東北地方太平洋沖地震
今さらですが、3月11日(金) 14時46分ころ、三陸沖を震源とする「東北地方太平洋沖地震」が発生致しました。
震災でお亡くなりになられた方々に心よりご冥福をお祈り申し上げると共に、被災された方、そしてご家族の方々に御見舞い申し上げます。
自分は石油精製会社に勤めており、震災発生後は全社員が激務に追われていました。
石油精製装置、石油タンク、埋設配管等の安全・健全性確認等々。
残念ながら関東でも8ヶ所ある製油所の内、4ヶ所が操業停止となり、流通関係でも津波や地震の影響で、貨車出荷、船舶による出荷が停止するなど混乱が続いていました。
当所でも一部発電設備の火災、石油タンクにおいてはスロッシングによる屋根の損傷等がありましたが、現在は装置もMax処理となり、灯油・軽油・ガソリンの出荷増、発電設備も火災のあった機器を除き、残った発電機で電力会社にフル送電中です。又、被災者に向けてドラム缶詰めの灯油出荷が夜問にも出来る様に照明設備を増設中です。
今、自分達に出来る事...。
たまたま自分はエネルギーを供給する会社なので、全力で仕事を遂行し早急に安定供給する事にあると思います。危険物を取扱う仕事であり、同業他社の災害を報道で見て心配した親戚や仲間達から電話やメールが来ていましたが、あまりの忙しさにまともな返事も出来ずに申し訳ありませんでした。何とか頑張っています。
一昨日は久しぶりに21時頃帰宅したのですが、バスを降りたら輪番停電中で真っ暗な街となっていましたが、家があるじゃないか。
暗い都会にいつもより多くの星が見えて感傷的になったのか、
誰に言うでもなく“頑張れ!”と、声に出ていました。
さぁ、午後も頑張らなきゃ。
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