朝5時半、芦ノ湖漁協前の駐車場では数日前の寒さが嘘の様に暖かい朝を迎えていた。
湖面に目を向けると産卵を控えたワカサギの群れが見え、それを追いかけるのは大型のレインボー...では無く、玉網を持ったワカサギすくいの人々~(^◇^;ゞ あはは!
えっ?あんなのでワカサギが獲れるのか?と思ったら結構獲れている。ふ~ん、色んな人がワカサギの接岸を待っているのですね(笑。
気を取り直して向かった先は元箱根に並ぶボート屋の間にある小さな流れ込み?がある場所。
先行者は殆どが餌釣り師でルアーを投げている釣り人は5~6人しか居ませんでした。
・最初に釣りをしたのは観光客も多く集まるこんな場所。
・ワカサギの群れがチラホラと。
ボートを借りようか悩みましたがキャンプの準備があるので、とりあえず 「おかっぱり」 をする事にしました。
この辺りにもチラホラとワカサギの群れが見え、時々レインボーも回遊して来るのが見えます。
まずは、ストラクチャー周りを中心に攻めてみるも反応はありません。ボート屋のおじさんオススメのポイントを狙うもアタリもチェイスもありません。
周囲の釣り人を見ても、ルアーも餌釣り師も釣れていません。また、沖でボートから釣りをしている人達のロッドが曲がっている姿も見掛けませんでした。時々、地元の人が話しかけてくるのですが、数日前に雪が降る前は良かったけどね~だって。
水温が急激に下がって活性が下がってしまったのかな?
このポイントでZANMAIファットMDを1個、TOMのレイクを1個、フクシルアーのミノーを1個、根掛かりで失ってしまい落ち込んでいたところに別部隊からキャンプ場到着の電話があり、一度釣りは休憩してその日のキャンプ地である「
芦ノ湖キャンプ村」へ向かいました。
テントの設営を終えてから、今度はウェーダーを履いてキャンプ場前から早川水門までの間を先行者の合間をぬってランガンしました。ウェーダーはネオプレンじゃないので、腰くらいまで入って頑張れたのは30~40分くらいなので回遊待ちというより、ストラクチャー周りやブレイクを見つけて狙い打ちしますが、こちらでも結果は得られませんでした。
おまけに、こっちでもZANMAIファットMDを1個ロストしてハンドメイドルアー合計4個の高い授業料になってしまいました(涙。
・キャンプ場前の雰囲気
キャンプ場前で朝から餌釣りをしている方と少し話しをしましたが、やはりこの日は厳しかったらしく1日の釣果が25cmくらいのレインボーが4尾だったそうです。
言い訳っぽくなっちゃいますが、誰にでも釣りやすく管理されている釣り場と違い、自然条件によって魚達は釣人の手の届かない場所に行ってしまうのでしょう。久しぶりのボウズは悔しいはずなのに、何だか楽しくなってしまうのはヘンですかね?
近くでウェーディングしていたルアーマンとフライマンは誰も釣れていなかったのですが、それがキッカケで色々と話しが聞けました。特に定年を迎えて解禁から毎日の様に芦ノ湖に通っていると言っていた初老のフライマンの話は楽しかったです。
焚き火を囲んで飲みながらもっと話しを聞きたかったのですが、定刻に帰らないと奥様が心配するとの事で帰って行きましたが、ウェーディングで冷えた体を温めながら自然の中で釣りの話をするのは、釣りとは違う別な楽しさがありますね~。
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焚き火を囲んで飲む酒は美味い!
今回初めて湖でウェーディングを経験しましたが、水面が近いので何だか新鮮な感覚で釣りが出来ました。ちょっとハマりそうです。
でも、浅場から沖のブレイクにキャストするので、手前まで引いてきてブレイクでボトムコンタクトした時に運悪く岩や石の隙間に挟まってルアーをロストするのは痛いなぁ。
また作ってもらわなきゃ(笑。