鹿島槍ガーデン(2007.8.27)

memphisbelle

2007年09月05日 00:45

長野寄り道釣行2日目。
そこは管理釣り場の聖地、日本一魚の引きが強い管理釣り場とも言われる鹿島槍ガーデン。王様のDVDを何回も見てイメージトレーニングはバッチリ♪自然と気合も入ります。


人気の2号池。真ん中に島があり、数箇所にホール(穴)があります。

開門少し前に到着し、準備している時間は何処へ行ってもワクワクする楽しい時間です。少しして管理棟が開いたので、中へ入り受付をするのですが、ここって名前と住所を書くのですね。

ロッドが引っ掛かりそうな扉を開けると、アルビノだらけの飼育池がありビックリ。こんなに大量のアルビノを見たのは初めてで、何だか金魚屋さんみたい(笑。

まずは人気No.1の2号池に向かうが何処がいいのか見当が付かない。常連さん?達は四角いポンドの川側と受付側に散っており、何とインレットの川側は釣り人が居たが道路側は空いていた。ラッキ~♪インレットから島周りが攻められるじゃん♪(この時は最高のポイントだと信じて疑わなかった)

友人とインレット道路側に釣座を構えた場所は、メインの流れ込みと道路側からの小さな流れ込みが複雑な水流を形成しており絶好のポイントに見えたのだが、水質がクリアな上に流れ込みからの土砂の堆積で水深が浅く、魚が丸見えでサイトでの釣りが強いられる。

とりあえず記念すべき第1投目は、王様に敬意を表して4gゲタのブルーカモをチョイス...と、思ったが、やっぱり朝一なのでセミを島の道路側に扇状にキャストして魚の反応を見てみました。

魚の反応は凄く良く、何度もアタックして来ますがなかなか乗りません。友人と二人で30分くらいセミ攻撃を仕掛けてみましたが、友人がブラウン1尾をキャッチしただけでフッキングしない。(・_・?) ハテ?

あんまりセミを喰うのがヘタなのでクランクにチェンジ♪いつもの様にスロ~に引いてくると、ググッと巻きが重くなったので、巻き合わせを当てると...ん?何かヘンだぞ?上がってきたルアーを見ると髭が生えていました。う~ん、これが有名な鹿島槍の藻かぁ。


自慢の顔も髭面に(^◇^;ゞ あはは!

藻の上っ面ギリギリがキモだと聞いたので、ロッド角度と巻きスピードを色々変えてみますが、藻の高さもバラバラなので調整が難しく、本当に苦労しました。それにクランクへの反応がイマイチで、これだけ透明度が高いとスローに巻くルアーを魚にじっくり観察されてしまっている様な気がしました。見切られているような...。

そこで、クランクにアクションを与えてリアクションバイトさせようと、ハデなカラーのディープクラピーを遠投して、リール5回転に1度チョンとロッドをあおると、2投目でガツんとひったくる様なアタリと共に綺麗なブラウンが釣れました。


尾鰭まで綺麗な鹿島槍のブラウン。

同じ様な釣り方で少しは状況が良くなったもののパターンとは言えない反応なので、1号池に遊びに行くと...あれっ?魚影が極端に少ないぞ!クリアなポンドは隅々まで見えるのですが、個体数が少なく狙いを定めてルアーを通しても反応してくれません。数投で1号池は撤退する事にしました。

1号池から2号池を見渡すと、自分達がさっきまで居た場所はかなり浅く、魚影も少ない様だったため場所を川側へ変更しました。こちらは目視でも明らかに個体数が多く見られ、王様がアドバイスしたと言われるホールがあり、水深があるので藻の心配は少なそうです。そのホール(穴)周りのカケアガリを丁寧に攻めると、やっとパターンらしい釣れ具合になり一安心。

ところが、日本一と言われるほどの引きが強い固体にはなかなか出会えず、やっぱり渋い時間がやって来ました。すると、友人は『集中力が続かないよ~』なんて叫びながら川エリアへ避難。
暫くすると、おっちゃんがペレット撒きに来ました。すると、どーでしょう。マイクロスプーンをキャストする度にバシャバシャと魚が集まって来て爆釣状態に。そんな釣りって楽しい?

  
川エリアで楽をする友人。

渋くなった2号池で、試しに自作を投げてみると...。偶然出来上がったルアーとはいえ、こんなに釣れると嬉しくなってしまう。


独り2号池で遊んでいると、こっちにもさっきのおっちゃんがペレット撒きにやって来た。これで釣れるかなぁ~と思ったら、着水音に反応はするものの引くと後を追わなくなるヘンな状況に。
ポチャンとルアーが水面に落ちると、バシャバシャ寄って来るのですが、時々間違ってフッキングする魚は居るものの、ルアーは追わない。あれれ?

試しに餌色のノアを投げると、引いても簡単に釣れる。う~ん、ペレットに慣らされてしまったのか?お前らにはフィッシュイーターのプライドは無いのか?何て思いながら虚しくなってしまった。


夕方になり、魚の反応も元に戻ってクランクにも反応が良くなったものの、やっぱり小型のモデルの方が釣果が安定していました。


ツチノコちびが、当日1番デカいブラウンを連れて来てくれました。

帰り間際に、何回もヒットしたものの全てバラしていたアルビノが、やっと釣れました。


機会があれば記事にしたいと思いますが色々と考えさせられた長野釣行でした。
サイズの割には引きが強い魚と綺麗な魚体に大満足して、再び挑戦する事を心に誓って鹿島槍を後にしました。


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