のボウズ記録は終わりだね!なんて冷やかされたけど、最終日にトラウトの姿が見れて本当に良かった!同船していた、こだいらさんと、いそたろうさんにも感謝!そして、芦ノ湖のトラウトにありがとう。

最後に、亀ケ崎に戻ってみたがブラウンは姿を見せてくれなかった。
これにて2009年芦ノ湖は終了。また来年!

当日の様子はこちらでも!


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