この前、すそのFP釣行の続きです。
同じカラーだけどアクションの違うルアーを使い魚がどんな反応を示すかという実験をしてみた。
先日はZANMAIのクランクとミノーを使った内容を書きましたが今回はTOMを使っての実験です。
上から、おぼっこ、ツチノコ40と45です。
実験はフロッグカラーで、TOMのモデルは、おぼっこ35、そしてツチノコ40と45を使ってみました。
最初に使用したのが、自分がTOMを使う時にパイロットとしているツチノコ40です。TOMの基本的使い方は、一定のスピードでスローに巻くだけで、レンジは普通のクランク同様、巻く速さでも変えられますが、自分はロッドの角度で調整しています。
さて、実釣ですが、キャストするとZANMAIクランク同様、魚がルアーの後を同じスピードで付いて来ます。
魚の動きを観察していると、『興味はあるけど、ちょっと怪しいなぁ~』なんて、言っている様に感じます(笑。
なかなかバイトしないのでツチノコ45にチェンジ。45はTOMの中では一番スローに引けると思うので、ゆっくりした動きで怪しいなぁ~と、感じている魚を焦らして、思わず口を使わせる作戦に。
ところが、すそのFP上池の魚はヘソ曲がりなのか、あんまりスローだと見向きもしてくれませんでした。えぇ~!何で?下池だと効果的な方法もダメなの?TOMのスロー引きが苦戦するとは悩ましい。さて、どうしよう。
最後は、おぼっこ35です。
おぼっこはツチノコと違ってウォブリングに少しローリングが入っている感じです。ツチノコよりは早く巻かないとアクションしないので、先ほどより早く巻いていると、おっ?反応するじゃん♪でも、40と同じでなかなかバイトに至らない。
一定速度の巻きを一瞬でも緩めると、魚はUターンしてしまうので、少しずつスピードを速めると白い口が開いた!思わず合わせてしまったが、タイミングが早過ぎてスッポ抜けた(汗。
ん?まてよ。早巻きが好きなの?再度キャストしてスローで魚の興味を引き付けておいてから、リールをグリグリって巻いたら、魚が焦って思わずルアーを喰った!
(^◇^;ゞ あはは!バ~カ!なんて思わず独り言が出てしまったが、ん?まてよ??確か、管理釣り場のスーパーテクニック2でTOM高木さんが無段階リーリング?とか言ってたなぁ~と、ふと思い出した。
おぼっこ35にヒットしたデカ鱒。ネットに入ってからフックが外れてしまいましたが、ハイパーフックが伸びててヤバかった。
ツチノコ40に戻して、キャスト&スロー巻き。魚が付いて来たら少しずつスピードを上げて...うわぁ~!惜しい!何となく喰いそう。何回も繰り返すが難しいなぁ。まだ、すそのFPは水質がクリアで魚の反応が見えるから色々出来るけど、見えないところで水中をイメージしながらこれをやるのは、余程そのルアーを使いこなしてないと難しいかな。もっと練習しなきゃ。
残り時間も少なくなったので他のルアーでも反応を見るかと、ピンクのココニョロをキャストしてみました。ニョロニョロと高アピールにヤル気満々の鱒が離れた所からスッ飛んで来て飛びついた。単純なヤツだなぁ~なんて独り言。ど~も、歳を取ると独り言が多くなってね(笑。
ニョロはいつもいい仕事しますね。
それと、自分が好きなルアーにグラスホッパーがあるのですが、このルアーも動きがツチノコと似てて釣れますよ。特にこの色がいいけど、もう売っている店を知りません(涙。
結局、アクションがどーのこーのより、クランクの巻きスピードによる魚の反応の違いを見ただけで終わりました。もっとも、釣れるパターンって無限にあると思うので、それを色々と考えるのが面白いんですけどね。